紀の国みてある記「取材日記」

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「ふるさと駅弁 出発進行!!(田辺市)」 平成20年1月30日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
田辺市では、今、とことん地元の「食」にこだわり、観光客などにアピールする取り組みを行なっています。地元産の食材を使った丼や、特産品の詰め合わせに続いて、田辺を代表する駅弁の開発に乗り出し、アイディアは広く一般から公募しました。駅弁の試作品やコンテストに参加した市民の思いを通して「食」に対する田辺の皆さんのこだわりをご紹介しました。
駅弁のアイディアの山! 海と山の自然に恵まれ、旬の食材が豊富な田辺市。
「食」で田辺をPR!!ということで、田辺商工会議所などでつくるプロジェクトチームが駅弁作りに取り組みました。


なぜ、駅弁が選ばれたかというと・・・
ご当地ならではのネーミングなどで地域の特色が出せ、駅弁フェアといった全国を見据えた展開ができるからだそうです。確かに、スーパーやデパートで行なわれる駅弁フェア、人気ですよね。
田辺の駅弁をつくるために、まず行なわれたのはアイディアコンテストです。寄せられたアイディアは、何と404点。


県内外からたくさんの応募があり、7点が選ばれました。いずれも田辺らしさを意識したお弁当ばかりです。
梅三昧 リポートでは、受賞した7作品のうち2作品を紹介しました。


まずはこちら。
田辺の特産である梅にこだわった「梅三昧(ざんまい)」。おいしそ〜でしょ。
小西君 考えたのは、地元の中学2年生の小西裕一(こにし・ゆういち)君です。


料理が得意で、将来の夢は料理人と言う小西君。素材選びから、盛り付けまで全て一人でこなしたそうです。
弁慶のいっぷくめし 続いては、こちらの作品。
田辺市の観光地 熊野古道をテーマにした「弁慶のいっぷくめし」です。


(写真:弁慶のいっぷくめし)
めはり寿司やおかず

郷土料理のめはり寿司やあゆの甘露煮、山菜・・・昔ながらの味が並びます。


(写真:めはり寿司やおかず)
中谷さんと堤 考えたのは、田辺市在住の中谷(なかたに)みやびさん。
得意なイラストでふるさとへの思いを表現しています。


「熊野古道を歩く人たちがいっぷくするときに食べて欲しいです。できるだけ古(いにしえ)の雰囲気を大事にしました。」
と中谷さん。




こうした田辺の人たちの思いを受け、出来上がったのがこちら。
駅弁駅弁駅弁
駅弁駅弁

梅やめはり寿司、地鶏のご飯といった田辺の味が詰まっています。
さて、どんな味がするのでしょうか。


これらの駅弁は、2月9日(土)〜24日(日)まで、土日祝日限定で、 JR紀伊田辺駅で試験販売されます。
近くに行かれた際は、立ち寄ってみてはいかがですか。
評判がよければ駅構内の売店での販売や、駅弁フェアへの出品も考えているそうです。


今後の展開からも目が離せませんね。
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「海の王者・サメが干物に!?(那智勝浦町)」 平成20年1月23(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
サメ全国有数の生鮮マグロの水揚げ量を誇る那智勝浦町。実は「サメ」もマグロのはえなわ漁の副産物として水揚げされていることをご存知ですか。
ヒレは、高級食材の「フカヒレ」として主に関西方面に出荷され、肉は加工して「干物」になり、地元のお土産品として珍重されています。
サメ加工業の森本裕之(もりもと・ひろゆき)さんのお宅では、天日干しにする作業を11〜4月いっぱいまで行っていて、今、まさに旬を迎えています。冬の日差しと強い北風で乾燥させることで身を引き締める効果があるからだそうです。
水揚げされたサメが、フカヒレや干物になるまでの一連の流れを紹介しました。どう猛なイメージが強いサメ、どんな干物に?

