スクープです！　アカゲラがツバキの蜜を吸いに来ています。
メジロでもなく、ヒヨドリでもなく、あのキツツキのアカゲラです。
聞いてないよ、キツツキが甘党だったなんて！
しかもカップルです。

今だれか舌うちした？
いえ、枯れ枝の山の中で動いている小鳥がいます。ウグイスです。舌打ちは「笹鳴き」とも言われる地鳴きでした。
いつもやぶに隠れて姿を見せないウグイスは、こんなに地味な色をしています。

ボケの木に止まって澄まし顔のヒヨドリ。くちばしから鼻先にかけて、ツバキの花粉がべったりです。どんなにお澄まししても、甘い蜜の誘惑には勝てません。春を満喫中のヒヨドリでした。

枝を飛び回り桜の蜜を堪能するヒヨドリ
鳥たちにとって桜の花の美しさより、美味しさの方が楽しみみたいです。

ねぐらからはるばるこのクルミの木まで、枝から枝へ移りながらやって来たリス。
朽ちたうろからクルミを取りだし、朝日を顔に浴びてかじり始めました。
私たちへの警戒感はあまりなく、どうだとばかり見せびらかして。
それにしてもなぜこんなあぶなっかしいところで……？