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年間ベストフォト賞

「火渡り」

青木 義雄さん

(撮影地:紀の川市)

【先生のコメント】
やはり人間味のある写真は心に響きますね。
今後も楽しみにしています。

来年度もたくさんのご応募お待ちしております。

次回放送日

4月24日(水)

4月のテーマ

「春・スタート」

4月16日(火)締切

2024年 3月のテーマ 『春近し』

「湯浅のシロウオ漁」

森 廉始さん

(撮影地:湯浅町)

【先生のコメント】
春らしい色あいです。
網と水面がカラフルな虹色のようで目をひきます。
いよいよ春!という感じがしました。

入選作品

ベストフォト賞と共に放送された写真を入選作品として紹介しています。

「潤野の鏡桜」

坂田 知美さん
(撮影地:古座川町)

【先生のコメント】
ひとめに触れず、健気に咲くさくら。
池に映り込むことで、丸い形になり心がなごみます。
野趣あふれる、静寂のなかの美を感じました。

「春風」

武西 邦夫さん
(撮影地:紀の川市)

【先生のコメント】
カラフルな春色ですね!
地面に映る、パラグライダーの黒い影がいいアクセント。
リズム感があります。
背景に見える山間の風情が地域を感じられて効果的です。

「春近し」

青木 純二さん
(撮影地:紀の川市)

【先生のコメント】
枯れ葉を押し上げて生えるその姿に野生の力強さを感じます。
クローズアップレンズの効果で前後がぼけてやわらかい雰囲気。
「春うらら」を感じました。

「失敗は成功のもと」

辻󠄀上 嬉代美さん
(撮影地:串本町)

【先生のコメント】
串本町のシンボルから撮っているので地域がわかって効果的。
今回は残念でしたが「真実を撮って後世に残す」これは写真本来の意義。
いつか春が来るでしょう。

2024年 2月のテーマ 『寒中』

「火渡り」

青木 義雄さん

(撮影地:紀の川市)

【先生のコメント】
炎が残るなか、怖がらずに渡る少女の心意気にびっくり。
前屈みに歩く少女に、やさしく添える手、そして燃え上がる炎もばっちりです。
修験者の顔を入れずに撮ったことで、視線が少女に向きその心情がよく伝わりました。

入選作品

ベストフォト賞と共に放送された写真を入選作品として紹介しています。

「寒牡丹」

惣田 慕宜さん
(撮影地:九度山町)

【先生のコメント】
わらで覆われて寒さをしのぎ、しっかり咲く牡丹。
花びらを切り取ったり、わらで隠すことで、下の花が際立っています。
洗練された大胆な構図だと思いました。

「春の便り」

宮下 健太郎さん
(撮影地:湯浅町)

【先生のコメント】
甲子園初出場に沸く、喜びの瞬間。
上からのアングルで表情がよく分かり、寒さのなか熱気が伝わります。
宙に舞う帽子も顔にかからず、撮影のタイミングもばっちりでした。

「昇り竜」

東 壯平さん
(撮影地:かつらぎ町)

【先生のコメント】
想像力が豊か。一瞬のチャンスですね。
縦で撮ったことで、龍が登っていく様がうまく表現されています。

「望楼の芝焼き」

中道 望さん
(撮影地:串本町)

【先生のコメント】
消火隊がシルエットになった目新しい作品。
左の人物の形も動きがありユニーク!
黒い芝に対して、オレンジの空間を広く取っているので、草原の雄大さが感じられる作品です。

2024年 1月のテーマ 『寒の入り』

「天空の村……」

北浦 良治さん

(撮影地:かつらぎ町)

【先生のコメント】
集落を覆う朝霧が非常に幻想的。
手前に、杉木立。中景に集落の様子。そして、背景に山並みを入れた事で遠近感がよくでています。
研ぎ澄まされたカメラワークが光る一枚です。

入選作品

ベストフォト賞と共に放送された写真を入選作品として紹介しています。

「一斉放水!初出式」

西 憲二さん
(撮影地:新宮市)

【先生のコメント】
新年はじめの一斉放水、そしてその様子を観覧する人々。
地域を守る消防団の方々への感謝の気持ちがあふれてくる一枚です。

「早朝の「どんど焼き」」

森 廉始さん
(撮影地:広川町)

【先生のコメント】
無病息災を願い、燃え盛るどんどの火。
反射して赤くなった顔から火の熱さを感じます。
手前のブルーシートの青さが、いっそう朝の寒さを助長していました。

「仙人風呂かるた大会」

中道 望さん
(撮影地:田辺市)

【先生のコメント】
この寒い時期に、熱気があふれていますね
取った札を掲げ、このはちきれそうな笑顔。
今年も元気に行こう!っとパワーを貰いました。

「暮れの街灯り」

橋本 真澄さん
(撮影地:和歌山市)

【先生のコメント】
オレンジと赤の車の光跡がいいアクセントになっています。
年の暮れのイルミネーションがよく表現されています。さらに、夕暮れギリギリの、空の表情も良いですね!
作者の卓越した技術を感じました。

照井四郎さん

写真家

照井四郎さん

1948年秋田県横手市生まれ。横手工業高卒業後、東京でアルバイトをしながら全国を放浪。70年に有田市へ移住。 写真店を営むかたわら、82年に国際写真サロン初入選。長崎県の日本最古の「高島炭鉱」を追い続けた「地底の炎は消えた」、紀の川や有田川をとらえた「紀の国の川」などドキュメンタリー写真を出版。現在は、熊野地方を中心に写真を撮り続けている。
2004年11月には有田市文化奨励賞を受賞。日本写真家協会会員、写真集団「無限」代表。