放送内容

2017夏~京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし~

初回放送日 Eテレ 2017年8月26日(土)午後4時00分~4時50分

豊かな自然に囲まれた京都・大原で手づくり暮らしを楽しむ、イギリス出身のベニシアさん。日中の暑さが厳しいこの季節は、まだ涼しい朝のうちに庭仕事。ハーブを使った自家製の虫除けが役に立つ。日曜日には近所で開催される朝市へ。手作りのバーニャカウダソースで、地元の新鮮な夏野菜をおいしく頂く。エアコンのない古民家での暮らしに欠かせないものの一つがうちわ。新しいうちわを求めて300年以上続く京うちわの老舗に出かけ、手作業で行われるうちわ作りの様子や、近年注目されている美しい「飾りうちわ」を見せてもらう。
後半は香川県・小豆島へ。木製のおけを使って、昔ながらの方法でしょうゆを作り続ける蔵を訪ねる。また、日本で最初にオリーブの有機栽培を成功させたオリーブ農家との出会いも。木を守るため、オリーブの天敵“オリーブアナアキゾウムシ”を自ら飼育し、生態を観察することから始めたという。

  • 朝一番の庭仕事

    日中の暑さが厳しいこの季節は、まだ涼しい朝のうちに庭仕事。植物たちの状態を見て回り、枯れてしまった花を丁寧に摘みとっていく。草花に囲まれて過ごす、幸せなひと時。

  • 夏野菜のバーニャカウダ

    日曜日には、近所で開催される朝市へ。顔なじみの農家の皆さんから、大原で育った夏野菜を手に入れる。バーニャカウダを作り、新鮮な野菜をおいしくいただく

  • 京うちわ

    エアコンのない築100年の古民家に欠かせない、暮らしに“涼”を取り入れる道具。京都の中心地で創業300年以上続く手づくり“京うちわ”の老舗を訪ねる

  • しょうゆ蔵

    小豆島で代々受け継がれてきたしょうゆ造り。昔ながらの方法を守り、今なお杉桶でしょうゆを仕込む蔵へ。しょうゆを搾る作業も見せてもらう。

  • 手延べそうめん

    しょうゆと並び、古くから受け継がれてきた島の伝統食・手延べそうめん。そうめん作りは元々、農閑期の副業として始まった。早朝5時から仕込み作業が始まる。

  • オーガニックのオリーブ

    日本で初めてオリーブの有機栽培に成功した農家・山田典章さんを訪ねる。木を守るため、オリーブの天敵“オリーブアナアキゾウムシ”の生態を調べることから始めたという。

Venetia’s Friends
  • 饗庭智之さん

    京都の中心地で創業300年以上続く老舗の京うちわ店の十代目。幼い頃から父の下で働く職人たちと共に時間を過ごし、店を継ぐことが当たり前という環境で育った。時代と共にうちわの需要が減る中、「目で涼をとる」というコンセプトで、美しく並べられた竹の骨が露わになった“飾りうちわ”の製作などにも力を入れている。時代に合ったものを生み出すことで伝統を受け継いでいこうと考えている。

  • 山田典章さん

    大学卒業後、東京でサラリーマンとして働く。40代になり、妻・いづみさんの郷里である小豆島へ移住。それまで誰も成功したことがなかった「オリーブの有機栽培」に挑戦。オリーブの天敵“オリーブアナアキゾウムシ”を飼育し、あまり知られていなかったその生態を調べるなど、さまざまな試行錯誤を重ね、農薬を使わずにオリーブの木を守る方法を編み出した。山田さんの農園は国内で初めてオリーブの有機JASに認定された。

Venetia’s Essay
  • 大原の夏

    夏の大原は安らぎで満ちています

    寝転がっていると 比叡山から吹き降ろす
    爽やかな風が涼しさを運んできます

    なんて静かなのでしょう
    太陽の日ざしが庭にそっと降り注ぎます

    ブルーとホワイトの庭を歩き
    花の中でほほえむマリア像に目を留めます
    なんと穏やかな顔なのでしょう

    ブルーとホワイトは平和を表しています
    誰もが心の平穏を望んでいます

    真の平和は地球で生きるひとりひとりの
    心の中にあるのではないでしょうか

    私たちにできることは一歩ずつ美しい人生を歩み
    心の声に耳を傾けることだと思います

  • うちわ職人

    人間は子供のころから自分の手でなにか
    きれいなものを作ろうとします

    そういったものが
    日常生活に安らぎをもたらしてくれます

    例えば冬には暖をとるために火をたきます

    夏 日本では酷暑をしのぐため
    きれいなうちわを作り 過ごしてきました

    昔からの美しい伝統が
    私を喜びで満たしてくれます

  • 小豆島

    この島を再訪し
    子供時代を思い出しました

    小さいころは夏になると
    地中海に出かけていたからです

    小豆島の爽やかな風と温暖な気候が
    地中海に似ているので
    子供のころの幸せな思い出が
    甦(よみがえ)りました

    この島の暮らしは自然と寄り添い
    すべてがゆっくりと穏やかに過ぎていきます

    この島はオリーブの木や新鮮な野菜
    きれいな水と空気に恵まれています

Venetia's Herb Note
  • 大麦

    一年を通じて 私はゆでた大麦をご飯と混ぜたり 蜂蜜と混ぜたりします

    夏には余った大麦で大麦水を作ります

    大麦はカルシウムやカリウムなどミネラルが豊富なので 世界中で健康食とされています

    特に病み上がりのときの食事にぴったりです

    毎日食べるとコレステロール値が下がるといわれています

    大麦水はせきや便秘にも効くことがあります

Venetia’s Resipe
  • 夏野菜のバーニャカウダ

    【材料】
    にんにく 1玉(約50g)
    牛乳 100~150ml
    アンチョビ 50g
    オリーブオイル 100ml
    バルサミコ酢(白) 大さじ1
    生クリーム 50ml
    季節の野菜・パンなど 適量

    【作り方】
    1. 小鍋に皮をむいたにんにくと牛乳を入れ、弱火で約20分煮る。 2. にんにくを取り出しすり鉢に入れ、滑らかになるまですり潰す。 3. 2にアンチョビを入れ、さらに滑らかになるまですり潰す。 4. 3にオリーブオイル・バルサミコ酢・生クリームを少しずつ入れ、混ぜる。 5. 4のソースに季節の野菜・パンなどを付けていただく。

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