この春、伊勢で菓子めぐり!【中村信博】
4月26日(水)のひるブラは、伊勢市にある県営サンアリーナから、
4年に1度のお菓子の祭典「お伊勢さん菓子博2017」をご紹介しました。

会場では、数千点にのぼる日本各地のお菓子を展示、販売しているほか、
全国のお菓子の匠が作る鑑賞用の工芸菓子を見て楽しむことができます。

一番の呼び物は、県内の100人を超える菓子職人が1年以上かけて制作した巨大工芸菓子。
歌川広重の浮世絵「伊勢参宮・宮川の渡し」をお菓子の材料で表現しています。

さらに今回の菓子博では、地元の高校生や専門学校生も工芸菓子作りに挑戦。
菓子博史上初めての試みでしたが、プロも驚くほどの精巧な作品が出来上がりました。

この他、会場内の茶屋では、菓子博限定の餅菓子やお抹茶を味わうこともできます。
全国の銘菓を見て、買って、食べて楽しめる菓子博、5月14日(日)までの開催です。

放送終了後に、ゲストの鈴木ちなみさんと三重調理専門学校の皆さんと
投稿者:中村信博 | 投稿時間:19:07 | 中村信博 |
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国際サーキットでレーサー気分!【中村信博】
4月25日(火)のひるブラは、鈴鹿市にある国際的なサーキットから、
レースの舞台裏をめぐるバックヤードツアーをご紹介しました。

報道陣が情報を発信するメディアセンターや、
レースを指揮管理するコントロールルームを見学できるほか、
表彰台にのぼったり、F1マシンに乗り込んだりして、記念撮影もできます。
中でも人気なのが、本物のコースを走行できるゴーカート。
小学5年生から1人で運転でき、本格的なギアチェンジもあって大人も楽しめます。
私も体験しましたが、気分爽快。レースの雰囲気を思う存分、満喫できました。

この他にも、子どもから大人まで楽しめるアトラクションがたくさん。
大型連休、ご家族で遊びに出掛けてはいかがでしょうか?

放送終了後に、ゲストの照英さんとサーキットの皆さんと
投稿者:中村信博 | 投稿時間:18:54 | 中村信博 |
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【みえDE川柳】 お題:あまい
入り口はたっぷりの蜜蟻地獄/チェリーブロッサムさん
甘い話には必ず落とし穴があるということを知っていなければならない。でも、入り口にたっぷりの蜜を盛られると凡人は大喜びで近寄り頂いてしまう。この甘い「入口」の誘惑に負けて身を破滅させてしまう(蟻地獄)のである。昨今の詐欺事件や政界にも通じる恐い話である。リズムが少し気になるが、「入口」「たっぷり」「蟻地獄」の構成力を評価した。
ウエストがゴムの甘さに慣らされる/久実さん
まったく言い得ている。中七から下五への作りが上手(うま)い。中年を過ぎる頃からの体型には、ウエストがゴムの衣類が有難いのだが、油断していると伸びるゴムに合わせて自分のウエストが自由に伸びてしまうのである。気がついた時にはメタボ体型……という怖いことになる。いやいやゴムの所為(せい)にしてはいけない、自分の気の緩みに注意しよう。
干し葡萄ほどの甘さで年金日/福村まことさん
老人破産が言われるほど厳しい年金生活の現実。支給される年金の額を「干し葡萄ほどの甘さ」という表現で突いているのが妙。「年金日」を頼りにささやかに暮らす庶民(老人)を裏切らない温かい国政を願うばかりである。
<入選>
角砂糖5個詰め込んでプロポーズ/汐海岬さん
腐らせて甘み引き出すタイミング/ゆきちさん
美人の湯美人になると思ってた/あけみちゃんさん
考えの甘い男を塩で揉む/やんちゃんさん
それぞれの甘さで癒やす伊勢の餅/アラレさん
うっかりと食べてしまった甘いわな/よっちゃんさん
履歴書にピントの甘い写真貼る/ゆずきちゃんさん
追い詰めて逃走許すへぼ将棋/蕎麦酔人さん
甘えるという幸せが待つ米寿/E子さん
うちの子はどうしてこんなに可愛いの/かぐや姫さん
宮村典子先生
「甘い」は作り易(やす)い分、同想句が多かったですね。入選句には、甘さを甘さと詠んで成功した句、捻った甘さが利いている句をいただきました。選にあたっては、まず発想のユニークさ、発想が同じ場合は表現方法を気にしています。当たり前のことをどんな言葉で表現するか……というところですね。自分の思いにピッタリの言葉探しも作句の楽しみだと思います。
投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |
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