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“自分らしい生き方” 語り合おう NHK・民放SP座談会

誰もが自分らしく生きられる社会をめざして、NHK「#BeyondGender」では番組横断でジェンダーをこえて考える情報を放送とデジタルで発信しています。

3月上旬には「国際女性デー」にあわせ、民放各局と連携してスペシャル座談会を行いました。7局のアナウンサーと記者が集まり、就職など人生の岐路に立つ学生のみなさんを前に、働き方や生き方について自らの経験を交えながら語り合いました。

まもなく新年度。“自分らしい人生”をどう生きるか、一緒に考えませんか。
(#BeyondGenderプロジェクト班)

【関連番組】
3/31(日) 午前8:30~8:55 [総合]
『あのころのわたしへ ~就活・生き方 語り合おう~』
※放送後1週間、見逃し配信でご覧いただけます

世代の異なる7局のアナウンサーと記者が集合

<出演>※写真・左から
・伊東 敏恵(NHKアナウンサー・1996年入局・大河ドラマ『光る君へ』『映像の世紀バタフライエフェクト』語り)
・鈴江 奈々(日本テレビ アナウンサー・2003年入社・『news every.』キャスター)
・森川 夕貴(テレビ朝日アナウンサー・2016年入社)
・久保田 智子(TBS記者・2000年入社・『NEWS DIG』編集長)
・佐々木 明子(テレビ東京アナウンサー・1992年入社・『WBS(ワールドビジネスサテライト)』キャスター)
・佐々木 恭子(フジテレビ アナウンサー・1996年入社・『ワイドナショー』担当)
・森田 美礼(TOKYO MX記者・2016年入社・『news FLAG』キャスター)

就活時代に“やってよかったこと”は?

#BeyondGenderでは事前に「働き方や生き方をめぐるお悩みや質問」を視聴者のみなさんから募集しました。就職活動が本格化するこの時期、寄せられた声の多くは「就活への不安」でした。

「自分のやりたいことが定まりません」
「周りはインターンなどに参加して就活を始めていますが、“自分は何もできない”と焦ってしまいます」
「志望の業種が自分に合っているのか、不安です」

7人は就職活動をしていた頃の自分を振り返り、当時“やってよかったこと”について語りました。

テレビ朝日 森川夕貴アナウンサー ※左・入社当時
森川夕貴(テレビ朝日アナウンサー)

いざ就活生になって、「わたし、何がしたいんだろう、何ができるんだろう、何を仕事にしようかな」とすごくドツボにハマって悩む時期が長かったんですね。

だからこそ世の中にあるいろいろな企業を知ってみたいと思って、いろんな業種の企業説明会とかインターンに参加して、「ここだったらキラキラ輝いて働けるんじゃないかな」とか「これはちょっとわたしに向いてないかな」など取捨選択することを就活のときにすごくやりました。いろんな業種を見てみることが大切と思います。

TBS久保田智子記者 ※右・学生時代(アメリカ留学時)
久保田智子(TBS記者)

今、お話を伺いながら思い出したんですけど、わたしはおじけづいちゃって。大学3年生になって、何をしたかというと留学することにしたんです。いったんここは心が追いつかないから外に出てみようって思いまして。


結果、すごくよかったんですね。自分が持っていた価値観とはまったく違うところに出てみて、親から離れて自立して暮らすということもとてもいい経験で。留学をしたことがすごく自分を変えてくれたなと思っています。


就職したあと、2年くらい年次が上の人は同期にたくさんいました。だから、もし“心がついていかない”という方がいたら、回り道、寄り道するのは全然OKと思います。

フジテレビ 佐々木恭子アナウンサー ※右・学生時代(卒業式)
佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

学生時代、すごく自信がなかったんです。周りがものすごく賢く見えちゃって、自分が何をしたいか、何が好きだったかもわからなくなる4年でした。でも1個だけ、「どう生きたいか」の夢はありました。「一生続けられる仕事をしたい」「それをしながらチャンスがあれば家庭を持って子供を育てたい」という、この2軸で生きることが夢だったんです。


