米大統領来日 技館など
10か所でドローン飛行禁止

アメリカのトランプ大統領が日本を訪れるのを前に、政府は、警備に万全を期すため、安倍総理大臣とともに相撲を観戦する東京 両国の国技館など、10か所を小型の無人機=ドローンの飛行禁止区域に指定しました。

アメリカのトランプ大統領は、25日から国賓として日本を訪れ、安倍総理大臣と一緒にゴルフをしたあと大相撲の観戦をするほか、来週27日には、天皇陛下との会見や首脳会談が予定されています。

これを前に政府は、トランプ大統領の滞在期間中の25日から28日まで、トランプ大統領の訪問先の周辺などを、小型の無人機=ドローンの飛行禁止区域に指定しました。

飛行が禁止されるのは、ゴルフが行われる千葉県茂原市のゴルフ場や、大相撲夏場所が行われている東京 両国の国技館、日米首脳会談が行われる東京 港区の迎賓館、それに両首脳が視察を行う神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地など、10か所です。

これらの区域で無断でドローンを飛ばした場合、警察官は、所有者の同意を得なくてもドローンを強制的に回収できることが法律で認められています。