倒壊した家屋の中で撮影された“38秒”

撮影者／石川県珠洲市 巽通敏さん（52）
地震で自宅が倒壊、その1階部分に15時間にわたり生き埋めになりました。

気づいた時には目の前は真っ暗、柱や梁(はり)に体をはさまれながら夢中で撮影した貴重な映像です👇

住民100名 11日間の“孤立”サバイバル生活

撮影者／石川県珠洲市高屋町 番匠さとみさん
地震による土砂崩れなどで集落の道路が寸断され、孤立した状態に。

電気や水、通信など、あらゆるライフラインが断たれた中、取り残された住民100人は「どのように生活をしていたのか」―11日間の記録とは👇

間一髪で避難　ドラレコ映像に残っていたのは…

映像提供／濱近栄さん
迫りくる津波の脅威も記録されていました。
濱近さんが車で高台に避難しようとする途中、杖をついて歩く女性の姿が目に入ります。
助けようとしたその時、後方から津波が…👇

観光地「千枚田」で被災 支えた8人の若者

能登半島随一の観光名所「白米千枚田」。
唯一の交通ルートが土砂崩れで寸断し、地元住民と観光客80人が孤立状態に陥りました。

撮影者
左上：金沢市在住 兵吾桃花さん　右上：愛知県在住 水野翔太さん
左下：千枚田がある地区の区長 白尾友一さん　右下：妻・白尾真紀子さん

見ず知らずの人たちが旅先で遭遇した過酷な状況。
その空気を変えたのは、愛知県から来た8人の若者でした。
脱出までの5日間の記録です👇

能登の風景を残したい

撮影者／又木実信さん(32)
能登の美しい風景や暮らしを伝えたいと写真を撮り続けてきた又木さん。
能登町白丸地区にある実家を津波と火災で失いました。

それでも能登を撮り続ける決意をします👇

番組ではさらに深掘り

5本の動画に記録された”極限”の被災地体験。クローズアップ現代では、撮影者の証言や、私たちが学ぶべき教訓など、さらに詳しく取材しました。

4月1日(月)放送 クローズアップ現代「住民が撮った“極限” 『未公開映像』で検証する能登半島地震」
見逃し配信は4月8日(月)夜7:57まで

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