「おさんぽ!みえ」大台町のえごま
こんにちは♪ キャスターの高橋美帆です。
11月17日(水)放送の「おさんぽ!みえ」では、
大台町で「えごま」を作られている方々を訪ねました。
大台町が県内一の生産量を誇るえごまは、シソ科の植物。
実は古くから食用とされたほか、油をとるためにも広く栽培されました。
大台町ではJA多気郡の女性部が中心となって栽培を始め、
4年前に奥伊勢えごま倶楽部(くらぶ)を立ち上げました。
こちらは会長を務める、鈴木惠子さん。
刈り取ったえごまは、それぞれの農家が脱穀して
土や石をふるい落とし、風通しの良い場所で干します。
その後、JAの営農センターへ運び、倶楽部のメンバーが共同で作業。
小さいごみも徹底的に取り除き、しっかり乾燥させてから油を搾ります。
抽出された油も厳しくチェック。
酸化が進んでいると風味が落ちるため、数値を測り良いものだけを出荷します。
搾りたての油はそのまま飲めるということで
試飲させていただきました。
シソのような香りがして、サラサラした
口当たりでした。
倶楽部では、油のほかにも、えごまの実や葉を使った
お茶なども販売しています。
さらに、えごまのおいしさを知ってもらおうと料理も考案しています。
その中心は、倶楽部発足当初からのメンバー、吉田みやこさん。
えごま油や実、葉を使った料理を約60種類も作ったそうです。
奥伊勢えごま倶楽部のみなさんは、力を合わせて
質の高いえごまを食卓に届けています。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!