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粘土のお花で"おめでとう"
赤坂 理菜 (キャスター)
2022年04月20日 (水)
4月になって、人生の新たなスタートを踏み出したという方も多いのではないでしょうか?
そうした人たちへのお祝いのギフトにぴったりなものを4月7日の中継でお伝えしました!
粘土でつくられたお花
可憐に咲くバラやユリ。
このお花、本物に見えますが、実は「粘土」で出来ているんです。
「クレイフラワー」と呼ばれています。
クレイフラワーづくりのスペシャリスト
中継では、クレイフラワーづくりの専門家 木立有希子(きだち・ゆきこ)さんのアトリエにお邪魔しました!
木立さんは、作品づくりを24年続けていて、現在はクレイフラワーの教室も開いているんです。
こちらの作品は、木立さんが1週間かけて作ったというリース。
よく見ると・・・小さいアジサイの花がたくさん敷き詰められているんです!
「バラ」が簡単に作れる!?
初心者でも作ることができるという「バラ」。
どんな風に作るのか紹介しました!
~ 粘土の「色」づくり ~
使う材料は、「軽量樹脂粘土」。
手芸店や画材屋さんで購入することができますよ。
この粘土、柔らかくて、よく伸び、手がベトベトしないんですよ~!
これら5色を自由に組み合わせて、さまざまな色をつくるんです。
中継では、春らしいピンク色の粘土を用意していただきました!
~ 花びらづくり ~
これは花びらのもとになる、しずく型に丸めた粘土。
ここから・・・
定規で粘土をつぶします・・・。
手のひらの上で塗り箸を使って、粘土を扇形に広げます・・・。
次に、指で花びらにくぼみをつけます。
そうすることで花びらに動きが出て本物のお花に近くなるそうです。
これで花びらの完成です!
花びらだけでもかわいらしいです。
~ ポイント ~
1輪のバラに必要な花びらは「14枚」。
・小さいものが「3枚」
・中くらいのもの「6枚」
・大きいものが「5枚」
たくさんの花の種類の作り方を一から考えている木立さん。
長年の経験から、バランスを考えて編み出した作り方なんです!
バラに仕上げる
作った花びらを組み立てていきます。
その時に必要なのが、粘土でできた「芯」。
完全に粘土が乾いている状態のものを使うのがポイントです!
そうすることで、力を入れて花びらをくっつけることができるため、初心者の方でも作りやすいとのことです。
この芯に小さい花びらを巻き付けるように張り付けたのが、こちら。
この上に中くらいの花びら→大きい花びらとくっつけていきます・・・
ここから1日乾かして完成です!
ギフトに大変身!!!
クレイフラワーのバラは、色んなギフトに大変身しちゃいます!
例えば、パーツをつけて「ブローチ」にしてみたり・・・
箱に入れて「フラワーボックス」に・・・
写真たてに貼り付けてオシャレなインテリアにしてみたりなど・・・!
もらって嬉しいものばかり!!!
木立さんは、
・季節を先取りしてお花を楽しめるということ
・手作りで一風変わったプレゼントにもできるところ
がクレイフラワーの魅力だとお話ししていました!
クレイフラワーが皆さんの春の新スタートを祝福します!
中継には、クレイフラワー教室に半年通う生徒さんにも来ていただきました!
最後にパシャリ!とても癒される空間で楽しい時間になりました。
問:クレイアートHi*iRoひいろ 090-5354-0630