【制作後記】 市民出資で作られた山形の映画館 "フォーラム山形"

 

 

はじめまして、番組を担当したディレクターの山本康平です!

 

今回取材した(2021年1月19日・23日放送)山形市の映画館“フォーラム山形”は、40年ほど前に、市民出資によって作られました。

設立の呼びかけ人で、現在代表を務める長澤裕二さんと妻の英子さん。

 

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お話を伺って1番印象的だったのは、映画館設立に懸けるお二人の熱量!

番組では紹介できませんでしたが、その一端が垣間見える資料があります。

 

長澤さん夫妻が主催していた映画サークルで当時作っていたチラシです。

 

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チラシには、月に何度か開催していた自主上映会のスケジュールなどに加え、映画館設立への協力を呼びかける“げき文”も掲載されていました。

 

例えば…

 

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「18歳から57歳までの60人の集団が赤信号を渡り始めたら、もはやいっしょに渡るしかない」←!!!

いや、もちろんダメですよ!でも、こうした長澤さんたちの情熱が市民を動かし、最終的に500人を超える仲間と3000万円の出資金を集めるに至ったのです。

 

そして誕生した市民の映画館“フォーラム山形”。

2005年に山形市の大手町から香澄町に移転しました。

 

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創業当時のフォーラム

 

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現在のフォーラム

 

移転に伴い内装も一変しましたが、唯一、創業当時の面影を残す場所があります。

 

それがこちらの「シアター2」。

 

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実は、ここだけは、大手町時代の座席がそのまま使われているんです。

 

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いま、フォーラム山形を支えようと活動をしている菊地伸勝さん。

「シアター2に来ると、大手町のフォーラムに通った青春時代を思い出す」と言います。

(そんなこともあり、あえてこの場所でインタビューをお願いしました)

 

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私自身、今回の取材で初めてシアター2に足を踏み入れましたが、
この場所にはまだ、当時の市民の熱気が息づいているような気がしました。

 



やままる   

山形局制作 | 投稿時間:17:51