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2024年2月7日(水)

追跡・悪質ホストクラブの闇 “売掛金”に追いつめられる女性たち

追跡・悪質ホストクラブの闇 “売掛金”に追いつめられる女性たち

ホストクラブへの“売掛金”が支払えず、風俗で働くことや売春を余儀なくされる若い女性が増加。また返済を巡り傷害事件に発展するなどのトラブルも相次いでいます。そこには、巧妙で悪質な手口が…。独自取材で得た大手ホストグループの詳細な“マニュアル”や証言からは、組織ぐるみで女性たちを囲い込み高額な金を巻き上げていく実態が。そして背後でうごめく“新たな犯罪組織”の姿とは。知られざる闇を徹底追跡しました。

出演者

  • 金尻 カズナさん (NPO法人ぱっぷす代表)
  • 桑子 真帆 (キャスター)

※放送から1週間はNHKプラスで「見逃し配信」がご覧になれます。

悪質ホストクラブの闇 多発!“売掛金”トラブル

桑子 真帆キャスター:
ホストクラブは全国で新規の出店が相次いでいて、特に新宿・歌舞伎町では、コロナ禍で空いたテナントに出店するなどして、2023年までの5年間で新たにおよそ200店が開業しました。競争が激化する中、ホストクラブを巡るトラブルも相次いでいます。

明るみになったのは、2023年9月、警視庁が路上で売春の客待ちをする女性35人を摘発。すると、その4割がホストクラブでのツケ払い、いわゆる「売掛金」を返済することが主な目的だったことが分かったのです。なぜ、女性たちは支払い能力を超えるほどの多額の売掛金を背負ってしまうのでしょうか。

高額“売掛金”払えず…

新宿・歌舞伎町で出会った19歳のかなさんです。
ホストが立て替えた売掛金の返済のため、多額の借金を背負いました。

かなさん(仮名・19)
「12、13、14店舗分ですね」

かなさんが、ホストクラブに通い始めたのは18歳の時。
友人と一緒に訪れた店で、好みのホストに出会ったことがきっかけでした。

かなさん
「推しているメン(男性)にめっちゃ似てた。この人かっこいい。やばいかっこいいみたいになっちゃって。その人以外、見られないみたいになって」

その日から、ほぼ毎日、ホストからメッセージが届くようになりました。

店に来てくれたことへの感謝や自分を褒める言葉。元気がないと相談したときには、気遣う言葉も。
かなさんが好意を感じ始めたちょうどそのころ、ホストから、あるお願いを切り出されたといいます。

かなさん
「『お願いがあるんだけど、クリスマスに俺まだ高級シャンパンおろしてもらったことなくて。初めてはお前がいい。初めてはお前に譲りたい。お前に託したい』と言われて、うれしかった。担当(指名ホスト)の中の一番になれているんだって」

その後も、高額なシャンパンなどの注文を繰り返し要求され、売掛金が膨らんでいったかなさん。これ以上、要求に応えるのは難しいと伝えようとしましたが、出来なかったといいます。

子どものころから両親との関係に悩み、学校にもなじめず、不登校になったという、かなさん。ホストクラブだけが唯一、自分を求めてくれる場所だと感じるようになっていました。

かなさん
「居場所だなって思った。『お帰り』と言ってくれる場所があって、『ありがとう』と言われる場所があって。自分の中から多分ホストクラブが消えたら、生きていけない気がする」
取材班
「どんなところが生きがい?」
かなさん
「全部受け入れてくれるところ。担当(指名ホスト)のためなら頑張れる」

膨らんだ売掛金は、およそ80万円。支払いが滞るとホストの態度がひょう変し、性風俗の仕事で稼ぐよう促されるようになったといいます。

かなさん
「『お前、返すために出稼ぎ行ったりとか風俗やれよ』『お前、臓器全部売って、死ぬ気で海外いって働いてこい』って。『お前が正直、五体不満足になろうが、俺らには関係ないことだ』」

