1960年代

「みんなのうた」は1961年に、内外の優れた童謡唱歌を日本に紹介するとともに、番組発信の長く歌い継がれる歌を生み出して行こうという志のもと、音楽と映像でつづる「5分のミュージカル番組」をイメージして始まったといわれています。第1曲を飾ったチェコスロバキア民謡「おお牧場はみどり」のほか、フランス童謡「クラリネットこわしちゃった」、アメリカからは「グリーングリーン」、ウクライナ生まれの作曲家による「ドナドナ」、そして日本からは「手のひらを太陽に」「ちいさい秋みつけた」「かあさんのうた」などがあります。創成期の「みんなのうた」の歌を数多く担当した歌い手には、ペギー葉山さん、楠トシエさん、中尾ミエさん、立川澄人さん、ボニー・ジャックスダーク・ダックスデューク・エイセスなど。映像制作を支えていたのは、和田誠さん、藤城清治さん、久里洋二さん、中原収一さん、谷内六郎さん、横尾忠則さん、やなせたかしさん等、日本を代表する作家さんたち。まだテレビが白黒だった時代に、日本全国のこどもたちが心躍らせて見た楽曲が沢山生まれます。

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