紀の国みてある記「取材日記」

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「見て!遊んで!新エネルギー(御坊市)」 平成19年10月31日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
日高港新エネルギーパーク10月14日(日)、御坊市に「日高港新エネルギーパーク」がオープンしました。新エネルギーとは、太陽の光や熱、風力といったものを利用するクリーンなエネルギーのことで、パークでは、遊びながら新エネルギーについて学ぶことができます。社会見学で訪れた子どもたちが、楽しみながら学ぶ様子などを通して、近い将来、活躍が期待される新エネルギーについてお伝えしました。
新エネルギーの勉強開始 今回のテーマは「新エネルギー」。
言葉で聞くと難しいように思いますが、太陽の光や風力というように、自然を利用して身近なものから作られるエネルギーなんですよ。

取材の日は、上富田町にある2つの小学校の子どもたちが社会見学に訪れていました。子どもたちと一緒に私も、しっかりお勉強してきました!
マイクロ風力発電設備 パークの中で、まず目につくのが、こちら。
「マイクロ風力発電設備」(小型の風力発電)です。


風車というと大きいものを想像していただけに、思わず、
「これで電気が起きるんですか?!」と言ってしまいました。
もちろん、電気は起こせます。



これは、離島や山小屋といった電気の供給がしにくいところや災害時、非常用の電源として活躍するように研究している発電設備です。
ちなみに、ここで作った電気は、夜間に電灯用として利用しているそうです。


ソーラーパネル 次にご紹介するのは、マイクロ風力発電設備とは正反対の大きさがある太陽光発電のソーラーパネルです。


一枚が、畳60〜70畳分もあるパネルが、合計10枚並んでいます。
よく見ると、角度や方向が少しずつ違うんです。太陽の角度や方向に対して、効率良く太陽光エネルギーを摂取できる位置を研究しているそうです。
研究は、まだ始まったばかり。結果が楽しみです。


ソーラーカー そして、子どもたちに一番人気だったのがこちら!


ソーラーカーのゴーカートです。太陽光と電気を使って走ります。
私も乗りました!!子ども用のせいか、若干お尻がきつい・・・?
時速10キロとはいえ、車体が低く体が地面に近いので意外と速く感じました。


ここで学んだことをきっかけに、もしかしたら、将来、新エネルギー開発に携わる子がいるかもしれませんね。

ソーラーカー
市ノ瀬小学校と岡小学校のみんなさん、ありがとうございました。


私も見て、体感して、改めて新エネルギーを学んだ一日でした。
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「形も楽しめるユニーク竹とんぼ(田辺市龍神村)」 平成19年10月24日(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
「竹とんぼ」と聞くと、きっとみなさんは空へブンブン飛ぶT字型のものを想像されますよね。しかし龍神村で竹とんぼ工房を営む小川牧生(おがわ・まきお)さんの作る竹とんぼは、固定された状態でゆらゆら揺れる「やじろべえ型釣り合い玩具」です。小川さんは35年にわたる竹細工の職人。竹の伐採、製材の手法に至るまで、独自の技術を養ってきました。
今年秋には、竹とんぼをもっと身近に感じてもらおうと新しい施設をオープンさせます。小川さん独自の技法、見ているだけで心が安らぐ竹とんぼの魅力をお伝えしました。
ゆれる。ゆれる。 ゆらーり。ゆらーり。ゆれる。ゆれる…。


小川さんの竹とんぼ、見ているといやされます〜。


やじろべえの原理でボディが平行になり、見事なバランスを保っています
竹とんぼ あぁ、やはり、だめでしたね。VTRで体験させていただいた接着作業のことです。
私の作ったとんぼはおしりが下がってしまいました。
「この位置に翼をつけて」
「今指を離して」
接着する場所から指を離すタイミングまで、小川さんの指示通りにやったのに・・・
しかも接着剤で指をくっつけてしまうし・・・
右側:門脇、左側:小川さんの作品

写真の右側が私の作ったもの。
左側が小川さんの作ったもの。


私のものと比べると小川さんのとんぼはバランスが見事ですよね。
竹を削る作業 これは竹を厚さ1ミリに均等になるように削るところです。


出来上がったときのバランスが決まるという重要な作業だそうで、小川さんは削っては触って、膨らみを感じたところを削って・・・という作業を繰り返し行っていました。
竹が均等に削れているかチェック 私も小川さんの作業中に竹が均等に削られているかチェックさせていただきましたが、滑らかさ以外何も感じることができませんでした…。


本当にミリ単位の世界。
「膨らみは一瞬でわかる、指先だけが頼りだ」とおっしゃっていました。
さすが職人さんですね。
飛ぶ竹とんぼ さらにもう一つ、小川さんは「飛ぶ竹とんぼ」の名人でもあります。
色んな形の竹とんぼがありますね。

