【Q&A】寒い時期にうつ症状が出るのはなぜ?季節性うつ病について

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寒い時期にうつになる傾向があります。毎年だいたい12月のはじめくらいから4月初め頃まで、毎日ではありませんが、気分が滅入り、何もしたくない、気持ちのコントロールができない、ひどい時には勝手に涙が出てきたり顔の筋肉が引きつって顔が固まったようになることもあります。それが1回につき3~10日ほど続きます。不定期で期間中何回もあらわれます。日照不足、セロトニン不足と言われたこともありますが、子供の弁当を作るために早起きしていますし、日の光を浴びながら洗濯ものを干してもいます。日照不足ではないと思いますが、なぜ冬にだけあらわれるのか、教えてください。(45歳 女性)

専門家による回答

季節性うつ病、と言われるものがあります。多くは冬に悪くなるので、「冬季うつ病」などとも呼ばれます。原因がわかっていないのですが、おっしゃる通り日照不足からくる体内時計の乱れ、メラトニンという物質の分泌が関係しているとも言われていますし、またセロトニンが不足していることも関係すると考えられています。

(2016年7月11日(月)~14日(木)放送関連)

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