紀の国みてある記「取材日記」

紀の国みてある記「取材日記」 紀の国みてある記「取材日記」

 

キャスター紹介

柳 真希
(たかやなぎ まき)
和歌山の元気をお届けします!
堤 真由美
(つつみ まゆみ)
和歌山の旬の情報をお届けします!
門脇 瑛子
(かどわき えいこ)
「笑う門脇には福来る」 をモットーに県内各地を飛び回ります!


   
 

平成19年度バックナンバー

平成20年 3月

平成20年 2月

平成20年 1月

平成19年12月

平成19年11月

平成19年10月

平成19年 9月

平成19年 8月

平成19年 7月

平成19年 6月

平成19年 5月

  平成22年度へ
  平成21年度へ
 

平成20年度へ

   
   
 

わかやまNEWSウェーブ

ぐるっと関西おひるまえ



















Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All rights reserved. 許可無く転載することを禁じます。
「そば食い隊の収穫祭〜地域の年越しそば〜(田辺市)」 平成19年12月26(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
そば大晦日に家族で囲む、年越しそば。
和歌山県田辺市では、手作りのそばを地域みんなで味わおうという集まりが行われています。
集まってそばを食べるだけではありません。田辺市中辺路町の休耕田を使って、そば栽培、収穫、加工までの一連の作業を行う催しです。
行っているのは地元の有志グループ「そば食い隊(そばくいたい)」。
熊野参詣道の世界遺産登録を目指していた地域に元気を呼び込もうと、平成15年の冬に、地元の23〜51歳までの男性が結成しました。
職業も出身地も様々な「そば食い隊」を中心に、そばを通した地域の輪をリポートしました。
そば
おいしそうなそばでしょう?(*^o^*)


田辺市中辺路町のみなさんがそばの実の栽培から手がけた、正真正銘の手作りそばです!
そば食い隊

そば作りの中心になっているのは、その名も「そば食い隊」のみなさん。


「そば、食いたい!」という思いがこのグループ名の由来になりました。


とってもユニークですよね。
そばの実
これが収穫したそばの実です。


今回収穫したのは「高嶺ルビー」という品種で、
赤い実(右側)が熟すと黒っぽく(左側)なります。


そば打ちにもコツがいるんですよ。
できるだけ細く切るのがポイントだそうなのですが、これがまた難しくて・・・。
どうしてもきしめんのようになってしまいます!

私が打った太いそばは、かみ応えがありすぎました・・・。
そばは湯がくと予想以上に太いものができます!みなさん、そば打ちをする際にはご注意ください(;_;)


そばつゆ

そばつゆのだしには昆布やかつおぶし、そして自家製のしいたけを入れます。


できる限り土地のものを使おうというのがそば食い隊のモットーです。
そば食い隊隊長の森隆男(もり・たかお)さん

そば食い隊がなぜそばを作り始めたのかというと、そばは育てやすい作物で、 栽培から3か月で食べることができると聞いたからだそうです。


「自分たちで作ったものをとにかく早く食べたかったんよ〜」と話すのは、そば食い隊隊長の森隆男(もり・たかお)さん。
そば作り そして、
「栽培の作業をしていく中で地域のみんなが手伝ってくれて、嬉しかった。そしたら地域が一つになったという感覚がして、今ではやりがいを感じている。」
と話してくれました。
そば作り

こうして「そば食い隊のそば作り」は、次第に「地域みんなのそば作り」となり、そばを通して、地域の輪が広がっていったのです!
そばを食べる子どもたち

自分で打ったそばというのはなぜこんなにもおいしいんでしょうね(^_^)


子どもたちもわんこそばをすするようによく食べていました。
そばを食べる子どもたち
この食べっぷり!お見事!


