一昨日、北朝鮮で行われた小泉首相とキム・ジョンイル総書記との日朝首脳会談。拉致被害者や家族たちは、大きな期待を込めて見つめていた。その結果、拉致被害者の家族のうち５人が日本に帰国。
しかし、曽我ひとみさんの家族３人は、今の時点で来日することはできないという意向を示したため、曽我さんとの再会は実現しなかった。さらに、安否が分からない拉致被害者については、再調査を行うことで合意されたが、被害者の家族などからは、「真相解明は期待できない」などといった厳しい批判が出ている。
また、国際社会の注目が集まっている核開発問題については、依然として意見の隔たりが残ったままだった。拉致や核の問題は解決に向かうのか。小泉首相の再訪朝の意義を検証する。
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