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2016年422日放送 午後1000分~NHK-FM

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『チューリップ・ガールは誰だ?!』

原案:山田野絵、佐藤杏樹、水澤彩佳、宮島亜弥

脚本:北阪昌人

★参考:すぎお、ミスティ

出演

山田野絵、佐藤杏樹、水澤彩佳、宮島亜弥、山寺宏一

あらすじ

新潟市内ガルベストン通りのとあるビルの最上階で、あるオーディションが開かれようとしていた。最終審査に残ったのは四人、山田野絵、佐藤杏樹、水澤彩佳、宮島亜弥。チューリップの街、新潟! それを広めるべくチューリップ・ガールを決めるこのオーディション。四人の中でチューリップ・ガールに選ばれるのはいったい誰だ!?

人物相関図

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物語が読める ♪


ナレーション:新潟市内を流れる日本一長い川、信濃川。
そこにかかる萬代橋近くに、ガルベストン通りがあります。
新潟市の姉妹都市であるアメリカ・テキサス州の街、ガルベストンに由来して名づけられました。
通り沿いの、とあるビルの上が、今回の舞台。
このビルの最上階で、あるオーディションが開かれようとしていたのです。


魚沼:ええ、私が、今回のプロジェクトの実行委員長をつとめます、魚沼米蔵です。
ええ、今回のプロジェクト、『チューリップ・ガールは誰だ!?』
みなさん、ご存知のとおり、明治時代に初めて日本でチューリップの球根作りを始めたのは、ここ新潟だと言われております。
チューリップの街、新潟! それを広めるべく、チューリップ・ガールを選び、活動してもらいたい。
最終審査に残ったのは・・・あなたたち、四人というわけです。


ナレーション:実行委員長の前に並んだ四つの椅子。そこに座るのは??


山田:私の名前は、山田野絵。
ぜったい、チューリップ・ガールになりたい!
どんなオーディションなんだろう。
でも、大丈夫。
だって、私には、モネマネの才能があるから。
最後は、あれをやっちゃう、エガちゃんの、モノマネ。
うおおお! 俺は山田野絵だああ!!

佐藤:私の名前は、佐藤杏樹。
ふふ、みんなには悪いけど、チューリップ・ガールは、私に決まりよ。
だって、私には、みんなをとろけさせる、あま~い笑顔があるから。
ふふふふ。

水澤:私の名前は、水澤彩佳。みんな、ごめんね、
チューリップ・ガールは、私に決まり。
私はね、子供が大好き。
工作や手遊び歌で、子供が寄ってくる。
♪はじまるよ、はじまるよ、はじまるよったら、はじまるよ。

宮島:私の名前は、宮島亜弥。
ああ、勝ったな。メンバーみて思った。
優勝は私だね。
私の長岡の公園でチューリップを見て育ったの。
誰より知ってる。チューリップの素晴らしさ。


ナレーション:さて、この四人の中で、チューリップ・ガールに選ばれるのは、誰だ??


魚沼:ええ、それではまず、チューリップをどれだけ知っているかを、チェックさせてもらいます。
ええ、チューリップについて、知っていることは?

宮島:はい!

魚沼:おお、宮島さん、積極的でいいね。はい、どうぞ。

宮島:はい、チューリップという名前の由来ですが、トルコの言葉で、ターバンという意味だそうです。
チューリップの原産国、トルコで、あれは何の花?と誰かがきいたとき、頭に巻くターバンに似ているところから「あれはターバンだよ」と言ったのがはじまりなんだそうです。

魚沼:はい、よくできました!
すばらしいね。ええ、ほかには、

佐藤:はい!

魚沼:おお、佐藤さんか、どうぞ!

佐藤:はい、チューリップは、チューリップは、ええっと、新潟県の県の花です。ふふふふ。

魚沼:はい、はい、笑顔が甘いから、いい。うん、笑顔がいいね。
チューリップみたいだね。

佐藤:ありがとうございます!

魚沼:では、次に、チューリップを体で表現してもらいましょう。

山田:はい!

魚沼:うん、いいね。山田さん、お願いします。

山田:こんな感じです。やぁ!

魚沼:どうみても、エガちゃんだね・・・。

山田:じゃあ、こんな感じです。
うおおお!

魚沼:うん? よくわからないな。ええ、他には?

水澤:はい!

魚沼:はい、水澤さん、やってもらおう、チューリップを体で表現すると?

水澤:こんなかんじです。
はーい、良い子のみんな、いいかな、チューリップ体操、はじめるよ。
いっちに、さんし、いっちに、さんし!

魚沼:はい、はい、どうもありがとう。まあ、これはこれでね、なんだかチューリップに見えなくもないな。

では、いよいよ最終試験です。

四人:えええ?もう?最終試験ですかーー?


ナレーション:実行委員長の魚沼は、四人にあるものを渡しました。
それは、大きな白い紙と、絵具でした。


魚沼:この白い大きな画用紙に、それぞれ、チューリップの絵を描いてください。
このビルの窓に貼って、外から見えるようにしたいと思います。
いいですね、好きなようにチューリップを描いてください!

山田:私、山田野絵は、思っていた。
さっきのエガちゃんは、はっきり言って、スベった。失敗だ。
なんとか、取り返さなくちゃ!

佐藤:私、佐藤杏樹は、思っていた。
勝てる。うん、ぜったい勝てる。
さっきの笑顔で好感度、アップ!

水澤:私、水澤杏樹は、思っていた。
絵を描く?得意だ。
私は画用紙で壁面をつくるのが大好き。

宮島:私、宮島亜弥は、思っていた。
やれる。チューリップを見て育った私には、描ける、
誰にも負けないチューリップが!


ナレーション:四人は、黙々と画用紙に向き合っていました。


ナレーション:とそのとき、水澤彩佳が、いきなり、立ち上がった。


水澤:ねえみんな、ちょっと聞いてほしんだけど。

三人:なんなの?

水澤:私、思ったの。この紙、窓に貼るんだよね。
だったら、大きい絵のほうがいいかなって。

山田:大きな絵って何?

水澤:ねえ、四枚の画用紙をつなぎあわせて、四人で、大きなチューリップを描いてみない?

佐藤:ちょっと待ってよ、それじゃ誰がいちばんうまいか、わかんないじゃん。

水澤:たしかに、競うことは大事だけど。
今、いちばん必要なのは、力を合わせていちばん大きなチューリップをつくることなんじゃないかなって、思った。

宮島:なるほど、いいかもね。

水澤:ありがとう。

山田:でも、それじゃ、だれがイチバンか、わからなくならない。

水澤:誰がいちばん絵をうまくかけるかってことじゃないと思うだ。

佐藤:そうかもね、面白そう。
みんなで画こう。私、こういうの、大好き! ふふふ。

水澤:山田さん、どう?

山田:しゃがないなあ、わかったよ。

水澤:じゃあ、画用紙、裏返して、白いほうにして、つなごう!


ナレーション:こうして、四人は、大きな大きなチューリップをひとつ、描きました。
それを見た、魚沼実行委員長は・・・。


魚沼:おお、おおおお、素晴らしい、これだよ、これなんだよ、私が求めていたのは!


ナレーション:大きな絵を窓に貼りました。


四人:うわああ、ビルの窓にチューリップが咲いた!!

魚沼:力を合わせること、みんなでひとつのものをつくること、それこそが、新しい何かを生み出すんだ。
キミたちは、全員、合格!
チーム名は、『チューリップ・ガールズ』だ!!

四人:ありがとうございます!!

収録後のワンショット

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