若い女性の支払い能力を超える請求をし、多額の売掛金を背負わせる悪質なホストクラブ。月に1000万円以上を売り上げるという現役のホストが、その実態を証言しました。

現役のホスト
「売掛を使うことで、売り上げの記録をつくりやすい部分は確実にあるんですけど、リスクとか自分の実入りのことを考えると、そこまでいい仕組みではなくて」

ホストへのツケ払いとなる売掛金。客の飲食代金をホストが肩代わりし、店から借金をする形になっています。このため、客からの支払いが滞った場合、売掛金はホストが負担することになり、激しい回収につながりやすいといいます。

現役のホスト
「お店は売掛が回収できるかできないかはプレイヤ―(ホスト)の問題だし、できなかったとしても、お店に残るお金は変わらない。ガンガン(ホストに)売掛をさせようとしてくるし、回収できたらラッキーだねぐらいな感じで見ていると思いますね」

娘がホストクラブにのめりこんだという母親です。現在、行方が分からなくなっています。
祖父母のために福祉系の大学に進学した娘。しかし、大学2年の時、学校に通っていないことが分かりました。

不審に思い、娘が大学の授業で使っていたノートをめくると、性風俗店の名前。収入や勤務時間と見られる書き込みが残されていました。

母親(娘が多額の“売掛金”)
「がく然としました。後ろからガーンって何か物が落ちてきたような。もう、ぼう然ですよね」

さらに、娘がホストにあてたとみられる手紙も見つかりました。


応援する=ただでは済まなくなってくるわけで。どうしても稼がないといけなくなってくるわけで。もう嫌だ、逃げたい。それでも、それでも頑張ろう。そう思うことができるのはそばに居てくれるからだよ。

性風俗店で働くために、家を出たとみられる娘。母親は、相手がホストであることを隠して娘に近づいたのではないかと考えています。

母親
「やっぱり年頃に、異性とつきあいたいという気持ちでマッチングアプリをしたと思います。うそを信じ込ませて、離れられなくしたあとに、いつかの時点でホストだと明かすわけですよね。もう頼むから目を覚ましてくれ。泣いて泣いて、泣きましたけど、(風俗に)いってしまいました」

高額“売掛金”なぜ?

桑子 真帆キャスター:
ホストクラブですが、若い女性たちはSNSやマッチングアプリをきっかけに、アイドルの推し活のような感覚で繰り返し店に通うようになります。すると、恋愛感情を巧みに利用され、売掛金で支払い能力をはるかに超えた高額な飲食を重ね、多額の借金が発生。返済が滞ると、店やホストから迫られたり、推しのホストに迷惑をかけたくないという思いから、性風俗で働いたりする女性が出ているんです。
一見、女性たちがみずからホストクラブにのめり込んでいるようにも映りますが、私たちの取材からは、ホストや店側が組織ぐるみで女性たちを誘い込んでいる実態が見えてきました。

“マニュアル”独自入手

私たちが独自に入手した、ある大手ホストクラブのマニュアルを書き写したというメモです。客を誘いこむ具体的な方法が記されていました。

中でも効果的だとされていたのが、マッチングアプリを使った集客です。ホストがアプリに掲載するプロフィールは、飲食イベント系にするよう指示。動物と一緒に写真を撮るなど、一見、ホストとは分からないような工夫をするよう指導しています。
さらに、相手とマッチングした際に最初に送る定型文まで用意されていました。

かつて、この大手ホストクラブで働いていた男性が取材に応じました。

大手ホストクラブで働いていた男性
「マッチングアプリをやっている人って、多分ほとんど恋愛目的なので、恋愛、色恋のほうがお金を引きやすいというふうに教えられてはいました」

さらに、マニュアルでは、仲よくなった頃合いでホストだと打ち明けるよう指示。店にはすぐに呼ばず、相手に営業ではないと信じ込ませることが、何よりも重要だと指導されていたといいます。

