紀の国みてある記「取材日記」

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和歌山の旬の情報をお届けします!
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ぐるっと関西おひるまえ



















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「残したい!蚊取り線香のある風景(有田市)」 平成19年7月25日(水)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
和歌山が発祥で夏の必需品、蚊取り線香。
和歌山で蚊取り線香作りが盛んになったのは、かれんで白い花の存在にあります。
かつて有田市は、蚊取り線香の原料となる除虫菊の一大生産地でした。化学原料が使われるようになって、除虫菊の商業栽培は有田市から姿を消しました。
そんな中、除虫菊の咲く懐かしい風景を少しでも復活させようと、ボランティア団体「除虫菊保存会」が市役所脇の畑に除虫菊を栽培し、育てた苗を地元の人に配るなど楽しんでもらっています。
さらに最近では、若い人にも親しみやすい蚊取り線香を目指して、香りを楽しめる「アロマ線香」が開発されています。
蚊取り線香を通して、昔ながらの夏の風景を大切にしたいという地元の思いをお伝えしました。
除虫菊の花 夏になるといろんなところで蚊取り線香を目にします。
多くの人に愛され続ける夏の風物詩が和歌山発祥だなんてうれしいです!



海外から伝わった除虫菊が、明治20年に和歌山県有田市で日本で初めて栽培に成功したそうです。
それから除虫菊栽培は町の一大産業に。


「昔は一面真っ白だったんだ」と除虫菊保存会の会長、久喜正二(きゅうき・しょうじ)さんは懐かしそうに話してくれました。



白くてかわいらしい花が一面に咲いていう風景を想像したら、私もなんだか幸せな気持ちになりました。
除虫菊保存会の皆さん 当時のことを知っているのはもう町のおじいさん、おばあさんだけ。



保存会の方々の活動によって町の花、除虫菊がこれからも町に残っていくといいなと思います。
(写真 除虫菊保存会の皆さん)
蚊取り線香工場 蚊取り線香工場も初めて見学させていただきました。


工場中にいい香りがして、機械の一定のリズムが心地よかったです。


なかなか知ることのできない工場の中、見学できてさらに蚊取り線香に愛着が持てました。
アロマ線香 そして、長く愛されている渦巻き型蚊取り線香には、今風のアイディアが加わっていました。


殺虫効果はそのままで、あじさいやグレープフルーツなど夏らしい香りをつけた「アロマ線香」です。


これまで100年以上の歴史がある渦巻き型蚊取り線香。
さまざまなアイディアが加えられて、これからもずっと多くの人に愛用されていくといいな!!
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「海がはぐくむ夏の味覚〜てんぐさ〜(和歌山市)」 平成19年7月18日(水)放送 レポート:堤真由美 リポート:堤真由美
和歌山県北部にある加太は、「寒天」や「ところてん」の原料となる「てんぐさ」の産地です。
「てんぐさ」は、春先の収穫から7月頃の天日干しまで一連の旬を迎え、この時期海岸沿いで「てんぐさ」を天日干しする光景は、加太地方の夏の風物詩となっています。
昔ながらの「ところてん」や「てんぐさ」を使った地元で評判のデザートとともに、地元で親しまれている「てんぐさ」の魅力をご紹介しました。
てんぐさ いよいよ本格的な夏到来!


暑い時期には、涼味満点の食べものが恋しくなりますよね。



夏の味覚の「ところてん」や「寒天」。
そして、それらの原料となるのが「てんぐさ」です。
収穫したばかりの「てんぐさ」「てんぐさ」は天日干しすると黄色みのあるあめ色になるのですが、いそにあるときは、こんなに鮮やかな赤紫なんです。
ちょっと驚いてしまいました。
(写真:収穫したばかりの「てんぐさ」)


しかし「てんぐさ」は、干しすぎると、独特のいその風味が無くなってしまうので、どの程度干せば一番風味が出せるかの見極めが一番難しいそうです。

コーヒー寒天 リポートでは、「てんぐさ」に魅力を感じ、もっと広めていきたいと活動している方もご紹介。


加太でペンションを経営している、塩路信也(しおじ・しんや)さんです。



加太の「てんぐさ」を広めていきたいという思いから、自称は「寒天伝道師」。


(加太では、「てんぐさ」のことを「寒天」とも呼んでいます。)


様々な味付けの「ところてん」を宿泊客に提供したり、オリジナルレシピのデザートを作ったり、ゆくゆくは勉強会も開きたいと考えているそうです。
上の写真は、塩路さんご自慢のデザート(コーヒー寒天)。


爽やかで口当たりの良い一品でした。


そして、「てんぐさ」を使った食べ物で、やっぱり外せないのが「ところてん」ですよね。
昔ながらの「ところてん」については、地元で「てんぐさ」漁をしている魚住正子(うおずみ・まさこ)さんに作り方を伺いました。
夏になるとよく「ところてん」を作って、近所の方にもおすそ分けするそうです。


〜ところてんの作り方(6人前)〜
(材料)てんぐさ 約30g・酢 約大さじ3・水 約2.5L

ところてんの作り方 @なべに、水と「てんぐさ」を入れ、沸騰したら酢を加える。そして木じゃくしでかきまぜながら約30分弱火で煮立てる。




A煮立ったら、目の細かい金網や布袋などで煮汁をこし、型に入れる。あら熱をとって冷蔵庫で冷やす。
見た目も涼しげなところてん B必要な分量を切り分け「ところてん突き」で突いて出来上がり。


