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「医師の働き方改革」クローズアップ現代で体験談や情報を募集中

長時間労働による過労死が問題となってきた病院の医師たち。

来年4月から「医師の働き方改革」が実行されますが、改革に現場が追いつかず窮状を訴える声や患者へのしわ寄せを危惧する声が相次いでいます。

医療現場の実情や情報をお寄せください。

(「クローズアップ現代」取材班)

情報募集中

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担当 「クローズアップ現代」取材班の
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みんなのコメント(28件)

感想
傷だらけの天使
50代 男性
2024年3月5日
脳外科救急などハードな分野で病院勤務していた。寝る暇なく食事シャワーの時間さえろくに取れない。体力的精神的に皆限界だった。周りで過労死した若い医師三人知っている。次は自分の番だと思い辞めました。
医師不足なのに定員減らしてきた厚生行政に疑問。せっかくやる気ある若者を排除し、コスト労力時間かけ育てた医師も失い。これは長年続いてきた事。今頃騒いでいるのが滑稽。
提言
佐渡丸
30代 男性
2024年1月23日
厚生労働省・労働管理局が病院にだす宿日直許可が、公的に例示している条件に満たない病院にも多く許可されてる。そのため宿日直許可が出てしまったために『給料が減り、働く時間が変わらない』という異常な状況がうまれている。
体験談
やまだはじめ
50代 男性
2023年11月29日
きょうの、クローズアップ現代の、医師の働き方改革、見ました。妻と母が、以前、ガンで、おなじ医師にかかりました。医師は、午前中は、診察。午後に、手術があります。週に2日、医師として活躍しています。ガンの執刀医は、大変だな?と、妻と母は、医師に感謝していました。働く医師は、昔は、神様という感じで、ありがたい存在で。医師の、働き方が、問題あるのは、残念です。以前のように医師が、働き方普通になればいいです。医師が、働き方が、普通の社会じゃない、日本は、まだ健全じゃない社会と思いました。
提言
えひめ
20代 女性
2023年11月29日
来年から愛媛県で循環器の専攻医になります。わたしの研修先はA水準(960時間未満)を強要しており、月80時間を超えると働き方改革を進めている先生から、循環器の部長が怒られてしまいます。そのため実際に働いた時間よりも短い時間しか残業をつけられません。専攻医は若い間にいかに経験を積めるかもとても大事です。負担が多すぎることも問題ですが、働きたい人が働けない、サービス残業が増える方が問題と思います。患者は減らない、業務量も変わらないのに残業時間だけ減らせ減らせと言われて困っています。それにより給料も減るばかりで、楽で稼げる科に人が流れて大変な科はますます人手不足になると思います。日本も海外のように業務内容によって報酬を変えたり、事務作業は医師以外で行えるようにするなど効率よく診療できるようなシステムをまず作って欲しいです。
体験談
宿日直許可
30代 男性
2023年11月28日
救急病院の当院の宿日直許可、深夜は「通常勤務」の扱いらしいです。宿直でもなく、普通に勤務だから普通に働いてくださいねってことらしいです。深夜明け方に救急対応しています。
体験談
内科医
20代 男性
2023年11月26日
救急病院で働いています。宿日直許可を得ていますが実際は救急車が絶え間なくきており宿日直というよりも通常勤務です。
労働時間にカウントされないことに憤りを感じます。
体験談
あおしか
50代 女性
2023年11月26日
薬剤師です。薬の処方に関して、簡単な処方変更(ジェネリックから先発品への変更、先発品調剤での普通錠から口腔崩壊錠への変更、一包化調剤、湿布薬の使用枚数など)にも医師の許可が必要です。薬剤師が判断できる範囲を狭めて、医師自身で自分の首を絞めているようです。
体験談
産休・育休の補充要員がいない
30代 女性
2023年11月25日
産休・育休で抜けた医師の補充要員はなく、残りの人員でカバーするのみなので、疲弊しています。育休が明けた女性医師は当直が免除されていますが、カバーで疲れ果て、体調を壊してしまった私は、当直に入っています。給与は当直に入っても入らなくてもほとんど変わらないです。私自身はまだ子供はいないのですが、もし産休育休をとっても、育児は夫にまかせて当直に入りたいです。周りがやっぱり、しんどいからです。
悩み
大学院生
30代 男性
2023年11月25日
大学病院の医師の給与の現状、デューティの多さ、教授のお金への関心のなさは非常に問題です。

