きょうの健康

大腸の病気 最新対策 「薬剤性大腸炎」

初回放送日:2022年3月10日

心筋梗塞や脳梗塞の予防のために使われる低用量アスピリンや、頭痛薬などとして使われる非ステロイド系抗炎症薬は、胃から大腸までの消化管の粘膜を傷害することがある。また、感染症の治療に使われる抗菌薬に対するアレルギーを持つ人も少なくない。さらに、抗菌薬によって腸内細菌のバランスが大きく変わると、悪玉菌だけが増殖して大腸炎を引き起こすことも。薬によって起こる薬剤性大腸炎への対処のしかたを詳しく解説する。

放送内容

目次
  • 薬剤性大腸炎にご注意!
  • 「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」と「低用量アスピリン」による大腸炎
  • 「抗菌薬」による急性出血性大腸炎
  • 「抗菌薬」による偽膜性大腸炎

出演者・キャストほか

  • 解説いただいた専門家
    仲瀬 裕志
    札幌医科大学 教授