


「妙技」
橋本 真澄さん
【先生のコメント】
足と顔、すごい柔軟性ですよね…
顔を洗ってるようにも見えます。
とにかく、珍しい姿を捉えたところです。
切り取った画角もいい。
水面の波紋があることで、動きが表現されています。
目の輝きも印象的!
とにかくいい瞬間を捉えました!

【先生のコメント】
さおのしなり具合に緊迫感があります。
白い水しぶきを背景にしたので、竿が際立っています。人物を小さく扱ったことで、岩場のスケール感が強調されました。
【先生のコメント】
体長5センチ程のハラヒロトンボ。
羽に付いた朝つゆ。これが乾くと飛び立ってしまうので朝日の出る前が勝負なんです。
生態写真は根気がいる。努力が伺えますね。
【先生のコメント】
パッと広げた手のひら。
お餅をつかもうとする気迫がみなぎっています。3年ぶりに祭りが戻り、皆さんの心が潤ったのではないでしょうか。
【先生のコメント】
梅雨の時期、湿度の高い日しか光らない。
配置のバランスがよく、リズム感があります。
暗闇の怪しい光に浸るカメラマンの心情が
伺えます。

写真家 照井四郎さん
1948年秋田県横手市生まれ。横手工業高卒業後、東京でアルバイトをしながら全国を放浪。70年に有田市へ移住。
写真店を営むかたわら、82年に国際写真サロン初入選。長崎県の日本最古の「高島炭鉱」を追い続けた「地底の炎は消えた」、紀の川や有田川をとらえた「紀の国の川」などドキュメンタリー写真を出版。現在は、熊野地方を中心に写真を撮り続けている。
2004年11月には有田市文化奨励賞を受賞。日本写真家協会会員、写真集団「無限」代表。