自分の子どもの頃を思い返すと、お医者さん、看護師さん、先生など、女性が一生働くとなるとプロフェッショナルな仕事しかなかなかないだろうなと思って、実は会社員になるというイメージをしていなかったんです。


で、何が起きたかというと阪神淡路大震災です。わたし、実家が全壊したんですね。そのときに食い入るように報道を見ていて、画面の向こう側から自分の故郷について親身になって話してくれる人たちの姿を見て、「これしかない」と。あれがなかったら、たぶんこの仕事に就いていないと思います。

NHK伊東敏恵アナウンサー ※左・学生時代(就活時)
伊東敏恵(NHKアナウンサー)

わたしは中学生のときからカウンセラーになりたかったんです。人を助ける仕事をしたいなというのがずっとあって、大学も心理学科に入ったんですが、いろんな家庭の事情うんぬんで大学院に進学できなくなって、急遽、就職活動をしなくてはいけなくなって、大学の就職課に相談しました。そうしたら「人に関心があって、言葉にも関心があるならマスコミはどう?」と言われて、「じゃあ、まだ間に合うNHKを受けよう」と。当時わたしは新聞しか読んでいなかったので、慌ててテレビを買い、面接に臨みました。


結果、アナウンサーになって、取材するなど人に関わる仕事、言葉に関わる仕事ができて、やりがいを感じています。


就職活動で、自分の小さい頃の夢がかなう人は正直言って数パーセントなのが現実です。ですので「自分の好きなこと」「得意なこと」「関心がある・やりたいこと」の共通項を見つけて、そこにマッチする職種を複数選んでおくことがすごく大事と思います。

仕事・家庭 両立の秘けつは?

アンケートには「働き方」に関する悩みも多く寄せられました。

「就職後、自分の時間が作れなさそうで不安です」
「仕事もしっかりしたいけれど、結婚もしたいし子どもも欲しい。両立できますか」
「結婚・出産したあと 元の職場で同じように働けるのか、心配です」

2022年に入社7年目で結婚した森田美礼(みれい)さんも、ぜひ先輩たちに聞いてみたいことがあるといいます。

TOKYO MX 森田美礼記者  ※右・学生時代(就活時)
森田美礼(TOKYO MX記者)

わたし自身も育休や産休後の生活について不安を感じている人のひとりです。公の場では初めてお伝えさせていただくのですが、妊娠7か月を迎えました。

一同

おめでとうございます!

森田美礼(TOKYO MX記者)

ありがとうございます。夫がテニスプレーヤーで海外を転戦しているものでほとんど日本にいないんです。年間の3分の1ぐらいしかいなくてもう“ワンオペ”は確定している状況なので、今後早く復帰はしたいけれども仕事との子育て両立できるのかという不安があります。ぜひ先輩方にわたしもお聞きしたいです。

(左)フジテレビ 佐々木恭子アナウンサー   (右)TOKYO MX 森田美礼アナウンサー
佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

なんとかなるから大丈夫!でも頑張りすぎないで、というところですよね。


ここまでの道が本当に笑顔ばっかりだったかというと、そうとう歯を食いしばった思いもあります。


第2子を生んだあと、夫が海外赴任したいと言い始めたんです。「えー?ちょっと待って」というのはわたしの心の本音ですね。ただ結婚するときに「家族なんだからお互い、やりたいことは応援しよう」と言って結婚したものですから、「え?」という気持ちは声に出さずに「行っておいで」と言ったんですね。だから2人抱えてまさに5年“ワンオペ”でした。

森田美礼(TOKYO MX記者)

どうやっていたんですか?

佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

くじけそうなことはいっぱいあったんですよ。そのときの感情を思い出すと、仕事場でも子どもに対しても、何と闘っていたかというと“罪悪感”です。


例えば、子どもの行事に行っていても途中で「ごめんね」と言って抜けてくる。職場に行くと、何かを取材していてもそろそろ保育園のお迎えの時間になると「早く終わんないかな」みたいに思ってしまって。そんな気持ちで現場にいることに「ごめんなさい」って。ずっと「ごめんなさい、ごめんなさい」と言っていたんですね。


あるとき、この思い込みを捨てなくてはいけないと思って、「できない」ではなくて「どうやったらできるのか」ということを考えようと。そして「人を頼ろう」と思いました。そばにいた両親にお願いし倒しました。保育園の人たちにも助けられました。本当にたくさんの人の力に支えられました。でも「頼っていい」と思うまでに時間がかかった感じですね。そこまではかなり綱渡りでした。

鈴江奈々(日本テレビ アナウンサー)

わかります。今、わたしも正に育児と仕事の両立をしています。恭子さんのいう“罪悪感”。わたしの中にもあったんですが、なぜ“罪悪感”が生まれるのか。「女性がするべき」とか「母親がするべき」など、知らない間にすり込まれてしまっていることが少なからずあると思うんです。


例えば、わたしが出張したり外に出て仕事したりしていると、「小さいお子さんがいるのに大丈夫?」と周りは心配してくれるんです。でも、この掛け声を夫は職場でかけられているのかなと思うんですよ。この違いはなんだろうと。


みんなの中で“当たり前”だと思っていることを少し疑ってみて、あるいは、「なぜそう思ってしまうのだろう」ということを声に出して悩みを共有するだけでも、意識を変えていく一歩になって、働きやすくなる、仕事と子育ての両立もしやすくなるのかなと思います。

伊東敏恵(NHKアナウンサー)

“思い込み”は可能性を狭めてしまいますよね。わたしも娘が小学校3、4年生のときに単身赴任をしたんです。子どもをパートナーに託して。首都圏近郊だったので週末は帰っていたんですが、そのときに先輩から「お子さんを置いて単身赴任、かわいそう」と涙目で言われたんです。


わたしは部下を育てたりする経験のためにも必要な役割だったので、自分から「単身赴任をしてキャリアを積みたい」と選んだのに、先輩からかわいそうがられて、「このーっ!」という気持ちで。「単身赴任は男性がするもの」という“思い込み”がある中、「よし、この単身赴任の期間に、自分自身はキャリアを積み、娘にも寂しい思いをさせないよう、(仕事と家庭を)両立してやる!」と思いました。


その結果、娘はすごく自立的な子どもになりました。そのときの家族関係がいちばん平和でしたね、夫が自然に家事をやったので。

さまざまな生き方 納得して進む 道を狭めない

自分自身が生き方を選べる時代だからこそ大切にしたいことがあるという声も。

伊東敏恵(NHKアナウンサー)

たまたま、今ここには育児に関わっている女性が多いですが、大変なのは育児だけではもちろんなくて、自分自身の病気のことや介護のことなど、人生で大変なときや、仕事と両立しなければならないことがあると思います。


また、子どもを持つ・持たない、結婚する・しないも含めて、いろんな選択肢があって、それを主体的に選べる時代。選択肢が広がる中、自分が納得して歩ける、進めるようになるといいなと思います。

佐々木明子(テレビ東京アナウンサー)

その点で言いますと、わたしは育児の経験がないんですね。いいですか?のろけて。わたし、夫が大好きなんです。夫が実は大病しまして、自然に子どもを授かることはなかなか難しいのではないかということもあって。結婚前に2人で話して納得して「子どものいない生活」を考えていこうと。

さまざまな生き方があると思います。いちばん大事なのは自分が納得しているかどうか。


会社のサポートにしても育児にしても産休にしても、今、社会のシステムが全て変わろうとしています。みなさんは本当にいい時代に生きていると思います。自分たちで変えることができる時代なので、声をあげてください。つらいことがあったら声をあげれば、みんなが仲間になってサポートし、解決しようとしてくれます。

だから決して道を狭めないように、オープンマインドでいてください。

“自分らしく生きる”ために大切にしている言葉

アンケートには就活や働き方だけでなく、こんな悩みも寄せられました。

「人と比べてしまいます」
「自分を好きになれません。どうしたら自分を大切にできますか?」

そこで7人から“自分らしく生きる”ために大切にしている言葉を教えてもらいました。

『幸せに生きないともったいない』森川夕貴(テレビ朝日 アナウンサー)

