紅白歌合戦の“カケラ”を使って…【インスタ画像でわかりやすく解説】
NHKの番組で使ったセットは、できるだけリユースやリサイクルをしますが、中には廃棄せざるをえないものもあります。
その廃材をキレイに磨き、それを使って子どもたちが工作をする、ワークショップがスタート!
紅白歌合戦や大河ドラマ、朝ドラなどのテレビのカケラが皆さんのアイデアで、たのしく生まれ変わりました。
※サムネイルの画像を矢印に沿ってスワイプすると、インスタグラム「地球のミライ」で投稿した画像の続きを見ることができます。
番組セットの“カケラ”が たのしく生まれ変わる!
2022年、NHK福島大阪松山の放送局で行われたワークショップ。地域の親子などが参加し、工作を楽しみました。皆さんが使っている材料は、実はNHKの番組セットから出た廃材・端材(=カケラ)なんです。
ワークショップでは、何の番組のどのシーンで使われたのかスタッフが説明。番組の面影が残る独特な形や素材を楽しみながら、皆さんが自由な発想で作品を作り上げました。
番組で使ったセットは他の番組で活用するなど、できるだけリユースやリサイクルをしますが、中には廃棄せざるをえないものもあります。デザイナーと製作を担当するメンバーから「ただ捨ててしまうのはもったいない!廃材をキレイに磨き、それを使って子どもたちが工作をする。アップサイクルのワークショップができるのでは?」という声が上がり、この企画を有志が立ち上げました。
有志メンバーが企画したワークショップ「テレビのカケラでなにつくる?」。セットの端材・廃材に参加者の皆さんのアイデアを加え、新しい作品に作り変える「アップサイクル」の取り組みです。
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デザインセンター×NHKアート「テレビのカケラでなにつくる?」チーム
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「参加者の皆さんの発想力に驚きました!テレビのカケラに触れて、番組を身近に感じてもらいながら地球のことを考えてみるきっかけになると嬉しいです。今は番組づくりの現場でも、なるべくサステイナブルな再生素材を選ぶようにするなど環境に配慮した制作を心がけるようになっています。私たちも、今後さらにサステイナブルなものづくりを進めていきたいと思っています」
インスタグラムでも画像を公開中
インスタグラム「地球のミライ」では、環境問題や気候変動のほかSDGsの達成に向け、いま課題になっていることを写真やグラフィックで紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
インスタグラム「地球のミライ」※NHKサイトを離れます