コロナ禍で人気!ツリークライミング
関東甲信・東北地方の梅雨明けが発表されました。
これからどんどん気温が上がって、暑さが厳しい日々になりますね。
みなさん、熱中症にはくれぐれもお気をつけください!
さあ、これから夏本番。涼しい森で楽しむアウトドアスポーツはいかがでしょう!(^O^)
7月10日「おはよう日本」の中継では、矢板市にある「山の駅たかはら」敷地内の森から、ツリークライミングの魅力をお伝えしました。
ツリークライミングは、専用のロープを使った安全な木登りです。もともとは、樹木の専門家が木を傷つけずに高い枝に登るために考案した技術で、その安全性が確立されてきました。
「立てる人なら誰でもできる」といわれていて、子どもからお年寄りまで楽しむことができます。アウトドア人気の高まりや、密を避けて楽しめることなどから、いま注目されているそうです!中継した矢板市のほか、全国各地で体験会が開かれているんですよ。
木の上でスヤスヤ・・・画像を回転させたわけではありません!枝や葉がすぐ近くに見えたりと、普段は見られない新鮮な眺めを楽しめるのも魅力なんです。
地域でツリークライミングを指導していらっしゃる白石盛人さんです。普段は矢板市で林業のお仕事をされています。ツリークライミング歴16年という白石さん。ツリークライミングを通して、林業や木に親しみを持ってもらいたいという思いで活動しています。
さっそく、登り方を教えていただきました!木に専用のロープをひっかけた状態からスタートです。
大切なのが、この結び目の部分。「ブレイクス・ヒッチ」と呼ばれるもので、上にはスライドできるのですが、体重をかけても下には落ちないようになっています。
そして、「フットループ」と呼ばれる輪(青いロープ)に足をかけて、しっかり踏み込むことで体が持ち上がります。結び目を上にスライドさせて足で踏みこむ、この動作を繰り返すことで、尺取虫のような動きで登っていきます!
私も体験させていただきました!
運動は極めて不得意なわたくし…最初は、足で踏み込む際に前方にけり出してしまい、ひっくり返ってしまいました。お腹と背中にも余計な力が入ってしまいガチガチです…(筋肉痛になりました)
だんだんコツをつかんで、しっかり下に向かって踏み込むと、体が持ち上がる感覚が!うまく登れたときほど、脚で踏む以外の余分な力は入っていなかったように思います。立てる人ならできる、幅広い世代が楽しめるという理由がわかりました。
登るうちに実感したのは、木がしっかりと支えてくれているという安心感です!木と一体になったような感覚を味わうことができました。
白石さんとインストラクターの田中豊さん、中継を担当した高瀬智基ディレクターと、思い思いの「木のポーズ」で1枚!
全身で木と親しむツリークライミング、気になった方はぜひ体験してみてくださいね!