紀の国みてある記「取材日記」

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「伝統のみかんハチミツ(有田市)」 平成20年5月27(火)放送 レポート:小野忍 リポート:小野忍
温州みかんの花が咲く、有田市から「みかんハチミツ」の話題をお伝えしました。
「みかんハチミツ」は、ミツバチが温州みかんの花から集めたハチミツで、 さわやかな香りと上品な甘みで人気があります。
温州みかんの里ならではの、おいしいみかんのハチミツ作りをしている、 養ほう家、有田市の貞和宏(さだ・かずひろ)さんを訪ねました。

温州みかんの花



白くてかわいらしい花ですね。温州みかんの花です。

温州みかんの花


この時期、有田市を車でお通りの際は、窓を開けてみてください。


温州みかんの花のさわやかな香りを、風に感じることができますよ。
貞 和宏(さだ・かずひろ)さん

有田市の貞和宏(さだ・かずひろ)さんは、江戸時代から代々続く養ほう家の5代目です。


「みかんハチミツ」は、なんと800万匹のミツバチから集められていました!!ハチの多さに驚きましたが、撮影のためには、養ほう場に入っていかなければなりません。
取材クルー



取材クルー一同、できるだけの予防策をとったのですが、重い撮影道具を持つカメラマンは、撮影半ばで、「もう刺されてもいい」と、防御する網を取り始める根性も見せてくれました。
みかんハチミツ

「みかんハチミツ」は、みかんの花の香りと、濃度のバランスの1番良いころあいで採る必要があるそうです。


35年の経験から巣箱の重さ、巣の見た目や香りで絶妙のタイミングが分かるそうです!すごいですね。
喜代子さんと直也さん
そのハチミツを取り出すのは、お母さんの喜代子さんと息子の直也さんの担当です。


お母さんは、私たちがハチに刺されないように気遣ってくださいました。


直也さんは、20代前半という若さで、すでに養ほう家としてお父さんを支えています。
みかんハチミツ
こうして家族の皆さんが丹精込めて採取したみかんハチミツ、おいしかったです。


これからも、おいしい和歌山の「みかんハチミツ」を届けるために、頑張ってください。


貞さんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
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「生まれ変わる梅(海南市・みなべ町)」 平成20年5月20日(火)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
和歌山を代表する特産品・梅の収穫が始まっています。
収穫された青梅は、主に梅干しや梅酒に加工されますが、県内では、その過程で出た副産物を活用して新たな加工品を作ろうという取り組みが行われています。
梅の国、和歌山ならではの梅のリサイクルをお伝えしました。

梅の収穫シーズン到来!


ことしもやってきました〜!

梅の収穫シーズンです☆

毎年この時期になると私の梅好き魂に火がついてしまうんですよねぇ。

梅の実梅は、もちろん和歌山自慢の一品。生産量も1980年と比べると3倍から4倍に伸びています。
ということは、つまりその分副産物の量も増えてきているのです。


特に梅酒工場で梅酒を作るのに使われた「梅の実」の処理は、これまでほんの一部がソースの原料などに使われるだけに過ぎなかったそうです。

梅酒の香りと甘みがほんのり。そして実が柔らかい! そこで、年間600キロリットルの梅酒を製造している海南市の工場では、梅の実をまるごと入れた「梅酒ゼリー」を開発しました。

梅の実の再利用。その心は、「農家さんの作った梅の実を大切にしたいから」だそうです。梅の実一粒を育てるために1年間がんばってきた農家さんの姿が頭に浮かびました。

梅酢 一方、みなべ町の梅干し製造工場。梅干しを漬けた経験のある方はご存じでしょうが、収穫した梅に塩を漬けるだけで梅から水分がたくさん出ます。これを梅酢といいます。