バーナーでねじったり、翼の幅を広げたりすることによって、風の抵抗を受けやすくしています。こうすることによって軽くなり、遠くへ飛んでいくといいます。いかに風の抵抗をなくして遠くへ飛んでいってくれるか。研究を重ねたそうです。
「飛ぶ竹とんぼ」も奥が深いですね(^o^)/。

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「まもなく醤油サミット(しょう油の町 湯浅町)」 平成19年10月17日(水)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
10月27日(土)、28日(日)にしょう油発祥の地湯浅町で、しょう油作りにかかわる全国の20の市町村が参加して「醤油(しょうゆ)サミット」が開かれます。
日本の食卓には欠かせない調味料、しょう油。
湯浅町ではしょう油文化をもう一度見直し、全国にアピールしていこうという動きが盛んです。湯浅町を多くの人たちに知ってほしいと、しょう油屋さんだけでなく、町の人たちもパレードで町を盛り上げます。
しょう油製造業の現場を訪ね、サミットに向けて盛り上がる湯浅の町をリポートしました。
湯浅町の町並みは、国の伝統的建造物群保存地区に指定されていて、格子や行灯など昔ながらの建築様式を残しています。歩いているとなぜかホッとするんですよね。
リポートでは創業170年のしょう油屋さんを訪ねました。
お店が近くなると、しょう油の甘辛い香りが漂ってきます。木造建築の蔵に歴史を感じました。
しょう油の仕込み蔵 しょう油の仕込みには1年半もかかるそうです。真っ暗で深々とした仕込み蔵。


神秘的な雰囲気・・・壁や天井にはしょう油を作り出す酵母菌がびっしり。この酵母菌がおいしいしょう油を育てるのに欠かせないもので、170年の伝統を守る蔵の宝だそうです。伝統のしょう油は、ゆっくりゆっくり発酵が進んでいました。
カイで空気を入れます。 伝統のしょう油作りでは、発酵を促すためにカイで空気を入れます。
作業を体験させていただきましたが、カイがとっても重くて重労働なんです。
ほんの5分ほど体験しただけでハァハァ息があがってしまいました。


日本の食卓で愛され続けるしょう油はこうして時間をかけて作られるんですね。
しょう油アイスクリーム 一方、リポートでは、新しいしょう油の形も取材しました。


なんと「醤油アイスクリーム」!!
しょう油がデザートになっています。


みなさん、どんな味を想像しますか?
それは甘さの中に少ししょっぱさが残って、さっぱりした味でした。
さらに、湯浅町では、次の世代へのしょう油文化の伝承にも力を入れています。小学生でも自宅でしょう油が作れる「醤油キット」です。
醤油キット
キットの中身は、大豆と小麦にこうじ菌をつけたものと、岩塩です。
岩塩を水に溶かして、混ぜ合わせて1年たつと、手作りしょう油の出来上がり。地元の山田小学校の子どもたちも、キットを使ってしょう油を作っていました。みんな自分たちの作ったしょう油を大事に教室で熟成させています。
おいしいしょう油ができるといいね。
しょう油を作ってます 私もロケで作ったしょう油を今、職場で熟成させています。


作ったときよりドロドロしてきて、いかにもしょう油を作っている感じがしてきました。


来年まで待つのは長いなぁぁ。
できるまで「おいしくなれなれ!!」
毎日お願いをしながら完成を待っています。
パレードの練習風景 最後に湯浅町で企画されている「醤油サミット」についてですが、撮影に訪れたときは、町の人たちが30人ほど参加して、サミット当日に披露するパレードの練習をしていました。


しょう油の醸造過程で歌われた歌に合わせて踊ります。


古くからある歌を守っていこうという町の人の思いが伝わりました。


「醤油サミット」を通じて湯浅の町、そして湯浅の町の歴史とともに歩んできたしょう油を多くの人に知ってほしいですよね。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
「醤油サミット」の成功を応援しています。
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「町のかじ屋は刀鍛冶(有田川町)」 平成19年10月10日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
清田さん和歌山県有田川町に住む刀鍛冶(かたなかじ)清田次郎國悦(きよた・じろうくにえつ)さん。


奈良県で修行をし、8年前和歌山県に移り住みました。閑静なこの町は作業するのに適しているそうで、3〜4ヶ月に1本というペースで刀作りに励んでいます。


一方、町の人からは、農具を直す町のかじ屋さんとして親しまれています。
作ったこともない農具を何とか直しながらも広がる交流の輪。町のかじ屋として頼りにされながら、美術刀の作品作りに取り組む清田さんの挑戦を取材しました。
玉鋼 刀の原料となるのは、玉鋼(たまはがね)という鉄の一種です。


よ〜く見ると青や紫といろいろな色が混ざっていますが、製作の工程で色はなくなるそうです。


刀作りでは、これを1300℃もの高温で熱します。
玉鋼 そして・・・カンカンカンカンカン。
工房内に鉄を打つ力強い音が響きます。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざにもあるように、赤いうちに何度も何度もたたくんです。
たたく度に、火花が散っていました。
熱そう!!
清田さんも、小さなやけどはしょっちゅうだとおっしゃっていました。でも、集中しているので気にならないのだそうです。
焼き入れ そして、清田さんがもっとも気を遣うのが、この作業。


