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Vol.19 大地の恵み

初回放送日 BSプレミアム 2009年11月15日

仲間たち
小嶋 義次さん(炭焼き職人)
レシピ
チキンのローズマリーケバブ
ガーデニング日記
炭の庭
エッセイ
瑞穂(みずほ)の国

日毎に秋深まる京都、大原。
お隣の百井へ稲刈りに出かける。カマで稲を刈り、束ねてはさ掛けする日本の伝統的手法を初めて体験するベニシアさん。
鞍馬炭で有名な百井、1度会ってみたいと思っていた炭焼き職人の小嶋義次さんのもとを訪ねる。
小嶋さんは伝統の手法を受け継ぎ、今も炭を作り続けている。
夜は日ごろお世話になっている人たちを家に招いて食事会。
お礼の気持ちを込めて収穫した新米と特製ローズマリーケバブでもてなす。

  • 小嶋 義次さん(炭焼き職人)

    炭焼き職人として70年のキャリアを持ち、16歳から炭を焼き続けている。
    昔は車もなく、山から70キロ以上の木を抱え、里まで運んでいた。
    百井は江戸時代から続く炭焼きの里。
    そこで作られた炭は鞍馬炭といわれ人気ブランドだった。
    しかし今では伝統の鞍馬炭を焼き続けるのは小嶋さんの他に数人しかいない。

  • チキンのローズマリーケバブ

    【材料】
    鶏肉 500g  
    パイナップル 1缶
    ピーマン 3個  
    たまねぎ 3個
    レモン 2個  
    にんにく 3片
    ローズマリー 4枝
    オリーブオイル 大さじ4
    塩 こしょう 適量

    【作り方】
    1、オリーブオイルにけずったレモンの皮とレモン汁を入れる (皮はレモン1個分のみ)。
    2、刻んだにんにくと塩 コショウ ローズマリーを加え一口サイズにした鶏肉をよくなじませる。
    3、4時間つけ込み ローズマリーの枝にさして焼く。

  • 瑞穂の国

    瑞穂の国ではお米が生活の中心です
    わたしもカマで稲刈りのお手伝いをしながら遠い昔のことを思い出していました
    1972年の夏 わたしは四国の小さな村にたどり着きました
    有機農法の大家である福岡正信先生から米について学んだのです
    わたしたちは毎日福岡先生と
    田んぼで作業しました
    山の斜面に広がる
    のどかなみかん畑の中に建つ
    粗末な小屋にわたしは泊まりました
    ひんやりと冷たい小川の水を飲み
    雑草の中で育つ夏野菜を食料としました
    「自然は植物が育つのに
    必要な知識も資源もすべて備えている」
    と先生は教えてくれました
    今こうして多くの若者が農業に従事し
    子どもたちとともに
    昔ながらのやり方で稲を刈り
    干している様子を見たら
    先生は喜んだことでしょう
    刈り取られた稲の束が
    田んぼに並べられ
    脱穀を前に日干しされています
    「太陽のお米だ」
    と小さな子どもがいいました
    わたしはカマをおろして大地に
    「ありがとう」
    とお礼の言葉をささやきました