「なんで自分は持っていないんだろう、なんで自分はできないんだろう」と“負のスパイラル”に陥ってしまうことがあるんですが、ふと振り返ると「1年前、誰と比べていたっけ?何に悩んでいたっけ?」と全く思い出せない。悩んでいた時間はそうとう無駄だったんだ、自分を自分で苦しめていたということに気づいて。自分の感情に振り回されないで幸せに生きないともったいないなと思うようになりました。

『共感的理解』 伊東敏恵(NHKアナウンサー)

人と比べてしまう自分のことを「そっか、人と比べちゃうよね」とまずは受け止めて、その上でなんで比較しちゃうんだろうと考える。すると、すごく論理的に解決策が見つかることがあります。また、価値観の合わない人に対して「この人、怒っているんだな」と怒っていることを認めた上で、「なぜ怒っているんだろう」というふうに接していくと断絶がなくなり、コミュニケーションがスムーズになると思います。

『欠点は個性』 鈴江 奈々(日本テレビ アナウンサー)

大前提として「完璧な人は世の中に1人もいない」。どこかしら、それぞれ欠けている部分はあると思うんですね。自分の欠点を“個性”と捉えれば、許せるかなと。自分を許せると他の人も許せる。パートナー、友達、家族の間のギスギスが減らせると思いますし、自分自身も穏やかな気持ちで頑張れるのではないかと思います。

『Stand up for myself! 自分のために声をあげる』 久保田智子(TBS記者)

アメリカに留学をしていたときにすごく感銘を受けた言葉です。「myself」がついているのがすごく重要と思っていて。“ありのまま”でいられることはとても大切なことで、もし「自分のありのままをすごく抑圧されているな」と感じたら言っていいと思うんです。「わたし困っているんです」と自分が声をあげられるからこそ、そういう声をあげた他者のこともすごく理解し応援してあげられると思います。

『今の自分に集中する訓練を』 佐々木 明子(テレビ東京アナウンサー)

朝起きたら鏡を見て「おはよう、今日も元気だね」。1日が終わるときには「ありがとう、いい1日だったね」って。何か1つ心に温かいものが生まれるものを思い返す訓練をぜひしてもらいたいと思います。そうすると自然と口角も上がり、笑顔にもなれるんです。周りのことに振り回されずに、今、目の前にある自分の生活、それから思い、やりたいことなどをしっかり見つめることが大事です。

『ほめ言葉を受け取る』 佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

日本人は謙虚が美徳とされていますが、ほめ言葉には貪欲であれと思います。「ここがよかったね」と言われたら、「ありがとうございます。自分では気づいてないのでもう少し教えてもらえますか」と相手から、ほめ言葉を具体的に引き出す。それが全て自分の強みになり長所になる。自分で気づいてない魅力がいっぱいあると思います。ほめるほうも気分がいいんです。貢献できるという気持ちになるから。そうして、お互い、いい関係が生まれます。

『人との関係を大切にする』 森田美礼(TOKYO MX記者)

友情でも恋愛でも会社でも「人を大切にしていれば自分も大切にされる」というマインドをいつも心の中に持つことで、結果的にいいご縁やいい仕事につながることが多かったと思います。大切にすることが結果的に自分を大切にしてもらえる1つのキーなのかなと思います。

“あのころのわたし”へ 今、伝えたいこと

「20代に描いたライフプラン。今、思いどおりに歩んでいますか?」

座談会の最後。20代のときにどんなライフプランを描いていたか振り返りつつ、“あのころの自分”に、そして20代のみなさんに、伝えたいことを話してもらいました。

テレビ東京 佐々木明子アナウンサー ※右・学生時代(部活時・右から2人目)
佐々木 明子(テレビ東京アナウンサー)

(20代の頃に描いていたプランとは)想定外の人生を歩んでいます。今、わたし54歳なんですが、まさかこの年齢までアナウンサーをしていると思っていませんでしたし、今ですら、まだまだ人生の迷い道なんです。


みなさんのこれからの人生の中でもたくさん、いろいろな迷い道や岐路があると思うんですが、ひとつだけわたしが皆さんに言えるとしたら、「これをやろうかなと思ったら腹を決める」。やると思ったら1回やってみる。