時給1500円で大学院生を臨床業務に動員し、(月◯時間は無給という契約書があります)
研究業務への時間を奪う一方で、研究デューティの進捗が悪いことへの圧力、休日を削って非常勤勤務をしているのが現状です。
キャリアへ支障があってはいけないと、皆は声を大にできないパワーバランスがございます。

人手不足、業務効率化への関心が薄い、生存者バイアスがかかった上司が多く困っておりますので、取り上げて頂きたいです。
提言
チップ
40代 男性
2023年11月23日
働き方改革によって給料が減るか、病院が感知しないようにバイトをするかしかお金は稼げないようになることを理解しています。
主な勤務先のスタンスは物価高など関係なく時給換算でいえば薄給で継続するでしょう。そして稼げないために感知しないレベルでバイトをする医師が増え、自己責任を強いる形になるでしょう。つまり改善ではなく現場レベルでの改悪になるわけです。
家庭持ちであれば、当直ありの医師の家庭は共働きは難しいので、子を持つ働き盛りの世代の医師は必然的に生活に不安を覚え、ドロップアウトしていくでしょう。
現に周りの医師は責任感のあるなしに関わらず、自分の生活も鑑みて勤務医ではなく開業医への選択をしています。
ただでさえ救急医療は都内ですらたらい回しではるばる都内の端っこからやってくる人も見ます。
大袈裟ではなく、今後勤務医が激減し、救急医療の破綻が来る日も遠くはないでしょう。
感想
REX
50代 男性
2023年11月19日
「少子化と経営効率のはざまで」(←必ず読んでください)との遺書をのこし、過重労働から鬱病を発症した44歳の小児科医が病院屋上から飛び降りたのが1999年(最高裁で和解成立が2010年)。奈良県立奈良病院(当時)の時間外労働裁判の判決確定(県の上告棄却が2013年。労働時間の長さも、それに対する報酬のなさも、ずっと前から問題だったわけです。ここ数年の問題ではないのです。働かせて賃金払わないならせめて時間制限を、という決まりになるのかと思いきや、厚労省が「自己研鑽」などとわけのわからない理屈でタダ働きを正当化しようとしている。そんなに日本型医療を壊したいのでしようか。その先にどんな医療体制があるのでしょうか。
体験談
内科
30代 女性
2023年11月19日
大学病院勤務。以前は当直明けは休んで良いことになっていたが、働き方改革にあたり、当直を宿直として申請し、当直明けも1日働くように変更された。業務内容は変わらず、救急や病棟対応などを行っておりほとんど寝られない日もある。
感想
匿名希望
40代 男性
2023年11月19日
医師12年目の産婦人科医の勤務医です。
私は1ヶ月に1-2日の休みです。
残業時間はタイムカードを押して病院から把握されますが、その後残業時間の申請用紙に残業そのまま記載したところ、院長と部長の会議で80時間労働で申請している医師が多く、厳重注意をするようにとのことで、部長からの指示で現在は50時間程度の残業時間しか申請できていません。
また、当院は周産期母子センターで緊急搬送や緊急手術があるのにも関わらず、宿日直届けを(申請方法のコツは巷で出回っています)ので提出しています。
そのため、当直当日も1時間おきに起こされて診察しても、実質5分ほどしか当直業務としてみなされず、当直時間はほぼ給料が出ない仕組みになっています。外勤も働き方改革のため行えません。現在の「医師の働き方改革」は名ばかりのもので、病院の保護のための施策だと現場にいる医師は思っています。現状だと犠牲者は必ず出ます。
悩み
HO
30代 男性
2023年11月19日
地方救命センター医師です。働き方改革によって近隣の2次病院がほとんど宿日直許可を申請しており、今後時間外での救急患者受け入れを中止することが決定しそう。それに合わせて三次救命センターに新たに夜間急患センターを設立予定とのことだが、その人員や箱について話は進んでいない。そのため三次救命センターへの救急受け入れが急増し、地域の救急医療が成り立たなくなることが必須である。宿日直許可制度は明らかに病院管理者に有利な話であり病院として勧めることが待ったなしで、臨床現場や地域の救急医療に即していないと感じる。
感想
ふみと
20代 男性
2023年11月18日
来年、大学病院に就職予定の医学生です。
今回の改正によって、先輩の若手医師たちも多く不安を抱えています。特に大学病院では給料が安く、バイト先で稼ぐ人が大半です。大学病院以外での労働時間も換算されることになり、今回の改正で手取りが減るといった事態も予想されます。
