これまでの放送

Vol.3 春の摘み草

初回放送日 BSプレミアム 2009年4月19日

仲間たち
草木染め職人上田さん
レシピ
ヨモギを使ったレシピ
ガーデニング日記
エッセイ
全ての植物に役割がある

京都・大原に春が訪れると、豊かな自然からの恩恵がもたらされます。
庭に200種類以上のハーブを植えて暮らしに活かしているベニシアさんはこの季節の散歩が大好き。一斉に咲き始めた花々をスケッチしたり、大原に広がる畑の様子を眺めたり・・・。何より楽しみなのがよもぎやのびると言った野草をお土産に摘んで帰ること。地元の野草に詳しい人たちから様々なことを教えてもらいながら、この季節ならではの味を楽しみます。自然からいただいたものは最後まで決して無駄にないことを身上にしているベニシアさんは、よもぎを冷凍したり、干してドライハーブにして、年間を通じて大切に使っています。今回のハーブレシピはよもぎを使ったペースト。
これさえ作っておけば一年中春の香りを楽しむことができます。

  • ヨモギを使ったレシピ

    ヨモギのパウンドケーキ
    【材料】
    牛乳 200ミリリットル
    ヨモギ(生の葉) 40グラム
    小麦粉 250グラム
    ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
    バター 80グラム
    ブラウンシュガー 180グラム
    卵 3個
    【作り方】
    1、にたっぷりの湯を沸かし、よもぎをゆでて水にさらし、よもぎのアクを抜いて軽く絞っておく。
    2、鍋に牛乳を入れて火にかけ、さらによもぎを加え軽く煮た後、ミキサーに入れ、ピューレ状にする。
    3、ボウルにバターとブラウンシュガーを入れ、クリーム状になるまでよく混ぜる。
    4(3)の状態に溶いた卵を混ぜ合わせる。
    5、別のボウルに小麦粉とベーキングパウダーを入れよく混ぜる。
    6、(2)と(4)と(5)を混ぜ合わせる。
    7、26センチのパウンドケーキ型に6を入れ、190℃に温めておいたオーブンで約45分間焼く。

    保存用ヨモギのピューレ
    【材料】
    ヨモギの若葉

    【作り方】
    1、鍋に湯を沸かし ヨモギを手早くゆでる。
    2、軽く水を切ってミキサーにかける。      
    3、容器に移し冷凍庫で保存する。
    ※お好みのお菓子や料理などに使えます。

    入浴用ハーブ
    【材料】
    ヨモギ 100グラム
    ドクダミ 100グラム
    レモンユーカリ 100グラム
    ゲンノショウコ 50グラム
    【作り方】
    1、乾燥させたハーブを洗濯ネットに入れる。
    2、お湯に10分程浸すときれいな緑色になります。

  • 全ての植物に役割がある

    大原に来て 昔から伝わる日本の薬草のことをお年寄りや先輩からいろいろ教わりました。

    大原の仲間の中には藍(あい)や柿渋 茜(あかね)を使って染色をしている人もいます。

    草木染めの衣服は ただ色を楽しむだけでなく着る人を守る力があると考えられてきました。

    夏 わたしは藍(あい)染めのモンペを愛用しています。

    虫をよせつけない力があるからです。

    人間にさまざまな才能があるように植物にもそれぞれ特別な能力があります。

    日本のハーブも出番を待っています。

    忙しすぎて その存在を忘れていませんか。

    今度 散歩をするときには 道ばたの野草を見つけてみてください。

  • 桜前線もようやく大原までやってきてつぼみが一つ また一つ ほころびます。

    毎朝わたしは 目覚めるとすぐカーテンを開け向かいの田んぼに遅霜が降りていないか調べます。

    一階に下りて温度計を見ると5度しかありません。

    鉢植えを土におろしたり ハーブの種をまくのはもう少し待った方がよさそうです。

    ガーデナーには我慢が必要です。

    “待てば海路の日和あり”