池田大作氏への弔意 “岸田首相個人として哀悼の意”官房長官

公明党の支持団体、創価学会の池田大作 名誉会長の死去を受けて、岸田総理大臣がSNSに投稿した弔意のメッセージについて、松野官房長官は、個人として哀悼の意を示したものだと説明しました。

創価学会の池田大作 名誉会長の死去を受けて、岸田総理大臣は18日、旧ツイッターの「X」に「歴史に大きな足跡を残された」などと弔意のメッセージを投稿しました。

松野官房長官は、20日の記者会見で記者団から「池田氏が公明党の創設に関わった経緯から、政教分離の観点で問題があるとの指摘が、SNS上で相次いでいる」として、政府の見解を問われ、「コメントは、個人としての哀悼の意を表するため、岸田総理大臣個人のSNSのアカウントやウェブサイトで弔意を示したものと承知している」と説明しました。

また、過去に宗教団体の幹部が死去した際に、総理大臣として弔意を表したことはあるか問われたのに対し、「『ベネディクト16世名誉教皇』の逝去にあたって表明した例があると承知している」と述べました。