紀の国みてある記「取材日記」

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「春いっぱいの喫茶店(かつらぎ町)」平成21年2月24日(火)放送 リポート:小野忍 リポート:小野忍

早春、暖かくなるとお出かけしたくなりますよね。
今回は、県北部のかつらぎ町から、春いっぱいの喫茶店をご紹介します。
季節感たっぷりの店内では、心にも春を感じますよ。
町に住む主婦の皆さんがボランティアで開いている喫茶店です。

春いっぱいの喫茶店は、月1回の限定オープン!
高齢者向けデイサービスセンターの会議室で開かれます。
ふだんあまり外出できないお年寄りの皆さんに、お出かけして気分転換したような気持になってもらおうと、6年前から行われています。

喫茶店を切り盛りする皆さん 喫茶店を切り盛りするのは、家庭の主婦の皆さん17人。
「喫茶あいあい」というボランティアグループです。


自分たちも同じように年齢を重ねていく・・・今、自分たちの出来る形でお年寄りを大切にしたいという思いから、取り組みが始まったそうです。

季節感たっぷりの演出

「喫茶あいあい」は『お年寄りとの交流』を一番に考えたお店作りをします。
それが、季節感たっぷりの演出!
店内を、春の花やひな祭りのアイテムで華やかに飾ります。
お年寄りに室内でも季節を感じながらゆっくりしてもらいつつ、話題作りとしても活躍するそうですよ。

桜もち喫茶メニューで出される和菓子も、季節感にこだわっています。
春は桜もち、夏は水ようかんと、季節にあわせてメニューを変えています。
朝早くからメンバーが集まって、桜もちを手作りしました。
お年寄りの健康も考え、お砂糖の量も控えめに。
手作りのおもてなしで喜ばれるのが何よりうれしいということです。

ひとりひとりにエスコート役がついて、お年寄りをサポートします。
「喫茶あいあい」が運営する『あいあい喫茶』を訪れたお年寄りの皆さんは、この日23人でした。
月1回の訪れを皆さんとても楽しみにしていました。


喫茶は和菓子と飲み物が無料で、サービスも抜群!ひとりひとりにエスコート役がついて、お年寄りをサポートします。
桜もちをおいしそうにほおばるお年寄りの表情にメンバーの皆さんもにっこりでした。

『あいあい喫茶』の名前は、和気あいあいから。

『あいあい喫茶』の名前は、和気あいあいということばから名付けられたそうです。
その名のとおり、メンバーとお年寄りの皆さんが話すおしゃべりの声が店内に響き渡りました! 「90歳以上に見えない。若い!きれいよ!」
歌ったり、折り紙をしたりすることもあるそうです。

施設でお年寄りのお世話をしている齋藤啓子さん

施設でお年寄りのお世話をしている齋藤啓子さんは、「主婦の皆さんには温かい心遣いがある。」とメンバーの取り組みに感謝。


喫茶あいあいは、これからも手作りをモットーにお年寄りに、喜んでもらえるお店作りを目指していくそうです。

お母さんたち手作りの喫茶店は、これからも町のお年寄りに元気と笑顔を届けます。

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「あなたの知らないまぐろの魅力(那智勝浦町)」平成21年2月17日(火)放送 リポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子

世界遺産に登録されている熊野古道に温泉。
そして日本一の水揚げを誇る生鮮まぐろ。
観光資源に恵まれている県南部の那智勝浦町は、年間およそ180万人が訪れ、和歌山市、白浜町についで県内で3番目に観光客の多い町です。
しかし8月には9万人来る観光客も、2月になると半減します。
そこで、閑散期にもたくさんの観光客の皆さんに来てもらおうと、町では、去年7月から新しい観光メニューの開発に取り組んできました。
なかでも注目すべきは、旬を迎えて水揚げが盛んな生鮮まぐろを使った観光体験メニュー。
3月のメニュー開始を前に、皆さんにまぐろの体験メニューをご紹介しました。

「町並み博覧会」の準備をしている町の人手作りのポスターに看板。町では、来月から始まるイベントに向けて、準備が進んでいます。その名も「町並み博覧会」。
町じゅうの観光資源をいかした、22種類の体験ができるというイベントです。

さまざまな体験メニューがありますが、那智勝浦といえば、やっぱりまぐろ。生鮮まぐろの水揚げ量は日本有数を誇ります。

水揚げされたばかりのまぐろ 朝7時前、勝浦漁港は、水揚げされたばかりのまぐろで埋め尽くされます。
巨大なまぐろ・まぐろ・まぐろ。
迫力がありますよね。


まぐろの水揚げの盛んな時期は、12月から5月。 特に1月から3月にかけては、脂がのって一番おいしいと言われています。
ところが、2月、3月は観光客が減ってしまうというのだから、もったいない。

