全島避難から4年。三宅島の人たちは、長い避難生活を経て、我が家に帰る日を迎えようとしている。
島では2月の全島民の帰島の準備として、いま商店や理容店など、商工業の再開が急ピッチで進められている。泥流に押し流された家を建て直し、避難前の借金もあるのに新たな融資を申し込み、家業再開へ動く人。幼い我が子を「火山ガスの島」へ連れて行けるのか、可能性を探るため父親の単身帰島を選択した家族。
「避難生活と故郷への回帰」が大きな関心となった今、苦難を乗り越え、再出発のスタートラインに立つ人たちを「支えたもの」を見せる。
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