黒みつ、三杯酢など、味はお好みでどうぞ♪
お孫さんと近所の方を招いてのところてんパーティー ちなみに、魚住さんのお宅では、お手製の梅シロップや、なんと、ソーダ水(?!)も人気でした。
お孫さんも「おばあちゃんのが一番おいしい。」とにっこり。



(写真:お孫さんと近所の方を招いてのところてんパーティー)



夏の味覚「ところてん」「寒天」。
加太では、一年を通して食べるそうです。
地元の方にとっては、とっても親しみのある食材なんですね。

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「1ミリの木片が作り出す芸術(橋本市)」 平成19年7月11(水)放送 レポート:門脇瑛子 リポート:門脇瑛子
江戸時代に京都から高野山に伝わったとされる伝統工芸「組子細工(くみこざいく)」。
木片をくぎや接着剤を使うことなく、手作業で組み上げていく技法です。
建具の一部にすぎなかった「組子細工」ですが、橋本市の建具師、池田秀孝(いけだ・ひでたか)さんはその美しさに注目して、組子細工をメインにした作品作りに取り組んでいます。
10年余り前からは、ふるさと和歌山の風景をモチーフに作品を作っています。高野山の杉の木目を生かした独自の技法と池田さんの思いをお伝えしました。
組子細工 組子細工の柄の一つ一つは「爪より小さい!」


とても小さい木片で作り上げるとは聞いていましたが、まさかこんなに小さいとは。
細かさに驚くスタッフスタッフも驚き!


木片の厚みはたったの1ミリ、幅は5〜6ミリ。それを一つ一つ、接着剤を使わず、手で組み合わせていきます。


しかも一つの作品につき、何千個、何万個と木片を使うんです。




近くで見ると、柄が非常にち密に埋まっているのですが、遠くで見るとまるで一枚の絵画のように平面に見えます。
その遠近感を表現する技術は、まさに職人の技です。


風神・雷神池田さんが今手がけている「風神・雷神」は完成までに2、3年かかるとか。



気の遠くなるようなスパンですよね。



しかし池田さんは、
「(組子細工の制作が)好きだから、大丈夫」と笑いました。
池田さん

そして後継者の育成を願いつつ、作品を通して、世の中に何かを訴えたいと思ったときは、かなりの追求心が要求されますね、とも話してくれました。
池田さんご夫妻とぐるっと関西のスタジオにて なんと放送当日(7月11日)、池田さんご夫妻がぐるっと関西おひるまえのスタジオに遊びに来てくださいました。
いつも以上に緊張しました!


池田さんの作品『悠苑(ゆうえん)』です。
右手にそびえ建っているのは根本大塔。
高野山の奥深さが表現されていますね。
地元のお母さんと

(門脇のロケ日記 番外編)
ロケ中に橋本市の丘の上で風景を撮影していたら・・・地元のお母さんと出会いました。
そしてお母さん、とれたてのスモモを下さったんです。
私も和歌山のみなさんに、より一層、とれたての、温かい話題をお届け出来るように努力します(^o^)v

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「木で遊ぼう〜ツリークライミングの魅力〜(岩出市)」 平成19年7月4日(水)放送 レポート:柳真希 リポート:柳真希
今回は岩出市の「根来山げんきの森」で木登りに挑戦!
しかし、ただの木登りではありません。その名も「ツリークライミング」。
専門のインストラクターと行う、れっきとしたアウトドアスポーツです。
今回、木登りを教えてくださったのは青木光男(あおき・みつお)さん。
木登りの全国組織ツリークライミングジャパン公式の『ファシリテーター』という資格を和歌山でただ一人持っている、いわば「木登りの達人」です。
木の性質や、自然に関する知識を身につけ、安全なツリークライミングを子どもたちに教えています。
子どもたちとツリークライミングを学びながら、木登りの持つ意味や自然に親しむことの大事さをリポートしました。
「根来山げんきの森」には元気なお子さん6人が集まってくれました。


子どもたちは最初、20メートルほどの木を見てちょっと不安そうな表情をしていましたが、装備を整えて、準備体操を始めるとニコニコとても楽しそうな顔を見せてくれました。



遊ぶ木の根っこに落ち葉のお布団をかけること、「お願いします」と大きな声で木にお願いをしてから木に登ること、木を傷つけないこと・・・
子どもたち☆森への感謝を忘れない☆



クライミングする前に青木さんが教えてくださった大事なことです。
自然を大切にする心なしには森で遊ぶことはできないのです。


ツリークライミング!!
ロープ1本で体を支えています。
いよいよツリークライミング!結び目も見たことがない結び方でした。
安全に木登りをするために考えられた結び方で、手を離しても落ちたりずれたりしないんです。


体重のかけ方が難しくて調子をつかむまで戸惑いましたが、慣れれば簡単でした。
高さ15メートルまで木登りしたのは初めてでした。
ランチ涼しいし、景色もきれい!
鳥や虫はこんな目線で生活してるんだなあ。


登り終わったらみんなでランチ!
山で採れた竹の子を使って、スタッフの方が作ってくださいました。
心のこもったランチを外でみんなで食べる。格別でした。
トカゲ森ではトカゲも捕まえたんですよ。
かわいい!!



子どもたちと遊んでたくさんの発見や学びがあって、みんなともとても仲よくなりました。



また遊ぼう!みんなありがとう!




自然に触れて、自然の大切さを学ぶ、友達と仲よくなる、大事なことですよね。心が温まったロケでした。
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