【記者特集】"3回目の検査で陽性に" 感染した医師が初めて証言

 

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自戒を込めて…

 

新型コロナウイルスに感染した米沢市のクリニックの医師が、はじめて報道機関の取材に応じました。

 

インタビューに応えたのは、石橋医院の院長、石橋正道医師(60)です。※取材当時の年齢※

 

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感染が確認されたのはことし4月の末で、クリニックの事務職員から感染したと見られています。

 

感染対策を強化していたこともあって、患者への感染は確認されませんでしたが、石橋院長は「感染してしまった医療関係者の1人として、自戒を込めて話をすることで啓発につながってくれれば」と今回、詳しいいきさつを明かしてくれました。

 

 

 

陰性でも“100%安心できない”

 

PCR検査は、比較的、精度が高い検査方法とされていますが、感染していても陽性反応が出ないケースがあります。

 

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「感染したばかりだとウイルスの量が少ない」とか、「検体がうまく採取できない」といった理由が指摘されていて、専門家の間では「感染していても、実際に陽性反応が出る人は7割程度ではないか」という声もあります。

 

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VTRでもご紹介しましたが、石橋院長は、最初の2回の検査で陰性となってからも、念のため、診察中は、マスクやフェースシールドを着用していました。また、できるだけ患者に触れるのを避けて、口頭で症状などを聞き取っていたそうです。

 

患者への感染が確認されなかったのは、こうした対策が、功を奏したからかもしれません。

 

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県の担当者も

「PCR検査で陰性でも100%の安全を保証できるものでない」と話しています。

 

いつ第2波が来るかわからない状況だからこそ、自分や周りの人を守るためにも「自分は感染しているかもしれない」という意識を常に持って、ふだんから3密対策や新しい生活様式を心がけていただけたらと思います。

 



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山形局記者 | 投稿時間:14:45