大手ホストクラブで働いていた男性
「『○○ちゃんと付き合いたいから』とか『好きだから』って言って、実際に何回か会って、複数回会って。その時もホストで頑張っていることだったり、俺こういうの目標なんだよね、俺こういう夢もっているから一緒に頑張れたらうれしいみたいなのを、常に伝えて」

来店した客を店ぐるみで囲い込んでいた実態も見えてきました。
別のホストクラブで、2023年3か月ほど働いていたという男性です。

元ホスト
「来店してくださったお客様に対して、メモを取っていた」

この店の場合、客の職業や来店の頻度などの情報をホストが記録。どのぐらいのお金を落とせるか、店全体で共有するシステムがあったといいます。

元ホスト
「好感度はいまいくつか。ハートチェックっていうんですけど、0~5段階で評価していって、5は完全にどっぷりはまっていて、シャンパンをおろすことも全然平気。シャンパンタワーもやってくれる。週に1回ミーティングがあって、その子に対してどうしていくか、ひとりひとりにアドバイスしていく、(店の)代表が」

マッチングアプリなどで、つながった女性を誘い込むホストたち。狙いをつける女性の特徴を、現役の1人はこう説明しました。

現役のホスト
「やっぱりパターンで見分けられるようにはなります。少し残念というか、ぼろぼろの服を着ているぐらいの女の子で、若くて、あんまり社会経験とかない、世の中のことをわかっていなくて、自分にお金を使っていない女の子とかがど真ん中。地方出身者だと、東京ってこういうものだよと言っちゃえば終わったりとかするんで、リードしたり、コントロールしたりしやすいのはあると思いますね」

そして、客をコントロールしやすくするために、周囲から孤立する環境を意図的に作っていくと語りました。

現役のホスト
「日常をどんどん侵食していくんですよ。友達とのラインを消させたり、家の鍵を押さえるとか。むしろ自分が契約した家に住まわせるとか」
取材班
「洗脳に近いということか?」
現役のホスト
「男女の関係なんで、もっと露骨なものになっているような感じですね」

客を誘い込むマニュアルまで作っていた、大手ホストクラブで働いていた男性。
この店では、あらかじめ性風俗の仕事で返済させることを見込んで、多額の売掛金を背負わせていたと語りました。

大手ホストクラブで働いていた男性
「容姿だったりとか、この子だったらこれぐらい、もし夜はじめたら稼げるかもっていうのをちゃんと想像した上で、そこまでのプランというのをしっかり自分の中で立てて、こういうふうに接するだったりとかを決めてやっていました。『この仕事をして』って言ったら、あっせんになっちゃうので、売掛をして、必然的に、ああ、もうやらないといけないかもって思わせる」
取材班
「そこへの抵抗感、罪悪感は?」
大手ホストクラブで働いていた男性
「何なら、みんな(風俗を)始めてほしいと思っている人が多いと思うので、特に罪悪感を持っている人とかはいなかったですね」

背後に“犯罪グループ”も

組織的に女性客を性風俗の仕事に誘導する悪質なホストクラブ。
その背後に、新たな犯罪グループが存在している実態も分かってきました。性風俗の仕事を違法にあっせんし、多額の資金を得ているというスカウトグループです。

実態を探るため、今回、グループのメンバーという男性に接触。
ホストが直接、仕事をあっせんすると罪に問われるため、グループに依頼があるといいます。

スカウトグループの男性
「犯罪前提とは言わないけど、仕事を探していれば仕事を紹介する」

性風俗店につないだ女性客の売り上げの一部は、あっせんの見返りとしてグループのメンバーに支払われる仕組みです。

スカウトグループの男性
「風俗にいってもらったりとかで、とりあえずお金が発生するわけじゃないですか。発生したお金が(自分の)給料になるので。給料100万稼げば、それとは別で(店から)10%から15%出しますよとか。女の子が稼いでくれれば、こっちももうかるだけの話なんで」

