2021年11月30日 (火)地域で愛され続ける生き物たち
こんにちは。リポーターの藤本珠美です。
先日の『思い出ISIHN』では、山口の懐かしの生き物たちをご紹介しました!
今回、過去に放送された動物たちの映像を調べていくと、宇部市のときわ公園のカッタくんや周南市の徳山動物園のツヨシくんはもちろん、愛らしい動物たちの映像や、驚きの映像がたくさん見つかりました!
その中でも私が特に驚いたのが、周南市八代のツル!
周南市の八代地区は、全国で最も早く明治20年からツルの保護を始めた「近代日本自然保護制度発祥の地」で、本州唯一のツルの渡来地です。
私も小さい頃から冬になると、家族でツルを見に行っていました。
近年観測されるのは年に10羽前後とあまり数は多くはない印象だったのですが、
ピーク時の昭和15年には、なんと355羽ものナベヅルが観測されたそうです。
映像に映るツルの数にも驚いたのですが、私が驚いたのはそれだけではありません。
それが、八代の田園風景!
左の写真が今年。右が昭和36年に放送されたものなのですが、昔も今も、ほとんど変わっていないんです!!
八代に住む方々が、ツルが渡来する昔ながらの風景を懸命に守ってこられたんだなあと感じました。本当にすごいことですよね。
番組では「岩国のシロヘビ」についてもご紹介しました。
人気アニメ『鬼滅の刃』にもシロヘビが登場しているのですが、今回『岩国白蛇神社』の前で私が身に着けていた衣装とシロヘビのぬいぐるみは、参拝された方が寄贈したものだそうです!
神社の横にあるシロヘビ資料館には、参拝者が寄贈したシロヘビに関するグッズが他にもたくさんあって、本当に多くの人々に愛されているんだなあと感じました。
今回の『思い出ISHIN』をもう一度見てみたいという方!今回の放送を含め、これまで放送された『思い出ISHIN』はNHK山口放送局のホームページでも公開されています。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
投稿者:アナウンス | 投稿時間:14時00分