放送内容
目次
- 薬で腎臓の機能が低下する「薬剤性腎障害」とは
- 薬剤性腎障害による腎臓への影響
- 薬の種類ごとの薬剤性腎障害
初回放送日:2018年2月7日
腎臓から排せつされる薬が腎臓を障害することがあり、慢性腎臓病の発症や悪化の原因にもなる。鎮痛薬の非ステロイド系抗炎症薬は、炎症を抑えるとともに腎臓の血流を減少させるため、尿の減少・むくみ・食欲不振・だるさなどが現れやすい。予防法は薬を必要以上に使わない、水分の十分な補給、慢性腎臓病の人は血液検査のクレアチニン値で腎臓の働きを常にチェックするなど。抗がん剤、抗菌薬、造影剤でも腎障害は起こりやすい。