そして、女性客が性風俗店で稼げば稼ぐほど、ホストとスカウトグループの双方がもうかり続けるサイクルを作り上げていると説明しました。

スカウトグループの男性
「例えば、本当に頑張ってくれた女の子が『お金稼いだからもう辞めるわ』ってならないように、仲いいホストにお金を使ってもらって、働く意欲を上げると。お金を使っちゃって、働かなきゃって気になるからですよね。整備してもらう、女を(ホストに)メンテしてもらう。要は管理ということですから、(女性に)辞められたら困る」

「辞めたいと言う女性には手段を選ばない。働かせ続けるだけだ」。そう言い放ちました。

スカウトグループの男性
「1日に何人もお客さんを相手にして、まともな神経じゃ、そんないられないと思うんで。これどうしよう、何してもダメだわと言って、もう最後(薬物に)漬けるしかない」
取材班
「犯罪集団だという意識は?」
スカウトグループの男性
「悪いことしてりゃ捕まるなんて、当たり前じゃないですか。怖くねえよみたいな」

女性が陥るスパイラル 規制は?取締りは?

<スタジオトーク>

桑子 真帆キャスター:
15年程、若い女性の支援活動を行っていらっしゃるNPO法人の理事長、金尻カズナさん、そして、田中記者とお伝えします。

まず、今、見たように女性たちは、売掛金の返済と性風俗を行き来する負のスパイラルに陥ってしまっています。そこには、犯罪グループまで関与している悪質なケースもありました。女の子を一体何だと思っているんだというふうに感じるわけですけれども、金尻さん、こういう循環に陥らせるというのは、許してはいけないことですよね。

スタジオゲスト
金尻 カズナさん (NPO法人ぱっぷす理事長)
15年近く若い女性の支援活動を行う

金尻さん:
おっしゃるとおりです。やっぱり若い女性の犠牲の上に成り立っているビジネスなんですね。若い女性たちに所有資産以上のお金を使わせて、時には借金させて、飲食させているということ自体が、社会通念上あってはならない行為だと考えます。

桑子:
この問題が、なぜここまで深刻になっていると考えていらっしゃいますか。

金尻さん:
やっぱり、この問題は、特にメディアの影響がとても大きいということです。ホスト側はSNSをさまざまに駆使して、とにかく若い女性をターゲットに、きらきらした世界を見せさせたりとかですね。あと、推し活ブームというのもあります。SNSを見た若年女性たちが、身近に会えるアイドルのような感覚でホストクラブを訪れて。でも、実際はぼったくりであって、洗脳に近いことが行われる、そういった悪徳商法であるということなんです。

桑子:
この問題のそもそもの根っこというのは、支払い能力をはるかに超える売掛金で多額の借金を負わせることなわけですけれども、ここの取締りがどうなっているのか、田中さん、どうでしょうか。

田中 開記者(社会部):
ホストクラブを巡る問題には、警察や行政が介入しづらいという側面がありました。売掛金は個人同士の金の貸し借りですので、それ自体は違法ではありませんし、金額の上限などの規制もありません。また、ホストへの恋愛感情があるため、仮に売春させられるなどの犯罪行為があったとしても、女性が被害を受けたと認識していなかったり、警察に被害届を出さなかったりするんですね。
しかし、2023年9月にこの問題が表面化したことをきっかけに、警察は取り締まりの強化に乗り出していて、2023年1月から11月までに全国で40人を超えるホストを逮捕しました。

警視庁の幹部は「売掛金の回収に伴って、性風俗店で女性を働かせるなどの行為は売春防止法や職業安定法などに違反する。あらゆる法令を駆使して検挙に努める」と話しています。

桑子:
こうした事態を受けて、歌舞伎町のホストクラブの経営者たちは新宿区と協議を重ねて自主規制を設けました。

自主規制(新宿・歌舞伎町のホストクラブ)
◆20歳未満 入店禁止(1月~)
◆"売掛金"廃止(4月~)

20歳未満の入店、新規の入店を2024年1月から禁止していますし、売掛金での営業を2024年の4月から廃止することを目指すということなんですけれども、こういった自主規制によって、トラブルの大半はなくなると考えられるのでしょうか。

