9月13日(金)の「やままる」では、
乳がんによる下着の悩みに立ち向かう
河北町の林貴子さんのお話を紹介しました。
手術で片方の乳房を切除すると、
バランスが崩れ、体がゆがんでしまうことがあるそうです。
そのため、パットやブラジャーで重さを調節することは、
術後の体を守るためにとても大切なのです。
手術の傷や痛む場所は人それぞれ。
どんな下着が欲しいかも悩みによって変わってきます。
林さんも、肩ひもの幅を変えたり、留め具を前に持ってきたりと、
さまざまな悩みに対応できるよう試作を続けています。
さらに、布の裁断を地元の障害者支援施設に頼めるようオリジナルの型も制作。
同じ悩みを持つ人に快適な下着を届けるため、挑戦を続けています。
林さんがここまで前向きになれたのは、家族の支えがあったから。
家事を手伝ってくれたり、「笑ったほうがいい!笑うと健康になれる」と声をかけたりしてくれたんだそうです。
「その後の人生、生活がどのように変化することまで知ることが大事なこと」ということばがとても印象に残りました。
畠山彩子 | 投稿時間:15:38