那智勝浦町でサメも水揚げされていたとは!私は取材をするまで知りませんでした。
森本裕之(もりもと・ひろゆき)さん サメの干物は、たいへん古い歴史を持っています。三重県の伊勢神宮に「お供えもの」として奉納するために作っていたそうで、今でもサメの干物は伊勢神宮への重要な供え物のひとつだということです。
この伝統を重んじてきたのは、 みごとな包丁さばきを見せてくださった3代目の森本裕之(もりもと・ひろゆき)さん。
この道50年のベテランです。
森本裕之さん・茂弘さん

そして4代目の森本茂弘(もりもと・しげひろ)さん。
(写真右が4代目の茂弘さん)
森本さんの家族

家族みんなでサメの干物作りを行っています。
サメの刺身 裕之さんは、切り身作業の手を休めて、サメのお刺身を食べさせてくれました。



口の中でとろけますが、味はあっさり。


さらに取材が終わった後にも、 サメのお刺身をのせたおすしと、みりん味の干物、そして塩味の干物を使ったお茶漬けをこしらえてくださいました。
サメの刺身

まさにサメオンパレード☆サメざんまい☆
特に、お茶漬けは肉厚の干物にあっさりとした番茶とご飯がマッチしていて非常においしかったです。
サメの刺身

どうにかこの味の感動を証明したくて、放送でお見せした干物を、放送が終了した次の日に二人のキャスターにも試食してもらいました。
サメの刺身


え?堤さん本当ですか・・・? (^_^:) きっとそれは温かい「お茶」のおかげですね☆



サメの刺身
サメの干物・塩味は、鶏肉のような味わいで、おっかないサメからは想像できないくらいの柔らかさがあります。
お茶漬けにぴったりです。
サメの刺身
サメの干物・みりん味は、たらのような味。
しょう油の香ばしい味がしっかりとしみこんでいて、弾力があり、しっとりとしています。
最盛期は、町に4軒ほどあったというサメ肉加工店。
手間暇の問題などから、今では森本さんのところ1軒だけになってしまいました。貴重な文化でもあるので、今後とも残していってほしいと思います。
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「筆で届ける夢と希望(太地町)」 平成20年1月16日(水)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
田中太山(たなか・たいさん)さん 太地町生まれの書画家、田中太山(たなか・たいさん)さんを訪ねました。
田中さんの書画は、「笑顔、幸せ、感謝」をテーマに墨で書かれた文字と、絵の具で彩色された絵が中心。田中さんは多くの人に笑顔で過ごしてほしいと願いを込めています。坊主頭がトレードマークの田中さん、地元の人は親しみをこめて「坊主さん」と呼んでいます。


書を通じて多くの人に、メッセージを届けてきた田中さんは今回、出身校の太地中学校を訪ねて、書初め大会を行いました。地元の子どもたちとの書初め大会を通じて、田中さんの書画への思い、そして新春の子どもたちの夢をリポートしました。
太地町

太地町の青い海、青い空、澄んだ空気、外を歩くととても気持ちがよかったです。


坊主頭に、ふちのあるメガネ、大き目の法被がトレードマークの坊主さんの作品を見せていただきました。
ありがとうさん


大きな口でにっこり笑う人の絵。
「ありがとうさん」というキャラクターだそうです。
坊主さんの作品


作品には「ありがとう」という言葉がたくさん使われています。
坊主さんの作品

「人間は辛いことがあるとダメージを受けるけれど、物事を楽しんだり、感謝したりする気持ちがあれば、辛さを跳ね飛ばすことができる。だから作品のテーマは『笑顔、幸せ、感謝』なんだ。」
と坊主さんは話してくださいました。
坊主さんの作品

坊主さんに言われて、わたしも改めて「ありがとう」の言葉の大きさに気がつきました。


「ありがとう」いつもそんな穏やかな気持ちで生活したいと思いました。
坊主さん 坊主さん、書画家になる前は料理人だったそうです。そのときに書いていたお品書きをお客さんに褒められたことがきっかけで書画家を目指しました。8年前のことです。