覚悟を決めても迷うんです。迷っても、いったん自分がここでやろうと決めたらしばらく頑張ってみる。で、迷った時には、同じように迷っててる人が周りにたくさんいると思ってください。みなさんには未来を切り開いてほしいなと思います。覚悟を決めるときは覚悟を決めていきましょう。

日本テレビ 鈴江 奈々アナウンサー  ※右・学生時代
鈴江 奈々(日本テレビ アナウンサー)

大学時代と高校時代、どちらかというと理系で、数学や理科のほうが好きだったので、言葉を仕事にするということも(20代のときは)正直自信がなかったんですね。


「苦手なことほど頑張らなきゃ」「自分はできていない」と自覚できていることが、もしかしたら強みだったのかなって、今振り返るとすごく思いますね。


一つ一つ、今、目の前にあることを頑張っていくと、明日につながっていく。苦手なことほど頑張ることができて、今も続いているみたいなこともあるのかなと思います。

伊東敏恵(NHKアナウンサー)

これからの時代はますます変化も激しくなるし、想定どおりにいかないことが普通と最初から思っておいたほうがいいと思うんです。魔法の言葉が1つあるんです。


「快適と成長は共存しない」


わたし、自分がつらいときにいつもその言葉を言っています。快適な場所で成長することもあるかもしれないけれど、快適じゃない場所のほうが自分はぐんと成長するんですよね。


快適と成長は共存しないから、「不快適でも頑張ろう。今は成長しているんだ」と自分にメッセージを送って、ぜひ頑張ってください。就職活動だけで人生は決まりません。万が一、今回うまくいかなかったとしても、いくらでもリセットはできます。

佐々木恭子(フジテレビ アナウンサー)

わたしが“就活生のみなさんに言いたいこと”、“就活生だった自分に言いたいこと”は、「なりたいロールモデルに自分がなる」ということです。


わたし自身は今51歳ですが、女性が働くことが当たり前ではない時代の先人たちを見てきました。“女性が働き続ける”という道を切り開いてくれた先人たちがいて、1人子どもを生んだり2人子どもを生んだりして戻ってきて働ける人が少しずつ増えた・・・わたしが働いてきたこの28年間にもずいぶん変化しているんですね。


ですから、みなさんのこれからの時代、多様な選択が自分の中で作っていける時代は、なりたいロールモデルは自分自身が作っていけばいいと思います。


切り開いてきた人たちがものすごいスーパーウーマンのパイオニアかというと、そんなことは決してないんですよね。みんな支え合ったり、愚痴を言い合ったり、泣いたり、くじけそうそうになりながら行動を積み重ねてきた結果、何かのパイオニアになっている人がわたしの先輩にもたくさんいます。


みなさんもパイオニアになれると思うので、そのワクワク感を持って未来に踏み出してほしいなと思います。みなさんたちが働きやすい環境を作るために、もうちょっとわたしたちも頑張りますからね。あとについてやりたいことをやってほしいと思います。

森田美礼(TOKYO MX記者)

就活では東京のアナウンサーに受からなかったんですね。総合職で入社したので、もうアナウンサーという仕事はできないんじゃないかな、あきらめなきゃなと思って、入社してから3年間くらいは思い描いていた日々ではないこともありました。


でも何年後かにこうやって、みなさんと一緒にお話しできるチャンスもあったことを思うと、「自分が腐らなければチャンスはいつか巡ってくるかもしれない」。人生は長いのでそういう軸で見てもらえたらなと思います。

座談会の詳しい内容は、3月31日「あのころのわたしへ 〜就活・生き方 語り合おう〜」でお伝えします。ぜひご覧ください。

【関連番組】3/31(日) 午前8:30~8:55 [総合]
『あのころのわたしへ ~就活・生き方 語り合おう~』
※放送後1週間、NHKプラス(見逃し配信)でご覧いただけます👇
https://plus.nhk.jp/watch/pl/3eb07e29-8024-4f92-9a4e-6a0926145061?cid=minphk-hp-240329

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