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Vol.74 祈りの道
~熊野古道・高野山~

初回放送日 BSプレミアム 2012年3月2日

仲間たち
土生川正道
(はぶかわしょうどう)
ダイアリー
熊野古道
エッセイ
地球への祈り

紀伊山地・熊野地方。自然信仰が強いこの地を以前から訪れてみたいと思っていたベニシアさん。熊野古道の古びた石畳や石の階段、露出した木々の根、時を経ても変わらない神秘的な自然に心を癒やされる。古道の途中、近露(ちかつゆ)集落では、熊野の郷土料理を頂き、果無(はてなし)集落では自然と寄り添った暮らしを送るお婆ちゃんの「自然は厳しくて優しい」という言葉に共感する。高野山の無量光院を訪ね、勤行に参加し、住職と祈りについて語リ合う。

  • 土生川正道
    (はぶかわしょうどう)

    900年以上の歴史を持つ無量光院の31代目住職で、昭和29年より住職を務めている。宗教の枠を越え、キリスト教やイスラム教との交流も積極的に進めている。

  • 熊野古道

    熊野古道の踏み固められた道を
    たどりながら
    悠久の森を感じとっています
    天皇や聖人から普通の人にいたるまでが
    大昔からこの道を歩いてきました
    その昔 休日は人生が心の旅であると
    理解する聖なる日のことでした
    この森では 杉や檜(ひのき)の古木が
    静かにそびえています
    森の中に日ざしがさし込むと
    すべてがきらきらと輝きました
    澄んだ小川のせせらぎは
    地球の内に秘められた
    物語を歌っているかのよう
    神聖なる熊野本宮大社に到着すると
    私は手を合わせ 頭(こうべ)を垂れて 
    しばし黙とうし
    日々の恵みに感謝しました

  • 地球への祈り

    ゆっくりと回る地球の上で
    今日というすばらしい一日に感謝します
    日々 呼吸する空気 飲み水
    そして踏みしめるこの大地を
    授かっているのですから
    外界のすべては移り変わります
    季節も 潮流も 太陽も 月も
    永遠に続く天地の動きも
    すべての人がこの地球を愛し
    大切にしますように
    私たちの暮らしや繁栄や成長に
    必要なものすべてを与えてくれるのが
    地球なのですから