2023年06月21日 (水)線状降水帯


アナウンサーの土方康です。

梅雨空が戻ってきました。

きょう(6月21日)は、

低気圧や梅雨前線の影響で雨やくもりで、

雷を伴い激しく降る所がある見込みです。

強風や急な強い雨、落雷に注意して下さい。

また高波にも注意して下さい。

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今回は、先月(5月)から運用の基準が変わり

発表のタイミングが最大30分早くなった「線状降水帯」についてお伝えします。

 

線状降水帯とは、発達した積乱雲が次々と連なったもので、

非常に激しい雨が同じ場所に降り続くなどして

土砂災害や洪水の危険性が急激に高まります。

気象庁は、線状降水帯が発生した際に発表している

「顕著な大雨に関する情報」について、5月25日から運用を変更し、

実際に発生が確認されていなくても、30分先までに基準に達すると

予測される場合に発表することになりました。

 

一方で、この情報が発表される時は、すでに災害の危険性が高まっています。

まずは、この情報を待つことなく、気象台から段階的に発表される防災気象情報や、

大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「キキクル」、

自治体から発令される避難情報などを確認し、早め早めの防災対策をお願いします。

 

NHKのサイトでは、雨の状況とともに川の水位などの情報を確認することができます。

また、「NHK・ニュース防災アプリ」では、

雨雲の状況や降水量、川の水位、台風の今後の予想進路などをチェックできます。

 

土砂災害や洪水のハザードマップも掲載していますので、

お住いの地域でどのような災害のリスクがあるかあらかじめ確認できます。

このほか、今いる場所や登録地域に応じて

警報や注意報、避難情報を掲載し、緊急の情報は

プッシュ通知で速やかにお伝えしています。

このアプリを使えばテレビが見られない環境でも

NHKや公的機関からの情報をチェックできます。

このアプリは無料でダウンロードできます。

アプリストアで「NHK・ニュース防災」と検索して下さい。

 

こちら↓のQRコードからもアクセスできます。

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投稿者:アナウンス | 投稿時間:15時00分

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