しかし君たち、一体何杯食べるのだい!?そばを食べる子どもたち


田辺市中辺路町のみなさん、ありがとうございました。
ページの上へ




「家族で奏でるハーモニー(上富田町)」 平成19年12月19日(水)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
谷本ファミリークリスマスを前に心温まる音楽一家の話題をお届けしました。
上富田町に住む谷本ファミリーは、家族でハンドベルの演奏を始めて7年。全員が楽器や歌を学んでいる音楽一家で、年末のこの時期には地元を中心に各地で演奏会を開いています。家族ならではの息の合ったハンドベルの澄み切った演奏と練習風景をリポートしました。
谷本ファミリー
谷本ファミリーは、お母さんの呼びかけで、ハンドベルを始めてもう7年になります。谷本家の奏でる美しい演奏は地元でも人気で、クリスマスを前にしたこの時期は毎週のように演奏会を開いています。演奏会ではイングリッシュハンドベル62個を使います。
ハンドベル

全部揃えるのに300万円もかかったそうです。


高価でも、澄んだベルの音色を家族で奏でたかったとお母さんは言います。
ハンドベル 田辺市の鮎川小学校での演奏会に参加しました。


曲目は「アイアイ」や「ドレミのうた」など子どもたちがよく知っている曲が中心でした。手に持って鳴らしたり、バチを使って叩いたりします。


いろんな奏法があるんですね。
フライパンも楽器に…! ハンドベルだけでなく、おもちゃやフライパンも使います。楽しい演奏に会場からも拍手、歓声であふれます。


聞きに来ていた子どもたちも澄んだ音色にうっとりしていました。
パソコンに向かうお母さん

お家に帰っても、楽譜作成で忙しいお母さんを家族みんながよく手伝うそうです。


お母さんはご飯を作りながらパソコンに向かい・・・ハンドベルが頭から離れないんです。
食後の練習

食後の練習にも参加しました。
初めて見る楽譜もあっという間に譜読みを終えてしまう皆さん。


すごいなぁ。


あんまり楽しそうなのでわたしもチームに入れていただきました。
練習に参加する柳

私もピアノ経験はあったんですが、ハンドベルは初めて。4つのベルを担当しましたが、順番を覚えるだけでも大変。やっとの思いで演奏を終えました。


皆さんは12個のベルを担当しているんです。頭が上がりません。
谷本さんご一家と柳

谷本さんご一家、本当に温かい家族で、私もなんだか家族が恋しくなりました。


これからも仲よく、素敵な演奏を続けていってください。
ページの上へ




「300年の年越し豆腐(橋本市 賢堂地区)」 平成19年12月12日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
大掃除に取りかかり、お正月の準備が始まるこの時期、和歌山県北部の橋本市賢堂(かしこどう)地区では、伝統行事の「豆腐講(とうふこう)」が行われます。「豆腐講」とは、焼いた豆腐を食べながら、1年にあった出来事などを語り合う行事です。参加するのは、地元の40歳以上のお父さん。
300年も前から伝わると言われる「豆腐講」の魅力と、お父さんたちが、しちりんを囲んで豆腐を焼き、お互いの労をねぎらいながら過ごす行事の様子をご紹介しました。
もう少しで今年も終わり。各地から年越しの便りが届いていますね。
皆さんは、年越しに食べるものと言えば、何を思い浮かべますか。
関西では「うどん」を食べる方も多いようですが、やはり「そば」という方が一番多いのではないでしょうか。しかし、橋本市の一部の地域では、年越しに「お豆腐」を食べる習慣があるんです。珍しいでしょ。


賢堂 でも、どうして豆腐なのでしょう。
地元のお父さんに聞いたところ、なぜ豆腐かというのには様々な説がありました。


その一つをご紹介しますと・・・
賢堂は高野山の上り口に当たり、古くから参拝する人々でにぎわった町です。
高野山と言えば、高野豆腐が有名ですよね。
豆腐焼き 賢堂から高野山に至る道は、昔、高野豆腐を作るための豆を運んでいたことから「豆の道」と呼ばれていたため、豆腐の文化が橋本には根付きやすかったのではと言われています。なるほどなるほど。

