放送内容

Vol.109縁を大切に~島根・出雲地方~

初回放送日 Eテレ 2017年12月10日

仲間たち
長田茂伸さん
エッセイ
縁を大切に

豊かな自然に囲まれた京都・大原で手づくり暮らしを楽しむ、イギリス出身のベニシアさん。この秋は、島根県・出雲地方へ。訪れたのは、イギリスの陶芸家、バーナード・リーチゆかりの窯元。昭和初期、この地を度々訪問した彼は、化粧土を入れたスポイトで模様を描く“スリップウェア”という技法等を伝えた。リーチ直伝の物のひとつ、卵をふんわりと焼き上げる陶器“エッグベーカー”を見せてもらう。ベニシアさん、母国イギリスとの出会いによって生まれた、愛らしい陶器の数々に心をときめかす。ギャラリー兼カフェを営む友人を訪ねる。彼女と共に、出雲大社を参拝。そして、明治から続く藍染めの工房へ。“筒描き”という今では珍しい技法を守る5代目・長田茂伸さん。この地域では、嫁入り道具として藍染めの風呂敷を持たせる風習が残る。真ん中に実家の家紋、隅には吉祥紋様が描かれた美しい風呂敷を拝見。嫁ぐ娘の幸せを願う親心と、職人の思いがこめられていることを知る。

  • 長田茂伸さん

    島根県出雲市にある藍染め工房の4代目。明治20年創業。筒袋に入った糊を生地に絞り出して模様を描き、 天然の藍で何度も染め上げる「筒描藍染」という技法を守り続けている。嫁入り道具として藍染めの風呂敷や布団等を持たせる風習が残るこの地域だが、時代の流れと共にそういった藍染め文化が少しずつ衰退している。そんな中、長田さんの息子で5代目の匡央さんは藍染めのコースター、ストール等、現在の暮らしに合う品々の製作にも力を注いでいる。

  • 縁を大切に

    出雲を旅しながら
    日本語の「縁」について考えました
    生きていると多くの人と出会います

    時には特別なつながりができて
    友達になったり
    人生の伴侶となることも

    互いを成長させる何かを
    互いに与え合っていることに
    気付きます

    人間 ひとりでは
    生きていけないのです

    友人のおかげで
    私たちは成長できるのです

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