友人でも比較的業務量が少ない診療科を志望する人が増えてきてます。(そちらのほうが労働時間が短い診療科であり、にも関わらず稼げるからです)
産婦や救急などで医師数が足りてない中、それらの診療科の医師不足が更に加速し、最終的には国民の医療アクセス悪化につながるのではと不安でなりません。
現在にまで積み重ねた多くの問題(過剰なクリニック数、大規模病院が利益を出しにくい構造、診療科・地域での医師の偏在)を解決せずに、労働時間にだけ制限を設けるのは根本的な問題から目を背けているだけだと感じざるを得ません。
提言
田舎の元外科医
60代 男性
2023年11月18日
医師の働き方改革は医師の健康問題のためだけではなく、医療安全の問題でもあります。未だに当直明けほぼ徹夜のまま次の日の外来、手術、検査を行っている医師は少なくありません。自分やご家族が手術を受ける際、徹夜明けの医師が執刀する可能性があると言うことです。それを解消するためには、一病院当たりの医師数を増加し医師の交代制勤務を導入する必要があり、そのためには急性期病院を集約化し医師と患者を集約することが必須となります。
体験談
SO
40代 男性
2023年11月18日
大学病院の専門医師はスタッフ(助教以上)とそれ以外(専攻医や大学院生)に分かれます。スタッフは定員が決まっています。専攻医はスタッフにならない限り何年やっても退職金、住宅手当、交通費などゼロです。大学院生は博士号を取得する上での研究期間(4年)の間に何年か臨床業務(検査、処置、外来、手術、当直など)を受け持つ事が一般的ですが、少し前までは無給の病院がほとんどでした。最も重要な事実は、スタッフか否かに関わらず外病院を応援する『外勤(バイト)』に行かないと大学病院の医師は満足な収入を得る事はできないという事です。バイトは移当直も多く連続勤務の原因となり医師を疲弊させる原因です。つまり最も実働している先生方が週の何日かは勤め先に不在という事実を知らない患者さんやご家族は多いです。
あと大学病院は他職種が代行できる仕事を医師が担いすぎです。書類記入、カルテ作成、薬剤投与、輸血の確認、患者搬送等。
感想
リンドウ
20代 男性
2023年11月18日
都市部の急性期病院。現在の超過勤務時間は月150?200時間くらい。制度が変わったところで業務量が減るわけではないのだから、勤務簿上、働いていないことにして無給で働くしかない。
現場には何もメリットのないただの制度改悪。
提言
匿名希望
30代 女性
2023年11月18日
30代外科医です。働き方改革とは名ばかり、実際は時間外を自己研鑽にしたり、残業を過少申告させて、見かけ上の時間外を減らしているだけ。80時間を超えて申告すると、産業医面談や、翌月以降の働き方に制限がかかる、と脅される始末。教授などの、上からそう言われたら、医局員は従うしかない。
また、日本一救急車が来る病院ですら、日当直許可(ほとんど業務がない寝当直)を取れる始末。
こうすることで、次の日も働かせられるし、当直代も安く済む、という低額働かせて放題になりつつある。
本来、適切な時間外給与を支払い、働いた者に報いることが目的のはずなのに、実際は改悪ばかり。
・宿日直許可を得ている病院の実態
・実際の残業時間と、申告された時間の乖離
・時間外を少なく申告するよう有形無形の圧力をかけられた医師数
・学会などの自己研鑽とされる業務の多さ
など切り込んでほしい。
提言
KO
2023年11月18日
コロナ禍で医療の重要性が叫ばれ、医療や介護の重要性は高いことを身に染みて感じました。しかし、医師の過重労働、自死は軽んじられています。その背景には医師の給与が国民全体の平均年収より高額であるがゆえの僻みがあると考えます。
医師の実労働時間は長いままで給与に反映されないだけの今の働き方改革は、僻みを解消するための一つの方法になってしまっているのではないでしょうか?
先日の国家公務員の給与引き上げについても同様だと思います。責任のある職に対して、国民が給与に不満を持つから給与を低めに設定するようでは、国や医療の発展は見込めないです。責任ある職にはそれ相応の給与や待遇をしてより良い人材が余るようにすべきと考えます。
提言
西風
2023年11月18日
「医師の働き方改革」では当初想定されていたほどの「患者へのしわ寄せ」はどうも起こらないような流れです

