京都 感染状況悪化時は
レインボーブリッジ赤点灯

東京都は、緊急事態宣言が解除されて休業要請などを段階的に緩和していく間に感染状況が再び悪化した場合、臨海部にかかる「レインボーブリッジ」を赤く点灯させて、都独自の警戒呼びかけ、「東京アラート」の発動を知らせることにしています。

東京都は、緊急事態宣言が解除されたあと、休業要請などを段階的に緩和する一方、感染状況が悪化した場合は再び要請を行う方針です。

都は、どういう状況にあるかを知らせるため、緊急事態宣言の解除後、7つある指標を象徴する7色のライトアップを臨海部にかかる「レインボーブリッジ」で夜間、行うことになりました。

しかし、感染状況が悪化して再び要請を行う目安の数値を超えた場合は、赤く点灯させて、都独自の警戒呼びかけ、「東京アラート」の発動を知らせることにしています。

一方、都は、休業や営業時間の短縮の要請を4段階で緩和する方針で、最初は、飲食店や博物館、観客席を除く屋内の運動施設や学校などを対象にするということです。

その後は、学習塾や劇場、集会場など、その次の段階ではネットカフェやパチンコ店などを緩和し、最後は全面的に緩和する方向で最終的な調整を進めていて、22日午後、発表することにしています。

小池知事「ぶり返せば『東京アラート』」

東京都の小池知事は都庁で記者団に対し、22日発表される新型コロナウイルスへの今後の対応をまとめたロードマップについて、「基本的に段階を踏んで緩和をしていくが、また感染症がぶり返えせば警戒を呼びかける『東京アラート』を鳴らして、また逆戻りということもあろうかと思う。そのあたりは臨機応変にやっていくとともに、皆さんと意識を共有しわかりやすいものにしたい」と述べました。