左・メバチマグロ、真ん中・キハダマグロ、手前・ビンチョウマグロ そんな背景もあり、町が今回の観光メニューにかける意気込みはそうそうたるものです。
わたしがまず体験させていただいたのは、生まぐろの食べ比べ。
漁港近くのまぐろ料理店を営む垣内伸夫さん、まぐろを卸して20年の脇口光太郎さんに、お刺身の3種盛りをふるまってもらいました。

まぐろの断面
これがもう、なんとおいしい!
おいしいとはわかっていましたが、こんなにとろけるなんて。
しかも甘いし、味が濃いのです。
どの部分が一番おいしいのか、教えてもらいました。
頭の部分に行けば行くほど、脂がのっていておいしいそうです。


こちらがその断面。皮に近い部分の白さを見てください!脂がしっかりのっている証拠です。

北郡千満子さんに「おまぜ」の作り方を教えていただきました。
まぐろのお刺身だけではありません。
まぐろの郷土料理を自分で作るという体験もあります。
講師は、漁師料理歴25年、北郡千満子さんです。
漁師のおかみさんが昔から作っている伝統的な料理、「おまぜ」の作り方を教えていただきました。

おまぜとは、まぐろを使った、ちらしずしです。
まぐろの骨から身まで全部使います。
中骨はだし汁に。身は塩と酢でしめます。
酢でしめると、プリップリのまぐろの赤い身が、見る見るうちに白くなります。
これをたっぷりと、ご飯といっしょに混ぜます。
そしてご飯には、中骨のだし汁で煮たこんにゃくや、たけのこなど、山の幸も混ぜていきます。
最後に、タレにつけたまぐろの赤身を散らします。

おまぜ完成 これはなんとぜいたくな!
彩りがきれいでしょ。
まぐろづくしの料理が出来ました。


まぐろのおいしさは言うまでもなく。
中骨のだしによって、すし飯の酸っぱさがまろやかになります。
北郡さんは「おまぜは勝浦の味。小さいころからおばあさんがよく食べさせてくれた」と語ってくれました。

このように、町並み博覧会では、町の人が講師やガイドとなってたくさん参加するので、とても身近な所で町の文化や歴史に触れることができる気がするのです。

今回はまぐろを中心にご紹介しましたが、このほかにも、平安衣装を着て熊野古道を歩くツアーや、語りべガイドと那智の滝を歩くウオーキングなど、たくさんの体験メニューが用意されています。
冬の那智勝浦も魅力がいっぱいですよ。

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「目指せ!県内縄跳び NO.1(和歌山市)」平成21年2月10日(火)放送 リポート:高柳真希 リポート:高柳真希

文部科学省で行われていた体力調査の結果、和歌山県は、小中学生とも全国平均を下回る結果が出ました。
今回は、低下傾向にあった運動能力に歯止めをかけようと、和歌山県健康体育課で行っている「きのくにチャレンジランキング」という企画を取材しました。
これは、県内の小学生・幼稚園・保育園が参加対象で、学校やクラスごとに、縄跳びやリレーの記録を競い合う企画です。県内の半分の小学校が参加するなど広がりを見せていて、記録を伸ばすために多くの子どもたちが頑張っています。
和歌山市の今福小学校では5年2組が参加し、全5種目のうち2つが県内1位という好成績を得ています。
記録を上げるためにどのようなくふうがあるのか、クラスみんなで記録更新に励む姿をリポートしました。

今福小学校を訪ねるとちょうど休み時間。広い校庭が埋め尽くされるくらいたくさんの子どもたちが遊んでいました。
縄跳びやボール遊びみんなとても元気です。休み時間を使って「きのくにチャレンジランキング」の練習をしている子どもが多いのです。
今福小学校5年2組の21人も仲よく練習をしていました。ランキングで競う団体種目はドッジボール・縄跳び競技2種・リレー(各自50メートル)・馬跳びの5種目。
5年2組はドッジボールと馬跳びが県内1位。
そのほかの種目も5位以内に入る成績優秀チームです。(2月5日現在)
どうしてこんなに強いのか。
その秘密はクラス内での話し合いにあるそうです。

給食の時間に話し合いみんながそろう給食の時間。
この日は、275回で県内4位の「8の字跳び」の記録を伸ばすための話し合いをしていました。
「8の字跳び」はいわゆる大縄で、3分間で何回縄を跳べるかを競う種目です。

話し合いでは、「あせってテンポが崩れないように落ち着いて」「引っ掛かったらすぐに縄から出る」「みんなで声を掛け合う」など活発な意見が出ていました。

跳ぶ順番もみんなで決めます。
得意な子どもが苦手な子の後ろに並んで縄に入るタイミングを教えてあげられるような順番です。

縄の回るスピードはかなり速い


3分間で300回近い回数を跳ぶので、縄の回るスピードはかなり速いんですよ。



わたしも縄に入ってみましたが、速すぎで縄が見えませんでした。このスピードを軽々こなすみんなはすごい!