本来、宿日直許可は「常態としてほとんど労働することがないこと」が条件のはずですが、明らかにこれに反する宿日直許可が乱発される見込みです
また、宿日直許可があれば一晩中救急患者を診ても労働時間とは計上されず、研修医以外は翌日の代償休息も「配慮」するのみとなってます
また、時間外労働も「自己研鑽」とするようむしろ圧力が強まっている施設も聞きます

働き方改革の趣旨に反した、合法的に過重労働がより隠蔽される事態が懸念されています
感想
2023年11月18日
例えば、あなたが入院していて、もしくは緊急で処置が必要になった時、または、大切な家族が亡くなる時、主治医が『時間なんで帰ります』『働き方改革で、明日は休みなので来ません』と言われたら、どうしますか?代わりの医師はいたとしても、納得されますか?
日本人のその感情が医師の過剰労働に繋がっていると思います

この処置はこの先生じゃなくては出来ない、この先生立ち会いじゃないと出来ないというものも多いです
医師の成り手や、確かな技術を育てる先輩が必要です

また、やはり、女性は出産育児でお休みする期間があったり、思い通りに働けなくなる環境があります
本音を言うと、同じ成績もしくは少しの差ならば男性医師の方が長く働く、言い方は悪いですが使える医師になると思います
体験談
田中
20代 男性
2023年11月18日
産婦人科医です。批判する人は多いですが、以前産婦人科医は全員過労死してもおかしくない働き方をしていました。このような外圧がなければ変わらない、「医師を選んだんだから、これくらい働いて当然だろ。」という雰囲気があります。皆わかっていながら自分で変革しようとはしません。また民間病院が7割を占め、医師会の開業医への利益誘導もあり、病院の統廃合が進みません。クリニックで分娩をとるといった危険極まりない行為が野放しにされています。大量にある分娩施設全部に産婦人科医の夜間当番がいる状態で、大変非効率です。クリニックは外来のみで、手術と分娩は総合病院へ集約化することで経営効率化を行い、当直ではなく夜勤で手術や分娩に対応するべきです。行うべきは自己負担割合の増加と、分娩と手術の施設加算による大規模病院の経営改善です。同時に医師が病院長になる医療法を改正し、経営に慣れた人が院長になるべきです。
体験談
ぼのぼの
30代
2023年11月18日
都内の小児病院に勤務している医師です。私が所属している部署は当直がありませんが、若手が3人しかいないため、3人で毎日のオンコール(何かあったら呼ばれて院内患者の対応を行う)を回しています。オンコールは必ず1-2回は呼ばれますし、家に帰れないこともよくあります。
そのため、時間外勤務は80-90時間ほどになりますが、小児診療は保険点数が低いので小児病院はどこも赤字で人件費を払えないのでみんな時間外勤務を50時間程度に抑えて申告しています。
これは病院が悪いというよりは、経済的な仕組みから大量の仕事を少ない人数で割らなければいけないことからきており、働き方改革は嘘は時間外労働時間の申告で対応せざるを得ない病院がほとんどだと思います。
体験談
匿名希望
30代 男性
2023年11月17日
大学病院勤務の医師です。大学病院の医師の給与は一般的に低く、多くの大学病院医師がアルバイトで生計を立てています。勤務時間が制限されることによって、給与が最も低い大学病院での勤務時間のみ確保され、アルバイトが制限される事態になっています。
根本的な問題として、大学病院医師の給与を上げることが大事なのではないでしょうか。
悩み
大学病院勤務医師
30代 男性
2023年11月17日
労働時間を抑制しても、組織(各診療科)全体の仕事量が減るわけではない。医師の労働時間を減らすためには、医師の仕事量を減らすこと並びに市民の医療への意識を変えていくことも必ず必要である。
提言
しろくま
40代 男性
2023年11月15日
大学病院で働き方改革を担当している医師です。時間外労働の制限が設けられる一方で、不採算医療を担う大学病院の経営は厳しく、より多くの患者を診療することを求められています。また、診療の質の向上についての社会の要請は年々強まっており(病院機能評価など)、それも医師の業務量の増加に繋がっています。タスクシフトを推進するための大型の補助金や診療報酬の増額なくして、大学病院における働き方改革は不可能であり、いわば絵に描いた餅です。トラック運転手への時間外労働規制に伴って運送会社が運賃を値上げするように、病院の収入を増やすための施策を、国には打ってもらいたいです。
提言
かりの
30代 女性
2023年11月15日
医師の働き方改革の犠牲はその後ろにいる看護師やコメディカル。
タスクシフトされた側の業務量が増えるだけ。
医師の働き方改革のために医師を増やす→人件費が上がる→経営のために削れる看護師やコメディカルの人数を減らす→結局現場が疲弊する
診療報酬をあげなければ医師の働き方改革なんて不可能