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「性暴力を考える」取材班 ディレクター 村山 世奈

村山 世奈の書いた記事一覧
菜の花
性加害を行う要因として、征服欲を満たしたい、劣等感やコンプレックスなどを癒したい、などがあるなら、(日本では加害者の多くが男性なので)「男性は強くあらねばならない。なよなよしてはいけない。弱音を吐いてはいけない。感情を見せるは我慢すべきだ。」などの世間のイメージを解いていかなければいけないと思う。 何も征服する必要はない、力の強さを示さなくても良い、悩みを口に出して話しても批難されない、そういう生き方ができないと、自分より弱い存在を傷つける暴力が生まれ続けてしまうのではないか。 そのためにも、包括的な性教育が望まれる。今まで性的なことはタブー視されてきたが、「性欲は恥ずかしいことではない、性行為は相手と自分を幸せにすることもできる(その反面傷つけることもできる)」という学習を行うべき。 また、加害者の再犯防止のためにはカウンセリングや自助グループへの参加などは必須にすべきである。
つめきり
新世紀の放送を見ました。フラッシュバックに注意と前置きがあり、それを納得したうえで見ましたが、自分でも忘れていた性被害を思いだし、動悸が止まらなくなりました。 私の場合は小学生の時、留守番中に家を訪ねてきた業者に、具合が悪いから触ってほしい、と性的な部分を数分間触らせられたことです。 あとで親に話し、通報もしましたがしばらく留守番や異性が怖くてたまらなかったことを思い出しました。 他にも登下校中の付きまといや痴漢もありますが、こんなに自分の心が蝕まれているとは思いませんでした。 今の子供達が被害に遭わないよう、未来の犯罪者にならないような教育、また子供を守る法律を社会全体で進めていってほしいと思います。
mm
まずは、早急に、ご遺体への凌辱を罰することのできる法整備と、被害者の救済を望みます。 もうひとつ、性犯罪の再犯率の高さにも目を向けるべきです。 性犯罪の多くに、性嗜好障害という精神病が疑われますが、疾病なので罰則で治癒することはありません。 また、本人の意思で克服できるものでもありません。 犯した罪は当然償わなければなりませんが、それだけでは不十分。 新たな被害者を生まないよう、受診と治療までを義務化し監視すべきです。 執行猶予となり収監されなくても同じです。 そこまでしなければ、性犯罪を撲滅することはできないと思います。
まりな
私も子供時代、同性の女の子から、人前で私のズボンをずり下ろされた(不幸中の幸いパンティは偶然、落ちなかったけど)事があります。同性からされた事だし、私は相手が無邪気な子供のイタズラをしただけと受け取り、 苛められたとも思ってなかったし、同性から された事だから性暴力をされたんではないと、ずっと思ってました。 だけど最近、高齢の母に打ち明けたら、 「それは性暴力だ。貴女は性被害に遭ったんだ」と母から指摘されて、驚きました。 確かに、恥ずかしい事をされたとは思ってましたが、まさか私が性暴力を受けた被害者だとは自覚してませんでした。
「性暴力を考える」取材班
皆さん、コメントをありがとうございます。 この記事でお伝えした航空機内の盗撮被害は、客室乗務員のかたがたに限らず、一般の乗客にも起こり得ることです。誰の安全も脅かされることのないように、一刻も早く被害に遭った人が守られる仕組みが整うことを願っています。
りく
そよかさん、世の中に出てくれてありがとう。一人の人間としての尊厳を、モノとしての記号に押し込めて殺す行為は殺人として立証されてもおかしく無いほどの犯罪だと感じた。性犯罪が殺人の次に重い量刑になり、被害者の明日を繋げる支援が生まれますように
匿名希望
とても勉強になりました。 痴漢抑止活動センターのTwitterから飛んできました。 私も咄嗟のときには身体が固まってしまうタイプです。 子どもが椅子から落ちてしまった時も 手を伸ばせば助けられる距離なのに 「あっ!落ちてしまうかも…!!」 と思いつつゆっくりバランスを崩す様子を固まって見てしまっていました。 昔、民法のバラエティ番組で 「頭上に大きな球が降ってきたとき(当たらない距離で止まる)、 男性はすぐに避けられるけど女性は避けられずに固まってしまう人が多い」 という実験をやっていたのを覚えています。 今のところ、性差は確認されていないのでしょうか。

"性的DV"で妊娠 母と息子の26年

2022年2月18日 8コメント
「性暴力を考える」取材班
皆さん、たくさんのコメントをありがとうございます。 性暴力被害による妊娠は、社会が思っているよりも多く起きているのではと思います。 そんな出生の経緯を、長男に打ち明けるべきか、打ち明けないべきか。 打ち明けたあと、長男は、どんな思いや傷つきを背負うことになるのだろうか…。 マイコさんは何度も何度も悩み、葛藤しながらも 告白する道を選びました。 この選択も、被害の“その後”のひとつの形です。 記事が公開された後、長男から 「めっちゃ よかったで!おかんがおるから 俺がおるからな!ありがとう!」 というメッセージが届いたそうです。 その言葉に、マイコさんは生き延びてきたことの喜びと癒やしを感じたと教えてくれました。