県内では、収穫したうちのおよそ5万トンの梅が梅干し用に漬けられているとも言われていますので、梅酢はその半分近くのおよそ2万トンも出ていると推測されています。

梅加工業・細川清さん と 門脇

梅干しと同じくらい栄養価があるのですが、塩分が高すぎるため、ほかへの転用が難しいとされてきました。

そこでこの工場では、県内で昔、夏場に弱った鶏に梅酢を与えていたという話をヒントに、鶏のえさに混ぜて与えてみようとひらめきました。

梅酢から塩分を抜く


でもそのままだと、鶏さんだって塩辛くてつらいでしょうから、県と共同で塩分を抜いた脱塩濃縮梅酢の開発に成功しました。


苦労のかいあって、梅酢の栄養価を変えず、塩分を抜くことに成功。

脱塩濃縮梅酢を鶏のえさに混ぜる

 


今では、県内の11の養鶏場で、この「脱塩濃縮梅酢」を鶏のえさに混ぜて与えているとのことです。

鶏さんも健康! 鶏さんも健康になって喜んでいるとかいないとか。
ことしからは養殖マダイのえさとしても、この梅酢飼料を与える試みが始まっています。県水産試験場の話によるとマダイに肉質の向上がみられているそうです。

私たち人間も脱塩濃縮梅酢を摂取する未来が近いかもしれません。

ふだん何気なく食べている梅の粒一粒。梅酒の一杯。その背景には、余すことなく梅を使いたいという産地の努力がありました。
そのことが皆さんに少しでも伝えられたならうれしいなあ。
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「人形と届ける幸せのメッセージ(和歌山市)」 平成20年5月13(火)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
たくさんの人に元気と笑いを届ける腹話術の話題をお届けしました。
和歌山市に住む鍼灸(しんきゅう)師、宮本年起(みやもと・としき)さんは、昭和55年に発足した全国で一番古い腹話術の研究グループ、和歌山腹話術協会を発足当時から引っ張ってきた方です。
宮本さんは、腹話術で地域貢献したいという思いから、仕事のかたわら、地元の老人福祉施設や幼稚園を中心に、月に2、3回、ボランティアで腹話術を披露。この活動を26年も続けています。
面白い腹話術を見せるために、日々、発声練習や呼吸法、台本作りなどの基本練習や準備も欠かさずに行っています。「見る人に幸せを呼ぶメッセージをこめる」という宮本さんと、相方である5体の人形が繰り広げる腹話術の魅力を紹介しました。
宮本年起(みやもと・としき)さん

鍼灸師として一日に4人から5人の方の治療にあたっている宮本さん。お仕事の合間に 学校や福祉施設へ出向いて、ボランティアで腹話術を広めています。


宮本さんの毎日のスケジュールはびっしり!大忙しの日々です。今までに訪れた施設や学校は30近くになるそうです。
腹話術の発生練習 空いている時間を見つけて行うのが、腹話術の発声練習。練習も人形がボケて、宮本さんが突っ込むという面白い練習でした。


私も腹話術の基礎を教えてもらったのですが、日ごろ、アナウンスで行っている口をしっかり動かして話す訓練とは逆に、口を動かさずにしゃべるという腹話術はとても難しかったです。
腹話術の発生練習

練習では、唇に割りばしをはさんで、唇を動かさないようにして話します。


割りばしがあると練習しやすかったので、みなさんもチャレンジしてみてはいかかですか。
鍼灸師として治療をする宮本さん 練習をしばらく続けていると、本業の鍼灸師としての仕事の時間。宮本さんは 白衣に着替えて患者さんを治療します。


腹話術はこのときも役に立っていました。 ひざに痛みを抱える患者さんに、腹話術の人形で予防法を説明するのです。
「お人形が説明してくれると易しい感じがしていい」と好評でした。
保育所で腹話術を披露 治療を終えると、次は地元「さんた保育園」での腹話術披露です。
普段からよく交流していることもあって、宮本さんは園児たちに大人気!


腹話術のテーマは「お友達と仲よくなろう」です。お互いの名前を呼んであいさつしたり、おもちゃやおやつを譲り合ったりすることをお人形が教えてくれます。子どもたちも楽しんで聞いていました。
宮本さんと柳 宮本さんは、「人形といっしょだと、自分の口から言いにくいこと、言えないことも優しくわかりやすく伝えることができて、コミュニケーションがとりやすい」と話してくれました。


これからも県内各地で、様々なメッセージをお人形と届けていくそうです。 楽しい時間をありがとうございました。
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