軍事政権に対する僧侶らの抗議デモが続くミャンマー、緊迫する情勢に世界の目が注がれている。軍事政権は、ついに武力を使ってデモの鎮圧に乗り出し、日本人を含む多数の死者が出ており、事態はさらに悪化する懸念が高まっている。軍事政権による独裁が続き、国際社会から閉ざされてきたミャンマー。今回のデモは、軍事政権がガソリンなどの燃料価格を5倍に引き上げることに端を発し、僧侶たちのデモに一般市民が次々と合流。民主化運動のリーダー、アウン・サン・スーチーさんの解放を求めるなど、民主化を求める大きなうねりとなっている。閉ざされた国でいったい何が起きているのか。デモの背景にある軍事政権に対する市民の不満や、インターネットを通して、連帯していった若者たちの姿を描きながら、緊迫化するミャンマーの最新情勢を伝える。
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