田中:
一定のルールができたことは一歩前進だと思います。ただ売掛金の仕組みがなくなれば、今度からは客がその場で飲食代金の全額を支払うという必要が出てくるので、闇金融に手を出したりとか、ホスト個人から金を借りる形で支払いをするケースが出るなど、実態がより見えにくくなることも懸念されているんです。

桑子:
そして、もう一つの問題というのが、性風俗の仕事を違法にあっせんしている犯罪グループの存在でした。ここはどういうふうに取り締まろうとしているのでしょうか。

田中:
VTRにもあった違法なスカウトグループなど、警察庁が「匿名・流動型犯罪グループ」と名づけて、新たな犯罪集団がホストと結び付いているということを視野に、全国の警察に取締りを強化するように指示をしています。女性からの相談やホストクラブの実態調査などを通じて、犯罪グループと店やホストとの関係を解明すること、そして、悪質なケースを検挙していくことが求められていると感じます。

桑子:
今、女性たちが苦しんでいるのは、ホスト個人の問題だけではなくて、本当に構造的な問題が大きいなと感じるわけですけれども、金尻さん、何から手をつけたらいいと考えていますか。

金尻さん:
この問題の本質は、やはり性的搾取という女性の人権に関わる大きな問題であるということなんです。日本では、比較的若いころから、性が売買の対象であるということを体験的にすり込まれてしまうという現状があります。

桑子:
体験的にですか。

金尻さん:
ネットで少しでも調べたら、性風俗の勧誘の広告などがたくさん出てきますし、セックスは買ってもいいんだという風潮の中で、じゃあ、何かお金に困ったら売ればいいんじゃないかというふうな認識が、やっぱり男女ともに浸透している現状があります。その中で、都内では相談支援活動をしているんですけれども、やっぱりこの問題を訴えても、個人の問題であるとか、行ったあなたが悪いみたいな感じの自己責任を求める状況になっているんですね。まずは自己責任ではないということを、改める必要があると考えています。

桑子:
相談活動で話を女性たちから聞く中で、今も搾取されている状況で、どういうことを強く感じていらっしゃいますか。

金尻さん:
まずは、その背景には依存や孤立の問題があるわけなんですね。居場所がホストクラブしかないと思い込ませているといった意味では、ある種、ホストクラブでは、本当に暗黒のソーシャルワークをしていて、そこで若年層の方たちが犠牲になっている現状があるという状況です。

桑子:
その声を聞く体制というのは十分でしょうか。

金尻さん:
正直、全く十分ではなく、本当に暗黒のソーシャルワークをする人たちに対して、福祉が全然足りていない。マンパワーが足りていないんですね。そのためにも、やっぱり国や行政の関わりがとても欠かせないと考えております。

桑子:
話を聞く人を増やすことも同時に進めていく必要がありますね。

金尻さん:
そのとおりです。

桑子:
ホストクラブは行きたい人が行っているから自己責任だ、その人の問題だ、とひと事で済ませられる問題ではありません。これは今お話にもありましたけれども、人権の問題、そして、社会の問題だということを、どれくらいの人が実感を持って考えられているでしょうか。

母親の“悲痛な声”

売掛金返済のため、家を出て性風俗で働く娘の母親です。

家を出て性風俗で働く娘の母親
「娘の部屋なんですけど、居場所は作ってあげようと思って。やり直す、一緒に。私のラインを読みもしなくなっちゃって」

「いつか帰ってきてほしい」。そう願っています。

家を出て性風俗で働く娘の母親
「世間様に相談できない引け目があるがゆえに、自分たちの問題だと、娘の問題だと。悔しさですね。後悔っていうんですかね。ホストは、はっきりいって馬鹿の集団ではないです。とても賢い集団になっていますので、だまされる方がおかしいって言っていると、本当に普通の人は、相手を疑わない人が、もうどんどん堕(お)とされます」
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