奈良県生駒市に住む藤川清志郎さんは、お父さんの仕事の都合で小学２年生から５年生までの間、横浜市に住んでいました。新しくできた友だちとハゼをとったという、家の近くを流れる宮川の川岸が「こころの風景」です。時にはクサフグやボラ、エイやスズキも上がってきたという宮川は、海のない県から来た清志郎さんに新鮮な体験をさせてくれた場所です。久良岐公園を出発した正平さんは横浜市の南部に広がる住宅街を抜けて、清志郎さんの宝物のような思い出の詰まった宮川をめざします。

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