【記者特集】コロナでどうなる? "遠隔介護"

 

「介護のために帰省するのが難しくなった」。

 

最近、高齢の親と離れて暮らす人たちから、こうした声が聞かれるようになりました。

 

背景には、緊急事態宣言が解除されたあとも、国や県が、引き続き東京などへの行き来を慎重に行うよう求めていることがあります。

 

こうした中、去年、県内で開発された「ある装置」が注目を集めています。

 

 


帰れない“事情” ほかにも

 

「緊急事態宣言が解除されたなら、帰省してもいいのでは?」。そう思った人もいるかもしれません。

ただ、山崎さんは「山形県の人たちは、県外からウイルスを持ち込まれることに強い危機感を持っていると思います。万が一、本当に自分が感染していたらと思うと、どうしても慎重になってしまうんです」と話していました。

 

もう1つ、山崎さんには、帰省をためらう事情があります。

 

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ご両親は、さまざまな訪問系の福祉サービスを利用していますが、事業所の一部から「東京にいる山崎さんが6月中に帰省してきた場合は、ご両親のところに2週間は訪問できない」と言われたそうです。

 

新型コロナウイルスが、福祉サービスの供給にまで影響しているのが現実なんです。

 

 

見守り装置 いくらで?

 

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今回ご紹介した見守り装置「まもる~のHOME」の気になるお値段ですが、要介護度が2以上の人であれば、介護保険でレンタルが可能です。別途、通信費用がかかりますが、自己負担は月に1000円です。

 

個人で購入する場合は、装置とWifiルーターで、あわせて12万7000円(税抜き)となります。

 

 

“新しい”介護の形

 

今回、ご紹介した装置のほかにも、国内では、核家族化に対応して、さまざまな見守りの装置やサービスが登場しています。

 

新型コロナウイルスの第2波・第3波が予想される中で、こうしたITを使った新しい形の介護が、今後さらに広がっていくかもしれません。



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山形局記者 | 投稿時間:16:47