にっぽん縦断 こころ旅
おはようございます オハヨー正平さん♡
チャリオ君と、冗談が楽しい正平さんと、正平さんを支えるスタッフの皆様と美しい日本の里山の風景に毎回こころ癒やされています。
私の心に残る思い出の場所は長野県上伊那郡箕輪町(みのわまち)の養泰寺(ようたいじ)にある湧き水の泉です。
私はこの箕輪町で生まれ育ちました。
幼児の頃の私は、私が三歳の時離婚した母に、その離婚のストレスもあったのでしょう、日常的に頻繁に「愚図」「ダメな子」と言われ続け まさに自尊感情の持てない愚図でダメで集中力のない子供に育ちました。
そんな私の転機は9、10歳ころでしょうか、当時の田舎のたいていの子供は農繁期になると親の農業の手伝いをするのがならいでした。
例にもれず私も祖父の田や畑や果樹園へと貴重な働き手としてかりだされ、特に田植えと稲刈りの時期は、今のように田植え機、コンバインなどはなく、ひたすら人海戦術で一日中田んぼに這いつくばっての労働です。
翌日は激しい筋肉痛で足腰が立たないくらいですが、その日もその次の日もこの重労働の野良仕事は続きました。
そしてこの経験で私は働くことの貴重さ、やり終わった後の爽快感、忍耐力を持って一歩ずつ進めば必ず結果はついてくることを知るのです。
愚図の私にほんの少しだけ自信がついたのもこの頃です。
作業を終え西山に沈みかかる夕日をながめた後 田んぼから細い坂道を下って養泰寺の冷たい湧き水の池に行き火照った手足を入れた時のあの充実感、爽快感は今でも忘れません。
そしてこの、何かをやり終えた後の充実感、努力の結果としての達成感はその後の私の人生の糧となりました。
正平さん、ぜひ養泰寺の泉に行き、走りで疲れた手足を浸して いっときの涼をお取りください。
今も清水(しみず・地元では湧き水のことをこう呼んでいます)はこんこんと湧いているとおもいます。
東京都多摩市
渡邊真澄69歳♀です。正平さんとタメよ~♡
※渡邊さんの『邊』のしんにょうは点1つ
東京都多摩市
渡邊真澄さん(69歳)からのお手紙