紀伊半島豪雨から10年
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9月6日(月)

リポート「亡き家族を胸に ふるさとに尽くす」

紀伊半島豪雨で母と姉を失った那智勝浦町出身の男性が、今、和歌山県の職員として、 復興した地元の魅力を発信する仕事をしています。今の仕事を選んだ背景には、 豪雨当時、那智勝浦町の町長を務めていた父親の存在がありました。家族を失いながらも災害対応の陣頭指揮にあたった父。 家族の姿を胸にふるさとに貢献する男性の思いを伝えます。

9月7日(火)

リポート「土砂災害を防げ 25歳林業ベンチャーの挑戦」

植林を通じて山を強くし、土砂災害を防止しようと取り組む林業ベンチャーが田辺市にあります。経営者は那智勝浦町出身の25歳の女性。 高校生の時に紀伊半島豪雨を経験し、それが会社を立ち上げるきっかけになりました。アイデアと行動力で災害に強い地域づくりを目指す女性の挑戦を追いました。


わかやま見つけ隊「お寺がつくる“避難キャンプ場”」

紀伊半島豪雨の際、多くの住民が避難した那智勝浦町の大泰寺。ことし新たに、寺の敷地内に、 避難所として利用できるキャンプ場を整備しました。車で避難できるこのキャンプ場。 寺では、新型コロナウイルスの感染が広がる中、「密」にならない避難所として住民に利用を呼び掛けています。 住民の避難を助ける地域の取り組みを取材しました。

9月8日(水)

リポート「”避難の大切さ”紙芝居で伝える」


ギュギュっと元気「豪雨災害 避難の注意点」

台風や大雨などの際、自らの命を守るうえで重要なのが、いち早い避難行動です。 ただ、気温が高い時期に体育館などに多くの人が避難する場合は、体調管理に十分な注意が必要です。 避難した際の具体的な注意点や、日ごろから準備しておくべきことなどについて、日赤和歌山医療センター災害医療救急センターの医師に伺います。


9月9日(木)

守る「住民に寄り添い続ける“ガス屋さん”」

紀伊半島豪雨では、多くの住宅が被害を受け、生活再建も課題となりました。 この時、自ら被災しながらも、住民のもとに駆け付け、ガスや水道の修理を行った男性が新宮市熊野川町にいます。 豪雨のあと、多くの住民が去り、過疎化が進むこの地域で、今も身近な“ガス屋さん”として住民の暮らしを支え続けようとする男性の姿を追いました。

9月10(金)

リポート「砂防ダムの点検をドローンで」

土砂災害から住宅などを守るための砂防ダム。 山間部などにおよそ1100もの砂防ダムがある和歌山県では、その管理が課題となっています。 そこで今、期待されているのがドローン。離着陸や障害物の回避まですべて自動で行うことで、
多くの人手や時間をかけない効率的な点検につなげます。防災設備の機能をいかに保っていくか。その最前線を伝えます。


リポート「写真で伝える“流された村”」

大規模な土砂崩れが起き、住民全員が別の場所に移り住んだ田辺市の奥番地区。この地区の写真を、住民との交流を深めながら撮り続けている1人の写真家がいます。 豪雨から10年となることし、その写真を集めた展示会が9月12日まで開かれています。“流された村”の姿は何を語るのか。写真家の思いに迫ります。

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