こちらが、その年越し豆腐です。「豆腐焼き」と言います。

ネギみそ こんがり焼いた木綿豆腐に、ネギみそをたっぷり塗っていただきます。


地元で収穫したネギを、ひたすらすりつぶして、つぶしてつぶして・・・30分。


赤みそや白みその豆腐田楽を想像していた私は、緑色のみそに驚いてしまいました。
堤いただく

トロトロになったところに、みそや砂糖を入れて味を整え、さらに卵の黄身でつなぎます。


「昔の人は、体に良いものをこうして取り入れていたんでしょうね。」
と地元のお父さん。
撮影スタッフも、豆腐焼きを味見しました。


おいしいおいしいと、あっという間に2個をペロリ。
たき火に当たりながら一年を振り返る、300年続く伝統の豆腐焼き。
忙しくなる時期を前に、ほっこりした時間を過ごすことができました。
賢堂地区の皆さん、ありがとうございました。
ページの上へ




「おばあちゃんとカメラ(海南市)」 平成19年12月5日(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
冬の便りが聞かれ始め、紅葉もそろそろ終わりですね。しかし、まだまだ芸術の秋は続きます!今回は、海南市に住む一人の女性を訪ねました。松田季子(まつだ・すえこ)さん(75歳)です。亡き夫が残したカメラを手に、19年間、写真を撮り続けてきました。松田さん自身も10年前に病気にかかり、一度は写真をあきらめかけたそうですが、周囲の励ましでこの秋、初の個展にこぎつけました。松田さんが生き生きとカメラに向かう姿と、写真に対する深い思いをリポートしました。
カメラを構える松田さん

松田さんのカメラを構える姿。


うーんかっこいい!
カメラを構える松田さん

松田さんのこの滴る汗、わかりますか?


写真に対する真剣さが伝わってきます。
みなさんはどんなときに写真を撮りますか。
誰かにシャッターを頼んで、その時の記念写真として。
あるいはいい景色が見つかったとき。
家族、恋人、友人など、大切な人の表情を撮ることもあるかもしれませんね。

カメラ越しには、どんな光景が広がっていますか。






松田さんのカメラ松田さんが使っているカメラは、19年前に亡くなった夫の良之助さんがかつて愛用していたものです。
良之助さんの遺品を手に写真活動を始めた松田さん。
写真仲間のみなさんは、
「あんた一人では写真撮れてない、だんなさんがそばにいて、いっしょに撮ってくれているんだよ。」
とおっしゃっているそうです。
松田さんと写真仲間のみなさん松田さんは昔、良之助さんが撮ってきた写真をいっしょに見ていて、
「これがいいね」と言ったら、
「わしもいいと思った!」と言って笑い合ったりしたそうです。
そのお話を聞いていて、ほのぼのとしてしまいました(*^_^*)。


良之助さんは、知事表彰を受けるほどの腕前を持つアマチュアカメラマンだったそうです。その写真活動をそばで応援していたから、写真に対する目が知らず知らずのうちに養われていたのかもしれませんね。
松田さんは様々な風景の中で、特に「雪」が好きだと言います。

私はてっきり「南国和歌山では雪を見る機会があまりないから」という理由だと思っていたんですが…


松田さんは、
「雪はすべてを覆って、白いきれいな世界にしてくれるから」だそうです。






写真の撮り方を教わる門脇

松田さんは、写真を撮るにあたって、ただきれいな景色を写そうとするのではなく、その中でもターゲットを絞って、被写体をどのようにしたら、より輝いて見えるのか、より魅力的に見えるのかを考えてシャッターを切っているそうです。
松田さん「一枚の写真で相手に何を伝えたいのか」。私はこの言葉に共感を覚えました!


すると松田さんは「私だって最初はがむしゃらに撮っていたし、最近になってやっと感じるようになったとこよ」と笑いました。


これからもいい写真、たくさん撮ってください!松田さん!(^O^)/
ページの上へ
和歌山放送局トップへ