縄を跳ぶ位置の真横から入る

練習を見ていたら、みんなと少し違った位置から縄に入る男の子の姿に気づきました。

回す人の真横からではなく、縄を跳ぶ位置の真横から入るのです。
「みんなと同じ位置だと、縄がよく見えなくて入りづらかったから、自分で研究して入りやすい位置を見つけた」そうです。

女の子の背中を優しく押してあげている男の子
さらに、女の子の背中を優しく押してあげている男の子が。
「タイミングを教えてあげたら跳びやすいと思う。チームのためになると思って」と力強く答えてくれました。
女の子も「大縄跳びは苦手だったけど背中押してくれたおかげでできるようになった。みんなのおかげ」とうれしそうでした。


クラスみんなが記録更新に向けてできることをしようとしている姿に温かさを感じました。

いよいよ記録更新にチャレンジ!275回を上回る新記録は出るか!
円陣を組んで、緊張の面持ちでスタート。
緊張のせいか始めは引っ掛かる回数が多い。
先生も時間を計りながら「出ないかも・・・」首をかしげます。
しかし子どもたちは、「いけるいける!」と前向き。
200回を超えた辺りから、調子は絶好調。まったく引っかかりません。

おめでとう!!



記録は・・・

みごと「279回」。
みんな飛び上って喜びました。


みんなで考えて、努力して出した新記録。
すてきな瞬間に立ち会えてとてもうれしかったです。
みんなありがとう!
これからも仲よく楽しく運動してね。

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「星空をみんなで楽しもう(日高川町)」平成21年2月3日(火)放送 リポート:小野忍 リポート:小野忍

ことしは「世界天文年」。
ガリレオ・ガリレイが天体を観測してから、400年目にあたりますが、
皆さんは最近、夜空を見上げることはありますか?
冬は「シリウス」などの明るい星が多く、
空気も澄んでいるので星を見るのにぴったりの季節です。
県中部の日高川町から、星空に親しんでもらおうとする取り組みについてお伝えしました。

日高川町の「かわべ天文公園」。
広い公園内にある、天文台・プラネタリウム、宿泊施設の天文複合施設で星を思い切り楽しめます。

天文台




<天文台>
近畿地方で3番目の大きさを誇る口径100センチの大型望遠鏡。

金星の輪もはっきりと見えるそうです。

宿泊施設 <宿泊施設>
星を見るため専用に建てられた宿泊施設です。
一つ一つの部屋に、星の名前が付いていて、 『アルタイル』『ヴェガ』は、七夕の「ひこ星」と「織り姫」を表す星。七夕のお話のとおりに、廊下を天の川に見立て向かい側にあるのはロマンチックですね。
テラスでは、貸し出し望遠鏡で星空を楽しめます!

上玉利剛さんと古屋昌美さん

<プラネタリウム>
いつでも星を楽しめるプラネタリウムもあります。

天文公園・職員の上玉利剛さんと古屋昌美さんが、シナリオからスライドやイラスト作り、解説までオリジナルのプログラムで行っています。

みかん星

季節ごとの投影はもちろん、地元の小学生の課外授業にも使われています。


この日は、日高町立和佐小学校の6年生が訪れ、星座のシールが貼られた館内の88の席を使って星座を学んだあと、投影では和歌山にちなんだ名前の星、「みかん星」について教えてもらいました。

『マタニティ・プラネタリウム』




地域の育児支援グループといっしょに『マタニティ・プラネタリウム』も行っています。


出産を控えた女性を対象にしており、妊娠中のストレスを和らげることが目的です。

星空に赤ちゃんの写真
星空と胎教にいいと言われる音楽とのコラボレーション、お母さんになる喜びや心構えなどについての「詩」も読み上げられます。


さらに、星空に赤ちゃんの写真なども登場!
お母さんは、おなかの赤ちゃんに愛情をより強く、感じるそうです。

「かわべ天文公園」では、今後も、プラネタリウムのオリジナル・プログラム作りやイベントを盛りだくさんに考えていくということで、和歌山の天文ファンの期待に応えてくれそうですね。

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