閣危機管理監に
沖田元警視総監起用へ

政府は、高橋清孝内閣危機管理監が近く退任するのに伴い、後任に沖田芳樹元警視総監を起用する方針を固めました。

内閣危機管理監は、大規模災害やテロなどの緊急事態が発生した際、総理大臣官邸で情報収集や関係府省庁の調整などを指揮するポストです。

平成28年9月からおよそ2年半在任し、北朝鮮による弾道ミサイルの発射や西日本豪雨などの対応に当たった高橋清孝内閣危機管理監は、近く退任することになっています。

これに伴い政府は、後任に沖田芳樹元警視総監を起用する方針を固めました。

沖田氏は東京都出身の62歳。昭和56年に警察庁に入り、愛知県警察本部の本部長や警察庁の警備局長などを経て、平成28年に第93代の警視総監に就任し、およそ1年間務めました。

この人事は来月5日に発令されます。