『ぐるぐるした思いを言葉に』桃花さんの声【音声コンテンツ Vol.5】
あらゆる生きづらさを考える「#となりのこもりびとチャンネル」。パーソナリティーはアナウンサーの栗原望です。
NHKの取材班がひきこもりや生きづらさにまつわるお話を聞き、発信しています。皆さんから寄せられた声を元に一緒に考えていきます。
今回は、新潟県に住む 40代の女性。一人で暮らす桃花(ももはな)さんです。インタビューを聞いたのは今年3月。その時は1年契約で図書館の司書をするなど職を転々とせざるを得なかったという桃花さんですが、その桃花さんが抱えた孤独感について話をしてくれました。
ここまで 桃花さんの声を聞いていただきました。みなさん、どんなことを感じたでしょうか。
インタビューの当時はですね、今年(2023年)3月でした。で、実は3月いっぱいで図書館の仕事、契約期間が終わってしまうということで、ひときわ不安や孤独を感じていたということです。
桃花さんは就職氷河期世代、そして非正規であるということ、そして女性であることということで、自分の力だけではどうにもならない生きづらさを感じているのかなとお話を聞いて思いました。
ただ、こういう気持ちで、図書館あるいは他の場所で働いてはいるものの、不安や孤独を押し隠している方、多いんじゃないかなと思うんです。
そういった意味でも、桃花さんのように声をあげてくれることで、私も同じ気持ちだという
方、本当に大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。ぜひ、声を寄せていただければと思います。