完成した作品「夢は自分で叶える」










たくさんの苦労をしながら書画家になる夢をかなえた今、坊主さんは書画を書くイベントや講演会で、子どもたちに経験を交えながら「夢を形にすることの楽しさ」を伝えています。


今回は、坊主さんの出身校 太地中学校で、新年を迎えて「夢」をテーマに書初め大会を行いました。
子どもたちにアドバイスする坊主さん



保育士、美容師、漁師、野球選手、世界一周旅行がしたい・・・みんな色々な夢を持っていました。


坊主さん、夢に合わせて筆の使い方、表現の仕方をアドバイスしていました。
子ども達の作品



夢を一生懸命に書くみんなが輝いて見えました。
みんなの夢がかないますように・・・・。
太地中学校のみんな

太地中学校のみんな、そして坊主さん楽しい一日をありがとうございました。



坊主さんと柳
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「幸せ彩るスイートピー(御坊市)」 平成20年1月9日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
春の訪れを告げる花「スイートピー」。
和歌山県日高地方は全国有数の切り花の産地で、温暖な気候を利用した花き栽培が、年間を通して盛んに行われています。スイートピーの栽培は全国でも有数の規模を誇ります。
県では、さらにスイートピーの和歌山としてのイメージを高めたいと、13年前からオリジナル品種の育成に取り組んできました。これからの広がりが期待されるオリジナルスイートピーの魅力と、オリジナルの品種を作ることの難しさや喜びをリポートしました。
スイートピー 春のイメージが強いスイートピーですが、花屋さんなどの店頭に並ぶのは、ちょうど今の時期です。
和歌山市内のお花屋さんで聞いたところ、 「スイートピーは、色も豊富だし存在感がすごくあります。華やかで柔らかく、主役にもなるし脇役にもなる花なので、婚礼に向いている花ですね。」という答えが返ってきました。
スイートピー農家の山本裕子(やまもと・ゆうこ)さんと そしてかれんなスイートピーの花言葉、皆さん知っていますか?


何と「門出」!!
まさに、幸せを祝福するのにふさわしい花です。


結婚式にスイートピー。
それでは、とことん結婚式にふさわしいスイートピーを作ってしまおう。
ということで、和歌山では、オリジナル品種のスイートピーを育成しました。御坊市にある和歌山県暖地園芸センターで13年前から研究が始まり、これまでに4品種が発表されました。
華やかで花が落ちにくいという特性から、その名も「結婚式シリーズ」。


それでは「結婚式シリーズ」をご紹介しましょう。
スイートルージュ

@濃いピンクと淡いピンクのコントラストが特徴
  「スイートルージュ」
紀のウエディングベル

A外側のピンクの縁取りが特徴
  「紀のウエディングベル」
ブライダルピンク

B花嫁が持つブーケをイメージした
「ブライダルピンク」
キャンドルピンク

C柔らかいピンクが、暖かいキャンドルを
  イメージさせる「キャンドルピンク」
ピュアクリーム

そこに昨年新しい仲間が誕生しました。
やわらかい雰囲気の清そな白い花、純白の花嫁をイメージした「ピュアクリーム」です。


ピンクと白のスイートピーを両親にもつ「ピュアクリーム」、この色を出すのに5年かかったそうです。


県内でもまだ3軒の農家でしか栽培されていませんが、他の4種と同様に結婚式などでの活躍が期待されています。



村上さん 「かれんなイメージの花というのはもちろん、花がたくさんついて、生産される方にとっても作りやすい花を目指して育成しました。“結婚式の花は和歌山のスイートピーを”と言われるくらいになればいいなと思います。」


と言うのは、オリジナルスイートピーの開発に取り組む暖地園芸センターの村上豪完(むらかみ・たかひろ)さん。



今後、少し大人っぽい「紫色」のスイートピーも研究中だということで、 新しいウエディングスイートピーの誕生が今から楽しみです。
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