2005年7月5日(火) 飛鳥美人は救えるか 「飛鳥美人」で知られる奈良県明日香村の高松塚古墳壁画。先月下旬、文化庁は、カビの発生などが原因で劣化した壁画の保存をめぐり、かつてない決定を下した。壁画の描かれた石室を解体し、別の場所に移して修復しようというのだ。発見から33年、激しく劣化の進んだ壁画に、文化庁の保存対策を問題視する声も多い。石室は、なぜ解体されることになったのか、そして、前例のない「石室解体」は、どのように行われるのか。1300年の時を越えて守られてきた壁画の解体決定に至るプロセスと、難事業となる解体作業の課題に迫る。 もっと見る 出演者 林 温さん (慶応大学・教授) みんなのコメント すべてのコメントを読む 関連キーワード 歴史
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