


「一風」
北 順夫さん
【先生のコメント】
スローシャッターで、風鈴の動感をうまく表現できています。
涼しげな音色が聞こえてきそうですね。
シンプルな黒の背景で風鈴が際立ち効果的。
画面に無駄がない。
普通は短冊の端まで入れがちですが、
縦位置で切り取った画角が潔いと思いました。

【先生のコメント】
ハスとスズメの取り合わせ!意外性がありますね。
今にも飛び出しそうな緊張感は、スズメの目線が外向きだから。
構図もよく、花と鳥の位置が絶妙です。
【先生のコメント】
珍しいものを見つけましたね!
さび具合が芸術的。
ツタの絡み具合がリアルです。
なんとなく心惹かれる1枚でした。
【先生のコメント】
一見、窓越しに撮影したのかと思ったら
実はガラスに写った光景(映り込み)なんです!
あまりに鮮明なので錯覚しました。
壁と地面を入れて、ワイドに見せたところがいいと思います。
【先生のコメント】
灯籠をフレームにした着眼点がいい。
この景色が好きで毎月撮影しているとのこと。
同じ構図で四季を並べたら素敵な作品になると直感しました。楽しみにしています。

写真家 照井四郎さん
1948年秋田県横手市生まれ。横手工業高卒業後、東京でアルバイトをしながら全国を放浪。70年に有田市へ移住。
写真店を営むかたわら、82年に国際写真サロン初入選。長崎県の日本最古の「高島炭鉱」を追い続けた「地底の炎は消えた」、紀の川や有田川をとらえた「紀の国の川」などドキュメンタリー写真を出版。現在は、熊野地方を中心に写真を撮り続けている。
2004年11月には有田市文化奨励賞を受賞。日本写真家協会会員、写真集団「無限」代表。