「焼き入れ」と言って、刀の形状に打ち出したものを熱し、水などで急速に冷やす工程です。


これによって刀が強くなるそうで、清田さんの目も真剣でした。
清田さんの最新作 こうした工程を経て完成したのがこちら。 キラッと輝いていて、きれいですね。
心がシンとするというか迫力を感じました。


「まずは、自分自身満足のいく一本を作ることです。そして、美術刀の美しさを、日本はもちろん、海外の人にも伝えていきたいです。」
清田さんは笑顔で語ってくださいました。
ピエール・ナドーさん

さて、日本刀作りに取り組む清田さんには、去年、お弟子さんができました。
カナダ人のピエール・ナドーさんです。


仕事のときは、師匠と弟子。


でも、普段は、パートナーのような感じだそうです。
フランスからの観光客 また、ピエールさんを通じて、交流の輪も広がっているんです。


取材の日は、ピエールさんの友人でフランス人のかじ屋さんが見学に来ていました。


えっ!?フランス語できるかな・・・
でもご心配なく。ピエールさんが丁寧に通訳をしてくださいました。




清田さん、ピエールさんありがとうございました。
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「ニュースポーツで心も体も元気に(和歌山市)」 平成19年10月3日(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
「スポーツの秋」ということで、和歌山で徐々に広まりつつある2つのニュースポーツをご紹介しました。
ニュースポーツのルールを説明しながら、スポーツの秋を満喫する和歌山の皆さんの生き生きとした表情をお伝えしました。
@流行のカーリングにそっくり!「ディスコン」
円盤(=ディスク)を操る(=コントロール)ところから、ディスク・コントロール、略して「ディスコン」と名づけられたスポーツです。
赤と青の2チームに分かれて、1チーム6枚の円盤を投げて床を滑らせ、どちらが目標地点に近いかを競います。「スポーツというより、ゲーム感覚で楽しい」と高齢者の方々も元気に取り組んでいます。
ディスコン


A大きいボールに大はしゃぎ☆「キンボール」キンボール
直径122cm、重さ1kgの巨大ボールを4人1組で構成されたチーム(ピンク、グレー、ブラックに色分けされた3チーム)が コート内でヒット(サーブ)やレシーブを繰り返し、ボールを落とさないようにするスポーツです。指名されたチームがボールを落とすと、それ以外のチームに得点が入ります。子どもと大人が力を合わせて取り組めます。
まず私が訪れたのは、和歌山市立市民体育館。和歌山市が毎年行っているスポーツ教室に伺いました。今年は73人が参加しています。
ディスコンは、このスポーツ教室の種目の一つ。放送ではご紹介できませんでしたが、実はディスコンの隣ではもう一つ、こんなニュースポーツが行われていました。
笑いも飛びます☆「リングテニス」リングテニス
バドミントンのネットの上でフリスビーをするような感覚。テニスのルールを使用し、シングルス(1対1)、ダブルス(2対2)でプレーします。手でリング(輪)を相手のコートへ投げ入れ、床に落ちる前に、リングをキャッチするスポーツです。
私も体験しましたが、最初はなかなか難しかったです。
リングが手には当たるのですが、なかなかうまくつかめないんですよね。
でもさすが誰でも手軽にできるニュースポーツ!すぐに楽しくできるようになりました。
何より皆さんが和気あいあいとスポーツをしている姿を見て、こっちまで楽しくなってしまいました。現場では笑顔が絶えませんでしたよ(*^_^*)


一番多い参加者は、60歳代の女性です。子どもがある程度成長して、老後の健康を考えて、ニュースポーツを始めたという方も。
みなさん、これからもお元気で!


次に訪れたのは、田辺市の上秋津小学校。
ここでは、週に一回、10〜50代の人たちが集まって「キンボール」を楽しんでいます。
それにしても続々と集まってくる人、人、人、人、人!!
みんなキンボールが大好きです。
キンボール
中でも私が一番感動したのは、20歳代の若者が子どもに非常に優しく接していたことでした。
例えばゲームが終わった後、子どもの肩をポンとたたいて「頑張ったな!」と笑顔で話しかけたり、まるで地域のみなさん同士が家族のようでした。


指導員の田畑弘吉(たばた・ひろよし)さんは「特に近ごろ世代間のコミュニケーションが薄れているような気がしますが、ここでは、異なる年代が、笑顔で接している姿を見ると、私もうれしいですし、すごいなと思いますよ」とおっしゃっていました。


ニュースポーツは年齢・性別関係なく、誰でも気軽に楽しめます。
競争だけではないスポーツの世界を、みなさんも実感してみてはいかがでしょうか。
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