子育て、仕事、家事、病気、災害、介護… つらいときに支えてくれた“推し”
あさイチ「#教えて推しライフ」のアンケートに寄せられた声をご紹介します。
「推しのために応援する」。 一見派手に見えがちな推し活ですが、推し活をしている人たちの思いはそれぞれだということがアンケートの回答から見えてきました。
突然の病、家族の介護、子育ての悩み、災害時…そのときに支えになるのが“推し”。
日常生活の中で目を背けたくなるほどつらいとき、逃げたくなるときに心の片隅に推しがいることで、少しだけ笑えることができたというエピソードや推しをきっかけに仲良くなった「推し仲間」が心の支えになったというエピソードをお伝えします。
「BE:FIRST」を推す女性は、ことし元日に起きた能登半島地震の時、推し仲間とのつながりで不安な思いを消し去ることができたといいます。
(#教えて推しライフ取材班)
元日 能登半島を襲った地震 支えてくれたのは推し仲間
新潟市に住む、まゆこさんです。まゆこさんの推しは「BE:FIRST」。SNSなどを通じて仲良くなった仲間たちとこれまで鑑賞会をするなど楽しんできました。
まゆこさんを襲ったのは、元日に起きた能登半島地震。新潟市も最大震度5強の揺れに見舞われ、液状化など大きな被害が出ました。
当日、まゆこさんも市内の自宅で地震にあいました。津波警報が発令されたため、子ども2人を連れ、近所の高い建物に、急いで避難したと言います。
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まゆこさん
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一番高いところに避難した状態でも本当にこれで大丈夫なのかっていうのはもう思えなくて、怖かったです。とにかくずっと怖かったです。
夜になっても自宅に戻れず、不安が募る中、まゆこさんが励まされたのが、推し仲間からの連絡だったといいます。
地震直後から、ちゃんと避難できているか、呼びかけあったり、「みんな大丈夫?」と、お互いを気遣う言葉が、行き交いました。
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まゆこさん
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本当に励ましたりとか心配とかっていう感じで連絡をくれて、連絡くれるだけでもすごく心強かったです。
1月下旬、地震があってから、初めてとなる推し仲間との集まりがありました。会話は励まし合った、あの日の話題に…。
地震の日は夫が仕事でいなかったので、子どもと自分だけですごく不安だったけど、みんなのメッセージとかがきてほっとしましたね。
みんながつながってるじゃないけど、ひとりじゃないっていう不安が解消してうれしかった。
こうやって元気な顔が見れて、ほっとするというか、本当によかったね。
「推しに誇れる新潟に」 はじめたボランティア活動
そして、メンバーでこれから力をいれていこうと話していることがあります。それが BE:FIRSTをもじった 、「Clean:FIRST」というボランティア活動。
フェスなどで、たびたび新潟を訪れてくれるBE:FIRST。そのときに「誇れるような、キレイな新潟を見せたい」と活動を開始したのです。
メンバーはSNSで呼びかけ、これまでBE:FIRSTが訪れたフェス会場の周辺や、海岸などを定期的に清掃してきました。
この日は、今年、清掃活動を行う場所の相談も行われました。その中で、メンバーからあがったのは、「地震の被害が大きかった新潟市西区のエリアを清掃しよう」という提案です。
地震の被害を受けた新潟を元気にしたいー。
ことしの春、みんなで活動することを決めました。
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まゆこさん
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BESTY(BE:FIRSTのファンネーム)は本当にたくさんいるので、そこのパワーをちょっと借りて活動がもっと大きくなったらうれしいなと思いますし、それで新潟全体がキレイになったらいいなと思います。
BE:FIRST推し みなさんの声
子育て、病気、災害…推しに支えられたエピソード
アンケートでは、人生の様々なシチュエーションで推し&推し仲間に支えてもらったというエピソードが寄せられました。同じような経験がある方もいるのでは?
もし、推しによって支えられたエピソードがあればこちらの記事にコメントをお寄せ下さい。
あさイチ「#教えて推しライフ」の続編を2月19日(月)に放送されます。
いただいたコメントは19日に放送でもご紹介予定です。
2月19日(月)あさイチ「#教えて推しライフ」続編の放送が決定しました。推しによって支えられたエピソード募集中です。こちらからコメントをお寄せ下さい。
いただいたコメントは、19日の放送でもご紹介する予定です。