今、子どもが路上で襲われたり、連れ去られそうになる事件が全国で相次いでいる。6歳から12歳の子どもを狙った連れ去り事件は去年1年間で109件にのぼり、年々増加する傾向にある。
新学期に当たって防犯ブザーを配るなどの取り組みが各地の学校で広がり、親の中には子ども専門の警備会社を利用する人まで現れている。地域では、住民が子どもたちと共に危険な場所を回って防犯マップを作ったり、町が警察のOBをパトロール隊として雇うなどの取り組みが行われている。
また、危険な情報があると一斉に携帯メールを送るシステムをPTAが運営している地域もある。どうしたら子どもを犯罪から守れるのか。その対策と課題を検証する。
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