放送内容
目次
- 激しい炎症がすい臓に突然起こる「急性すい炎」とは
- 重症化すると命の危険も
- 消化液「すい液」がすい臓自体を溶かす「自己消化」
- アルコールと胆石が引き金に
- 急性すい炎の治療法
- 治療後も再発に注意
初回放送日:2017年6月12日
すい臓はすい液という消化液を分泌しているが、すい液がすい臓自体を溶かしてしまうのが急性すい炎。主な原因は飲酒や胆石。それらの刺激ですい液が異常になると考えられる。飲酒の場合、飲んで数時間から半日後に発症する。急激な炎症によって上腹部が激しく痛み、吐いても腹痛は治まらない。すい臓が背中に近いため背中が痛むこともある。入院して治療し多くは完治するが、炎症が他の臓器に及んだ場合などに死亡する例もある。